何も知識がないと悪徳な業者の言っていることが正しいと思ってしまい、最終的に騙されて高額な料金を払わされてしまうことまであります。
今回の記事では悪徳な水道業者の特徴や契約をしてしまった際の対処方法などについて、より詳細にお話していきます。
悪徳な水道業者の特徴
悪徳な水道業者の特徴としては以下があげられます。
- お金のかかる広告を出している
- 担当の態度が悪すぎる
- 名刺などを出さない
- 見積内容への質問に答えない
- 見積書自体を作らない
- 飛び込みでの営業をしてくる
- Webサイトにちゃんとした所在地・法人名が見当たらない
- 比較すると他社よりも明らかに安いまたは高い
お金のかかる広告を出していることを始め担当の態度の悪さや名刺を出さない・見積内容への質問に答えないといったものがあります。
以下では上記の悪徳な水道業者の特徴に関して、上から順番に細かくお話していきます。
お金のかかる広告を出している
テレビCMやネット広告など様々な方法で広告を打つことができるのですが、一番特徴的なのは「マグネット広告」を出していることですね。
よくあるテレビCMやネット広告は費用対効果が見込めるため必然的に高いのですが、「マグネット広告」はお金がかかる割には効果が薄いです。
そんなマグネット広告を頻繁に行ってくる業者ほど、悪徳な水道業者である可能性が高いです。
担当の態度が悪すぎる
ちゃんとした業者であればどの社員さんでもきちんと教育がされており、わかりやすい・丁寧な説明をしてくれます。
これが悪徳な水道業者だとやたらと態度が悪いことに加えて、見た目からもあまり清潔感を感じないといったことが多いです。
水道業者と一度契約をする前に見積もり依頼を行い、内容などを確認しながら担当の対応も伺ってみるのがおすすめです。
名刺などを出さない
ビジネスマナーとして客先を訪問する場合、自身の身分がわかるような名刺や社員証といったものを出すのが基本です。
悪党な水道業者はビジネスマナーがわかっていなかったり身分を隠したがることが多いため、名刺や社員証といったものを出さないことのほうが多いです。
名刺や社員証といったものを見せてくれと一度言ってみて、嫌がるようなら悪徳な水道業者だと疑ったほうが良いです。
見積内容への質問に答えない
水道関係の業者へ見積もり依頼を行い作ってもらった見積書を確認してみると、専門的な項目が並んでいてわからないといったことはよくあります。
わからない項目に関して見積書を出した業者へ質問すれば普通は答えてもらえますが、悪徳な場合こういった質問にも一切答えてくれないことが多いです。
答えているように見せかけてわざとそれっぽい用語を混ぜながら早口でごまかしてくるようなことをしてきたりします。
見積書自体を作らない
業者を選ぶ際に重要な指標となってくる見積書は、ちゃんとした業者であれば何の問題もなく契約前に作って出してもらえます。
しかし、いい加減な仕事や最初からやる気がない悪徳な業者だと、契約前に見積書すら出してもらえなかったりします。
適当な理由をつけて見積書を作ることを拒んできたりするようなら、悪徳な水道業者なのではないかと思ったほうが良いですね。
飛び込みでの営業をしてくる
きちんとした水道業者であれば、まず飛び込み営業といった営業を行うようなことは滅多にやらないです。
「水道関係の工事が行われているので今やれば安くなります」などの文言で飛び込み営業してきたら、まず疑ったほうがいいです。
必要もないような水道工事を無理くり行って違法な額を請求してきた挙げ句に、工事後は連絡が取れないといったことが多いですね。
Webサイトにちゃんとした所在地・法人名が見当たらない
優良な水道業者はWebサイトもきちんとした窓口だと考えて、サイト内にちゃんとした所在地や法人名を掲載しています。
あえてWebサイトにサービス名・内容といった情報だけ記載して、所在地・法人名といったものを掲載していないようなところがあります。
悪徳な水道業者は工事後の対応をせずにバックレたりすることが多いため、追跡されないためにもWebサイトに所在地・法人名といったものを載せないといった特徴があります。
比較すると他社よりも明らかに安いまたは高い
ちゃんとした相場があるにも関わらず、それを無視して明らかに高いまたは安い金額で引き受けている業者は注意です。
行っている工事内容に対して、まったく見合っていない高額請求をしてくるのはわかりやすい悪徳業者ですね。
逆にやたらと安すぎる場合も注意で、見積もりで安くして契約をさせた後に何かしらで金額を上乗せして高額にしてくるといった悪徳業者のやり口の1つになっています。
契約してしまった際の対処方法
水道業者に対しての知識を持っておらず、気がついたら悪徳な水道業者と契約をしてしまったといったケースも少なくはないです。
騙されて契約してしまったら泣き寝入りするしかないかというと、実はそうでもないです。
ここからは、悪徳な水道業者に騙され契約をしてしまった場合の対処方法に関して、詳細にお教えいたします。
クーリングオフを使う
契約内容・修理内容にはよりますが、水道業者との契約であってもクーリングオフを利用することができます。
契約した後でも一定の期間内で契約内容が悪徳なものだと判断されれば、クーリングオフで契約の破棄ができます。
対象になるかどうか自己判断が難しいのなら、一度自治体の担当部署に相談し確認してみるのがおすすめです。
消費者センターを使う
工事完了後見積書とは全然違う高額な請求をしてきているのなら、支払うのを止めて一度消費者センターを使ってみるのが良いです。
請求に対して不信があり支払い自体をまだ行っていなければ、消費者センターがちゃんとした対応方法を教えてくれます。
これが支払いを行ってしまっている場合だと取り返すこと自体が難しいので、必ず支払い前に話をしましょう。
まとめ
今回は悪徳な水道業者の特徴や実際に契約をしてしまった際の対処方法に関して、詳しくお話しました。
優良な業者に見せかけてあの手この手で悪徳な業者は消費者を騙し、お金を巻き上げようとしてきます。
しっかりと知識をつけて、悪徳な水道業者に騙されないように防御策を整えておきましょう。
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