トイレやキッチン・お風呂など水回りは常日頃利用する場所であり、長く使っているとそれだけ汚れや劣化が出てきます。
特に経年劣化は日頃の掃除などではどうにもならないもので、そのうち水回りのリフォームをすることになります。
今回はマンションでの水回りリフォームの費用相場や費用を抑える方法をご紹介いたします。
マンションでの水回りリフォームの費用相場
マンションの水回りリフォームは以下の箇所になってきます。
- キッチンのリフォーム
- トイレのリフォーム
- 洗面台のリフォーム
- お風呂のリフォーム
キッチンを始めトイレや洗面台・お風呂といった場所をリフォームすることになります。
ここからは、マンションの水回りリフォームの費用相場を箇所別にご紹介していきます。
キッチンのリフォーム
キッチンのリフォームはグレードによって異なりますが、システムキッチンの交換ならだいたい100万円前後になることが多いです。
メーカーは基本2～3段階のグレードで交換用のキッチンを用意しているので、使い方や予算に合ったものを選ぶのが良いです。
キッチンのリフォームのみ行うなら工期は3～5日ですが、配管工事やレイアウト変更といったことを含む場合は費用・工期共に増えます。
トイレのリフォーム
こちらも交換するトイレのグレードなどによって費用が変化しますが、費用の相場は大体20万～40万円ぐらいになります。
リフォームでウォシュレットに変えたり和式を洋式へと変更や、壁・床の張替えなんかもできます。
便座を交換する程度のものであれば2時間ぐらいで可能となっており、内装リフォームなどを行うなら2日前後の工期になります。
洗面台のリフォーム
既製品に交換するぐらいなら10万～35万円ぐらいですが、最近はオリジナルで造作することもあり、そういった場合は25万円以上が目安となっています。
またここ最近ではタイル張りにしたり鏡・キャビネットの変更といった内装リフォームも含めて行うことがあり、そういった場合は25万～45万円が費用相場になります。
安く済む洗面台交換だけなら2,3日程度ですが、内装リフォームなどを含めて行う場合は1週間ほどかかることが多いです。
お風呂のリフォーム
お風呂のリフォームをする場合基本的にユニットバスへの交換が多く、費用相場は大体80万～110万で在来浴室から交換する場合は＋50万円上限が上がります。
こちらも他の水回りと同じくグレードが存在しており、グレードが高いものほど費用もそれだけかかります。
工期としては4日～6日ぐらいで、在来浴室からユニットバスへの変更は1週間ぐらい、浴槽サイズ変更・位置変更となるともっと工期が長くなります。
マンションでの水回りリフォーム費用を抑える方法
マンションでの水回りリフォーム費用を抑える方法としては以下があります。
- 水回りリフォームが得意分野の業者を利用する
- 補助金・助成金の活用
- セットプランを利用
- メーカー・グレードにこだわりをもたない
水回りリフォームが得意分野の業者を利用したり、補助金・助成金の活用やセットプランを利用するといったものがあります。
下記では上記のマンションでの水回りリフォーム費用を抑える方法に関して、順番にお話させていただきます。
水回りリフォームが得意分野の業者を利用する
水回りリフォームの業者は自分たちのWebサイトを持っていることが多く、そこに施工の実績を掲載していることも少なくないです。
依頼する前に依頼を考えている業者の公式Webサイトから、過去の施工実績などを確認し水回りリフォームが得意かどうか判断可能です。
依頼する前に料金と過去の実績をしっかりと確認し、実績豊富かつ値段も安いところを探すのが良いです。
補助金・助成金の活用
マンションでの水回りリフォームを行う際に利用することができる補助金や助成金といったものが存在しています。
なのでちゃんと調べればリフォームの費用に専用の補助金や助成金といったものをあてて安く抑えることが可能です。
国土交通省が提供している「子育てエコホーム支援事業」といったものが補助金や助成金として活用できるものなので1度調べてみると良いです。
セットプランを利用
リフォーム会社によっては水回りをまとめてリフォーム依頼できるように、水回りリフォームのセットプランを用意しています。
セットプランで水回りのリフォームを一気に行うことにより、費用が抑えられるのと同時に個別で依頼したときより工期も短くできます。
またまとめてリフォームしてもらうことで水回りの統一感も出るようになります。
メーカー・グレードにこだわりをもたない
水回りのリフォームを行う際にやってしまいがちなのが製品を交換する際にメーカーやグレードにこだわりを持ってしまうことです。
そうなると別のメーカー品ならもっと安かったりするものを比較せず高い状態で購入してしまうといったことが出てきます。
相見積もりを行ったりメーカーのショールムで確認してみるなど、こだわりを持たずに調べてみるのがおすすめです。
まとめ
今回はマンションでの水回りリフォーム費用相場や費用を抑える方法をお教え致しました。
水回りのリフォームは洗面台やお風呂の交換などを行う場合、製品のグレードなどによってある程度変化します。
依頼を箇所別で行うのではなく、提供されているセットプランなどを利用することでまとめて安くリフォームすることができるので、用意されているならそちらを利用するのが良いですね。
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神奈川水道コラム～雑談と世間話～
豆知識「水回りのリフォーム時期」ってなに？
水回りのリフォームタイミングは、一般的に10年～20年頃を想定しています。
新築住宅を購入した場合は、15年を過ぎた時期からちょこちょこ不具合が生じてきます。
不具合とは、トイレの水の流れが悪くなったり、蛇口から水が漏れたりすることなどです。
見た目上は目立った傷がなくても、構造部分の腐食や劣化が進んでいることもあります。
たとえば、以下のような不具合が発生したら、水回りのリフォームが必要な時期と言えるでしょう。
キッチンの不具合
●蛇口をしっかり閉めても、ポタポタ水が漏れる
●シンクの排水口がつまって水が流れない事がある
●蛇口やシンク下の収納の中にある排水ホースからの水漏れがある
上記のような不具合は、主に給排水管やゴムパッキン、排水栓本体の劣化が原因となっており、これらの交換が必要でしょう。
浴室の不具合
●シャワーヘッドや蛇口からの水漏れ
●浴槽や洗い場からの排水が流れにくい
●水やお湯が出ない
キッチンと同様に給排水管やゴムパッキンの劣化が原因で上記のような不具合が起こります。
ただし、お湯に関してはサーモスタット機能の不具合が原因の場合もあります。
ゴミや髪の毛のつまりが原因で排水が悪くなっている可能性もあるため、確認してからリフォームが必要かどうかの判断をしましょう。
洗面所やトイレの不具合
●洗面台の蛇口からの水が出にくい・流れにくい
●トイレがつまって流れない
●いつも水が流れていて止まらない
●便器内部やウォシュレットからの水漏れ
上記のトラブルは、蛇口の吐水口の部品やゴムパッキン、タンク内部部品の劣化によるものが原因の一つとして考えられます。
トイレのつまりに関しては、大量のトイレットペーパーを一度に流そうとしてつまることも多いです。
これら水回りのトラブルが複数回起きた際は、日常生活に支障をきたすため早めに専門業者に相談し、リフォームを含めて検討したほうが良いでしょう。
（引用：大東建託リーシング）
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