2023.10.22ブログ

冬になると心配になる、水道管が凍結してしまう原因と対策方法をご紹介いたします

近年地球温暖化によって地方関係なく、日本全体で氷点下を下回ってしまうことも少なくないです。

そうなると水周りで心配になってくるのが水道管の凍結で、設置場所が外だったりすると一定の条件で凍ることもしばしば。

そこで今回は水道管が凍結してしまう原因と水道管凍結の対策方法をご紹介させていただきます。

寒くなって凍結してしまう前にしっかりと対策を行っていきましょう。

 

水道管が凍結してしまう原因


水道管凍結1

水道管が凍結してしまう原因としては以下のようなものがあります。

  • 気温が-4度を下回っている

  • 水道自体を長い期間未使用にしている

  • 一日中氷点下状態だった


気温が-4度を下回ったり、長期に渡って未使用状態や一日中氷点下だと凍結しやすいです。

ここからは、上記の水道管が凍結してしまう原因について、上から順番により詳しい内容をお伝えしていきます。

気温が-4度を下回っている


昔は北海道や新潟など寒い地方でないとありえませんでしたが、近年では西日本方面でも氷点下を下回ることがあります。

特に気温が-4度を下回ってしまうと水道管が凍結しやすくなり、破裂まで起こす場合まであります。

水道管凍結への対応策をとるために、天気予報で気温を逐一チェックしておくことが大切ですね。

水道自体を長い期間未使用にしている


水道管が凍結する原因として温度はかなりの要因ですが、それ以外にも長い期間で未使用だったりすると凍結しやすいです。

特に長期での旅行などして自宅をしばらく空けていた結果、帰ってきたら水道管が凍結なんてことになることもあります。

何かしらで長い期間水道管を使用しない場合、凍結しないように対策を行っておいたほうが良いですね。

一日中氷点下状態だった


真夏日があるように、氷点下を下回る日のことを「真冬日」と呼んでおり、その状態が一日中続くと水道管凍結の恐れがあります。

真冬日も寒い地方では昔からよくある現象でしたが、最近では東京やもっと暖かい地方でも真冬日になることがあります。

そういったことに慣れてない地域だと真冬日が原因で水道管が凍結し、最悪破裂まで引き起こす自体になりかねないです。

 

水道管が凍らないようにするための対策方法


水道管凍結2

水道管が凍らないようにするための対策としては、以下のような3つがあります。

  • 水道管の水抜きをしておく

  • 水道管や水道メーターの水分を拭いて保温する

  • 蛇口から予め少ない量の水を出し続けておく


水道管の水抜きや水道管・水道メーターの水分を拭いて保温などをしておくことで、凍らないように対策ができます。

ここからは、上記の水道管が凍らないようにするための対策に関して、詳細な情報をご提供いたします。

水道管の水抜きをしておく


そもそも水道管の凍結は内部に残っている水が凍って発生することなので、予め水道管の水抜きをしておけば凍結自体起こらないです。

様々なところで利用されている給湯器・ボイラーなどには予め水抜きができるようになっています。

天気予報などで温度をチェックしておき、低気温だった日や翌日低気温にいなる可能性があるなら、水道管から水抜きを行っておきましょう。

水道管や水道メーターの水分を拭いて保温する


水道管や水道メーター・給湯器といったものが雨などで濡れた際、拭かずにそのままにするとそこが気温の低下で凍ってしまい、結果水道管の凍結に繋がります。

雨などで水道管・水道メーター・給湯器などが濡れてしまったら、凍らないように水分を拭いておきましょう。

また保温テープや断熱材・タオルを水道管などに巻き付けたりすることで保温ができるので、寒くて凍りそうな日は保温しておくことも大切です。

蛇口から予め少ない量の水を出続けておく


水を抜いておくことで水道管凍結の対策になりますが、蛇口から予め少ない量の水を出し続けておくことも凍結対策になります。

水道は水を流し続けることである程度の温度を保ち続けることができるため、少量でも流しておけば凍結しにくいです。

ただしこれを一般の家庭でやるとある程度の水道料金がかかってしまうので、出し続ける量をある程度調節する必要があります。

 

実際に凍結してしまったときの対処方法


水道管凍結3

実際に水道管が凍結してしまった場合、以下のような対処方法があります。

  • タオルやお湯で温める

  • ドライヤーやカイロで温める


タオルやお湯を使って暖める方法だけでなく、ドライヤーやカイロといったものでも温めることが可能です。

ここからは、上記の実際に水道管が凍結してしまった際の対処方法について、詳しくお話していきます。

タオルやお湯で温める


お湯といっても熱湯ではなく、50度程度のぬるま湯を用意して水道管に直接かけて温めます。

直接かける以外にもタオルに50度程度のお湯をかけて巻き付けて、じっくりと溶かしていくのもありです。

逆に熱湯などをかけると、急な温度変化によって水道管自体に亀裂や破損が発生して危険なので止めたほうが良いです。

ドライヤーやカイロで温める


場所によってお湯が用意できない代わりに電源があるのなら、ドライヤーの温風を当てて氷を溶かしていくといった方法があります。

お湯も電源も無いような場所ならば、カイロを凍った部分に直当てし溶かしていくといった方法もありますね。

ドライヤーの場合当て続ける必要があるため電気代が上がるのとその場を離れられないといったデメリットがありますが、カイロは時間がかかる以外にデメリットがないです。

 

万が一破裂したら応急処置して業者へ連絡


水道管凍結4

万が一水道が破裂してしまった場合、まずは元栓を閉めてこれ以上水が流れてこないようにします。

水を止めたら破裂し水漏れしている箇所にタオルを巻き付け、タオルから染み出す水を更にバケツで受け止めます。

その後は水道局指定の業者へと連絡をし、業者へ対応してもらえるまでは水を吸いきったタオルを交換して応急処置し続けましょう。

 

まとめ


水道管凍結5

今回は寒い時期に起こりやすい水道管の凍結について、凍結する原因や対策方法・対処方法をお教えしました。

寒い時期かつ氷点下を下回りやすい時期なら、天気予報で逐一温度を確認し凍る前に対策しておきましょう。

もし凍ってしまったらぬるま湯やタオル・ドライヤー・カイロなどでゆっくりと溶かしていき、間違っても急激に溶かしてしまわないでください。

対処に困るようなら、凍った時点で水道関係の業者へ連絡をし、指示通りに対処するのが良いです。


 

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神奈川水道コラム~雑談と世間話~

豆知識「水道管凍結防止用ヒーター」ってなに?




水道管凍結防止用ヒーターとはその名前の通り、寒さにより水道管が凍結することのないように熱を加え続ける装置のことを言います。

寒冷地では多くの住宅に備え付けられているものですし、今ではネットで購入して自分で設置する方も増えてきています。

非常に便利なものなのですが、実はこの水道管凍結防止ヒーターを自分で設置する場合には様々な注意点がございます。

 

より厳しい寒さで水道管凍結を予防する際には「巻き付け施工」をお勧めいたします。

巻き付け施工は、水道管に対してらせん状にヒーターを巻いていく方法で、巻き数やピッチによりさらに凍結対策効果が期待できる施工法として知られています。

水道管凍結防止用ヒーターを自分で設置するうえで、設置しようとしている水道管が地面に埋設されていなかったり壁に埋まっていないことが条件となります。通常、民家では保温材とキャンバステープで給水管が巻かれているので、それを一旦外してからとなります。

これ以外には地面の掘り起こしや壁の解体の作業が必要となってしまいますので、その場合、水道工事専門業者に依頼していただくのが良いでしょう。

施工方法としては、水道管にヒーターを巻いていき更にその上から保温テープで覆って行く方法が一般的ですね。

 

そして、個々で注意していただき点が数点ございます。

外気温を検知する「サーモスタット」が一緒になっているかと思いますが、このサーモスタットをヒーターと重ねて設置してしまうと誤作動や火災の恐れが出てきてしまうので注意してください。

必ずヒーターの当たらない場所に設置してくださいね。

また、保温テープは発泡部を内側にして巻くのが正解です。

保温効果が損なわれてしまいますので、反対に巻いてしまうことのないように注意してください。

ちなみに、サーモスタットの部分は保温テープを切り取るようにすると良いです。

こちらも理由としては誤作動の原因となる可能性があるからです。

その他の注意点としては、ヒーターの重ね巻き・折り返し・巻き込みなども火災・漏電の危険性を高めますので決して行なわないようにしましょう。

今回は水道管凍結防止用ヒーターについてお話させていただきました。(参考:コメリ

ご自分での施工が不安だという方は、ぜひ弊社にご相談いただければと思います!

 

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【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
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階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

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