2024.07.29ブログ

水道管工事の詳しい内容や費用・注意点などをご紹介

一口に「水道管工事」と言っても工事の内容としては様々なことが行われています。

実際にどういった工事が行われているか気になりますし、費用もどれぐらいなのか知りたいところ。

そこで今回は水道管工事の詳しい内容や費用・注意点に関して記載を行っていきます。

水道工事には管轄がある



水道管工事 内容1

管轄と言っても細かくあるわけではなく、実際には水道局が管轄するところと水道工事店が管轄するところの2種類になります。

水道メーターが管轄の境となっており、メーターより上流だと水道局の管轄となり新築などでの給水管引込工事といったもの以外は公共工事扱いで無料になります。

メーターより下流だと、民間で運営されている水道工事店の管轄となり、お店側が設定している料金での工事となります。

水道工事の詳しい内容について



水道管工事 内容2

水道工事の詳しい内容としては以下のようになっています。


  • 水道管取り出し工事

  • 屋内配管工事

  • 修繕工事

  • 下水道排水工事

  • 浄化槽設置工事



水道管取り出し工事を始め屋内配管工事や修繕工事といった様々な工事が存在しています。

下記では上記の水道工事の詳しい内容について、詳細な情報をお届けいたします。

水道管取り出し工事



新築やリフォーム時給水管の交換を行ったりする際に、道路下などにある水道管から水道メーターまで給水管を配管するのが「水道管取り出し工事」です。

水道管取り出し工事の場所はメーターより上流になるのですが、個人の必要に対して実行する工事なので、費用は依頼者側の負担になります。

管轄も自治体になるため自治体の許可を取らないといけない・施工可能は自治体認定水道工事店になるといった点に注意が必要です。

屋内配管工事



こちらも新築・リフォームの際に行う工事で、敷地内に設置されている水周り設備の蛇口まで行う水道管工事が「屋内配管工事」です。

リフォームによる水周りの位置変更や水周り設備の追加・撤去といったことを行う工事で、指定給水装置工事事業者への依頼が必須です。

自宅内のトイレ・排水管詰まりへ対処するための工事なども、この「屋内配管工事」に含まれることになります。

修繕工事



給水装置の原型を留めることを前提とし、給水管・止水栓・水栓などの給水装置で起こった破損などを部分的に修繕する工事が「修繕工事」です。

自宅内の水周り設備で水が止まらなくなったや水漏れ状態となり、要員が水道管の破損だったりすると修繕工事が必要となります。

こちらの修繕工事も指定給水装置工事事業者のみ実施可能であるため、個人がDIYで修繕を行うのは禁止となっています。

下水道排水工事



水回りの設備は基本的に水の供給を行う上水道と共に汚水を排水するための下水道とも繋がっており、その下水道排水に関する工事が「下水道排水工事」になります。

排水が必要な水回り設備を設置する際に排水管を設置したりする工事となっており、水回り設備の新設・移動・追加といった際には合わせて行われます。

排水管の設置だけでなく敷地内に汚水桝を設置するような工事も「下水道排水工事」になります。

浄化槽設置工事



下水道整備が遅れてしまった地域では浄化槽を導入しているところも多く、その浄化槽を設置する工事が「浄化槽設置工事」になります。

設置されている浄化槽のうち65%ほどがトイレの汚水を単独で処理する単独浄化槽となっており、60年~70年ごろに設置されているため耐用年数が経過しており最近では合併処理浄化槽や下水道への切替が行われています。

単独浄化槽を合併処理浄化槽に交換といった工事を行う際は、自治体への届け出・自治体知事認可業者での施工が必須です。

水道工事の費用・工期について



水道管工事 内容3

戸建の場合水道本管から敷地内までの距離によりますが大体30万円ぐらいからで、そこに自治体に納付する給水申込納付金が大体12万~、分岐管理手数料・設計手数料といったものが1件大体1万5千円ぐらいになります。

また工事の内容別で値段が違っており、水道管取り出し工事だと大体10万・修繕工事だと大体3000円といった感じで異なっています。

集合住宅の場合管理規約でリフォームが可能になっているなら専有部分限定で水道管工事ができ、大体40万円ぐらいからが相場になっています。

工期に関してはケースによって代わりますが給水管の引込工事だと自治体への申込み手続きを行ってから約2週間はかかりますね。

水道管交換や室内配管だと大体1日程度、修繕工事だと大体1時間ぐらいから、下水道掃除だと大体1.5時間ぐらいになります。

水道工事を頼む際の注意点



水道管工事 内容4

水道工事には資格を持っている業者でしか行えない工事が存在している点に注意が必要となります。

給水装置の新設や改造といったものがそれにあたるものとなっており、素人がDIYなどで行った場合水道が停止したり過料が課せられる可能性があります。

また資格なしで給水装置の工事を行うと水道法違反に該当してしまうので、しっかりと調べたうえでどうするか検討する必要があります。

まとめ



水道管工事 内容5

今回は水道工事の詳しい内容を始め費用や注意点などをお話させていただきました。

水道工事内には引き込みや配管といった工事を始め様々なものがあり、工事によって費用・工期が異なっております。

また水道工事によっては資格を持たないものが行うと罪に問われる可能性があるので、何も調べず個人で行ってしまうといったことがないように注意しましょう。


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