神奈川県鎌倉市で鉄管配管の水漏れを対応しました。
鎌倉市の店舗で、壁から出ている鉄管が腐食し、水漏れしていました。
腐食した鉄管を壁の近くでサンダーで切断し、鉄管にLAジョイントを接続し、フレキ管で補修しました。
補修後、水道メーターを開けて通水し、漏水が無いことを確認した後、フレキ管の上に保温材を被せてキャンパステープを巻いて漏水修理完了です。
【鉄管の補修について】
鉄管はネジ接合なのでネジが外せるなら、ネジにバルブソケットや水栓ソケットを付けて補修出来ますが、ネジが壁の中や、手がはいっていかない位置にある場合はネジで外せないので、そのような場合は鉄管途中で切断し、LAジョイントを付けて補修します。
鉄管はサンダーやれ金属用の刃を付けたレシプロソーを使えば切断することが出来ます。
【給水配管の引きなおしについて】
ただし、何十年も経っている鉄管は全体的に錆びているので、そのような場合は一部補修では無く、水道メーターから新たに各蛇口まで給水配管を引き直した方が良いです。
水道メーターにHIVP(耐衝撃性塩ビ管)のメーターソケットを付けて、配管を引いていきます。
地面が土の場合は埋設配管をし、コンクリートの場合は壁に這わせます。
壁に這わせる場合はバンドを使って固定します。
また、保温材を被せてキャンパステープを巻いて、保温作業も行います。
水を使う蛇口の付近で壁にホルソーで穴を開けて、壁に座付き水栓ソケットを固定します。
そして、座付き水栓ソケットに蛇口を接続します。
家の中で床下がある場合は、床下に架橋ポリ管を配管することも可能です。
配管ルートの選定は現場を見て確認する必要があります。
鉄管、塩ビ管、銅管、架橋ポリ管などの補修、引き直しも対応可能です。
現場を見て対応方法をご提案致します。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「保温材とキャンバステープ」ってなに?
・保温材とは、屋外に給水管を配管する場合、凍結や直射日光による配管の劣化などを防ぐ為に施される、被覆です。電化製品を買うと衝撃を防ぐ為に周りに置かれていたり、巻かれていたり、包まれていたりする発泡スチロールに似た素材で出来ています。
・キャンバステープとは、保温材に巻く、包帯のような形をしているテープ(粘着性はある・なしがある)です。キャンバステープを巻くことで、保温材の劣化を遅らせることも出来ますし、化粧を施すことにもなるので、見た目が良くなります。
最近は、「ワンタッチ・ポリエチレンフォーム」という保温材とキャンバステープが一体となっているような、その名の通り”ワンタッチ”で被覆が出来る素材も出来ていますが、曲がりなど細かい部分には向いていないので、TPOで使い分けています。
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豆知識「保温材へのキャンバステープの巻き方」って?
保温材は、基本的に「発泡ポリエチレン(発泡スチロールと似ている)」で出来ている、パイプのサイズに合った丸い筒状のものを使用しています。
まず、保温材を屋外配管(継ぎ手を含む)に巻き、そこへ、テーピングテープのような形に巻いてあるキャンバステープを使い巻きます。
巻き方は、半分ずつ重ねるように、斜めにグルグルと巻くだけです。
継ぎ手の部分は、保温材が出ないように気を付けて、念入りに巻きます。
気を付けたいのが、上から水が流れてきた時、継ぎ目から水が入らないように、下から上へ巻くことと、継ぎ手などの細かい部分は、下部から上部へ重ねていくことです。
キャンバステープについてはコチラもご参考に。「ベストなパーツHP」
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豆知識「配管を目立たせないために」
外部の給水配管は、凍結防止のためなどで保温材をテープで巻いて固定する場合が多いです。寒冷地などでは、冬場は氷点下になる事が多いので、凍結防止のため必ず保温材を巻きます。
しかし、凍結防止のためだけではなく、見た目も配管がそのまま見えるより、きれいに見えることもあり、お客様によっては保温材で化粧する事を希望される方もいらっしゃいます。
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豆知識「火災保険で水ぬれは補償される?」ってなに?
火災保険と水ぬれなんて関係あるのか疑問に感じる方もいらっしゃるはずです。
しかし、火災保険の契約内容によっては火事の際の放水が原因となる水濡れはもちろんのこと、火事とは無関係の水道管トラブルによる水ぬれも補償となる場合があります。
例えば、水道管が破裂して家の中が水浸しになってしまいパソコンやテレビが壊れてしまったというケースや、マンションに居住していて、水漏れが原因で壁や備え付けの家具の交換が必要になった。などと言うケースが該当します。
意外とこの補償については理解している方が少なく、せっかく火災保険をかけているのに請求していないという方もいます。(もちろん火災保険の内容で異なりますが)
ですから、該当する補償内容があるという方で水道トラブルにあってしまった方は、ぜひ火災保険をご利用してみてはいかがでしょうか?
しかし、ここで注意すべきポイントがあります。
火災保険において水ぬれによる補償が利くのは「濡れたもの」のみになります。
つまり被害を「受けた」物に限られるというわけです。
ですから、例え水道管の破裂によりテレビが壊れたとしても、補償されるのはテレビ「のみ」でありもともとの原因である水道管の修理は補償適応外であるという点は注意が必要です。(参考:ダイヤモンド不動産研究所)
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豆知識「LAジョイント」ってなに?
鉄管にねじを切らず、配管されたままの状態で、塩ビ配管やその他の種類の管に接続できる、修理に便利なソケットです。
この際に注意する点として、LAジョイントはパッキンをナットで締めるので、鉄管表面が平滑で無ければ水漏れするのでしっかりバリを取って必要があればヤスリ掛けします。
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【給水配管の全引き直しお見積り項目】
・水道メーターから住宅までの埋設配管工事
水道メーターから配管を引き直す場合、既存で引いている配管はそのまま(埋め殺す)で新規の配管するか、既存配管を撤去して新規の配管を引きます。
この場合、既存配管を撤去する方が見積もりは高くなります。
・給水、給湯を使用している場所の外壁の穴開け工事
給湯配管は、基本的に給湯器に結びなおせば、そこからの配管はすでに繋がっているので完了です。
しかし、給水配管はトイレや洗面所など、水を使用している場所全てに、新規の配管を引かなければなりません。
また、新築の場合、壁の中を通して配管される給水配管ですが、引き直しの場合、ほとんどが外壁沿いに配管する”露出配管”となりますので、保温をしなければなりません。
・既存の水栓の配管の切り換え工事
既存の配管とつなげてある水栓(蛇口)の配管を新規の物と取り替えます。これを切り換え工事と呼んでいます。
給湯は切り換え工事の対象外となりますが、給湯配管がされている水栓金具は、給水配管も配管されている事が殆どなので、ほぼすべての水場への工事が見込まれます。
現在、給水・給湯とも塩ビ管を使用して配管しています。従来使用していた鉄管よりも、熱に強い・耐久性があるなどの利点があるためです。
※その他、屋内排管では、架橋ポリという材料もあります。
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。
【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。
【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。
【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。
水道局指定工事店です。
◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021
・対応地域
神奈川県全域を対応致します。
【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市
【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町
【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村
【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町
【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町
日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。
現場を見て最適な方法をご提案いたします。
水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問合せ下さい。