「漏水の疑いあり」や「水道使用量が増えている」といった連絡票で教えてくれるので、もし投函されたら自宅で漏水が派生していないか調べる必要があります。
今回はそういった時に自宅で水漏れ箇所を調べる方法と場所別確認方法をお教えいたしましょう。
まずは全体で水漏れしてないかチェック
まず家全体で水漏れが発生していないか、以下の流れでチェックをします。
- 自宅内の蛇口を全て閉める
- メーターボックス内の水道メーターをチェック
- パイロットが回り続けていたら漏水のサイン
水道メーターは自宅内の蛇口を全て閉めると中のパイロットは一切回らない仕組みであるため、全て閉めているにも関わらず回っている場合漏水のサインとなります。
ものすごいゆっくり回っている場合があるので、確認する際は時間をかけてメーターを見ておく必要があります。
場所別確認方法
漏水の確認がとれたら今度は漏水箇所探しとなりますが、漏水が発生しやすい箇所としては以下の4つがあげられます。
- 外水道
- 浴室
- キッチン・洗面所
- トイレ
外水道や浴室にキッチン・洗面所やトイレといった水回りとして定番の箇所がやはり漏水も発生しやすい場所になっています。
ここからは、上記の漏水が発生しやすい箇所での漏水チェック方法について、より詳しい内容を記載していきます。
外水道
外水道で水漏れが発生しやすいのはシャワーホースを付けている散水栓周辺ですね。
蛇口を開けシャワーホースで水を止めていたりすると、シャワー部分・ホースの接続部分といった箇所から水が漏れやすいです。
蛇口をしっかりと閉めて水分を拭き取りその周りから水が漏れていないかチェックし、数分後に蛇口のつなぎ目や根本から水漏れが発生していないかもチェックしましょう。
浴室
浴室はシャワーと水栓の2箇所いずれかで水漏れが発生していることが多いです。
水栓の場合は蛇口をしっかりと閉めて水分を拭き取ってから、吐水口からの水漏れがないかチェックし、数分程度経過してから水栓本体やシャワーホースつなぎ目・水栓根元からの水漏れがないかチェックです。
シャワーの場合はヘッドの水分を拭き取り、穴を上に向けて水がにじみ出てきているようなら水漏れしている証拠となります。
キッチン・洗面所
キッチン・洗面所は蛇口周辺やシンク・洗面台下の給水管や洗濯機ホースのつなぎ目辺りから水漏れが発生しやすいです。
蛇口や洗濯機ホースのつなぎ目を確認する場合は、いずれもしっかりと蛇口を閉めてから水分を拭き取って水漏れチェックし、数分後に本体やつなぎ目から水が漏れてないかチェックです。
給水管の場合は、一度水分を拭き取ってから乾いたタオルを給水管周辺に置いておき、一定時間経過後にタオルが濡れていないかチェックです。
トイレ
トイレは給水管つなぎ目やトイレタンク・温水洗浄便座辺りからの水漏れが多いです。
給水管の場合は前項のキッチン・洗面所と同じく、水分を拭き取ってから周辺にタオルを置いて一定時間経過後にタオルが濡れていないかチェックです。
トイレタンクから便器に向かってチロチロと水が継続的に流れていたり、タンクの中から流水音が継続的に聞こえるなら水漏れの可能性が高いです。
温水洗浄便座を使っているなら、まず電源コードを抜き給水管接続部分や給水管本体・操作パネル下・便器脇の水分を拭き取り、一定時間経過後拭き取った箇所から水漏れしていないかチェックです。
場合によっては水道料金の払い戻し請求が可能
漏水の原因が住居している人が故意に行ったことや過失での発生でなければ、水道料金の払い戻し請求ができます。
連絡票内「工事店記入欄」を修理してもらった工事店に記入後、郵送すれば連絡票が証拠となり払い戻しが決まります。
金額は支払った額の100%ではなく、「通常の使用量と比較し、払い戻しに妥当な金額」である点に注意してください。
まとめ
今回は自宅内で水漏れが発生している際に調べる方法と場所別確認方法をご紹介いたしました。
水漏れが発生しているとまず水道局から連絡票がくるので、本当に水漏れが発生しているかどうかまずはチェックしましょう。
水漏れの発生が確認できたら、発生している可能性がある個所を1つずつチェックしてみるのが良いです。
怪しい個所を特定できたまたは心当たりがあるなら、水道工事店に調査・修理の依頼を行って修理してもらいましょう。
