
個人で行える応急処置に利用できる補修材の種類は、水漏れ専用テープ・パテ・接着剤の3種類ぐらいですね。
今回はパテや水漏れ専用テープなど水漏れへの応急処置に利用できる補修材をご紹介いたします。
補修材ごとに特徴や補修可能な場所・使い方・注意点も合わせてお教えいたします。
水漏れを放っておくことの危険性について

自宅内で発生した水漏れを放置してしまうと、部屋自体の湿度が上がってしまいそこからカビや害虫が発生してしまいます。
また水が漏れ続けることで水道料金の金額が上がってしまうといった二次被害が発生することも少なくないですね。
これが一軒家ではなくマンションのような集合住宅だった場合、自宅だけでなく下の階への漏水被害が発生して賠償請求される可能性まであります。
発生した水漏れは完全に直すことができなくても、できるだけ早い段階で応急処置をしておくのがおすすめです。
水漏れに使える補修材①:水漏れ専用テープ

ホームセンターなどで販売されている「水漏れ専用テープ」は防水性を持っており、配管などに巻き付けて補修することができます。
金額は2000円~3000円ぐらいで、3種類ほど種類もあるため、用途に合わせたものを購入する必要があります。
ナット部分のような凹凸がある箇所なら自己癒着テープ、配管のコーナー部分などには柔軟素材の防水補修テープといった感じで使い分けます。
水漏れ専用テープの特徴
水漏れ専用テープの特徴は基本的の防水性を持っており、自己癒着テープ・防水補修テープ・水道用ラップテープの3種類があることです。
凹凸がある部品部分などには自己癒着テープや水道用ラップテープが使いやすいですし、コーナーの多い配管ならば柔軟素材が使われている防水補修テープがうってつけです。
水漏れの応急処置を初めて行うのであれば、粘着剤を使っていないため手にベタベタくっつきにくい自己癒着テープか水道用ラップテープを使うのがおすすめです。
水漏れテープで補修可能な場所
ナットなど凹凸部分があるのは水栓の接続部分となっており、そこから水漏れが発生しているなら水漏れテープでの補修が可能です。
洗濯機は壁の中をつたっている水道管の蛇口に直接繋いで水を供給するようにできています。
なので水栓となっている蛇口部分からの水漏れならば、水濡れテープを使っての補修ができます。
水漏れテープの使い方・注意点
水漏れ箇所に繋がっている止水栓や水の元栓を閉め、配管を掃除したら水漏れ箇所にテープを巻き付けていきます。
巻く回数としては大体6~7周ぐらいを基本に、ネジの大きさなどで臨機応変に変える必要があります。
ネジ山全てをテープで覆わないようにすることと、パッキンのある箇所でテープを使わないといった点に注意が必要です。
水漏れに使える補修材②:パテ

水漏れの原因となっているのがひび割れならば、パテを使うのが有効的でおすすめです。
パテは種類がそこそこあり、個人で応急処置などを行う場合は購入の時点から注意して行っていく必要があります。
ひび割れが原因の水漏れは軽度な場合が多いですが、パテじゃないと補修しにくかったりすることが多いですね。
パテの特徴
ペースト状態になった充填材のことをパテと呼び、主に建築などで隙間や穴に流し込みなどして埋めたりするのに使われます。
有名なのは用途が多数存在するエポキシパテや、水を含ませることで硬化できる石膏パテといったものですね。
どこで使用するかによって適当なパテを選ぶ必要があるうえに、実際に塗る際は3回パテを塗る必要まであります。
パテで補修可能な場所
洗面所・トイレに設置されているシンクのひび割れや浴槽のひび割れなんかは、パテを使っての水漏れ補修が可能です。
シンクや浴槽でひび割れが発生すると、そこからチョロチョロと軽度の水漏れが発生しやすいです。
ひび割れのところにパテを流し込んで埋めれば補修できますが、他の補修材で補修するのと一緒で一時的な応急処置にしかならない点だけは頭に入れておく必要があります。
パテの使い方・注意点
パテを塗る箇所をキレイにし、マスク・手袋を着用してパテを塗り込み・流し込みしていきます。
乾くまで大体20分ぐらいかかるので、乾いたら必要であれば重ね塗りしていきます。
パテの種類・商品別に使用方法が異なっている場合もあるため、使い方自体は種類・商品に合った方法を自身で調べてみるのが良いです。
水漏れに使える補修材③:接着剤

水道管などの配管から水漏れが発生している場合、水漏れ補修テープだけでなく接着剤を使った方法もあります。
市販されている接着剤での補修ができるのですが、種類が豊富であるため用途に合わせたものを探す必要がありますね。
テープよりもしっかりと補修ができて便利だったりしますが、使用するのに注意点がいくつかあります。
接着剤の特徴
木工用ボンドや瞬間接着剤など、コンビニなどでも販売されているような接着藍で水漏れの補修を行うことができます。
接着剤は水に強い特徴を持ったものも多く、中には水に振れることで硬化するようなものもあります。
中には防カビ機能をつけているものもあるので、使用する箇所に合わせて良さそうなものを選んできましょう。
接着剤で補修可能な場所
接着剤で補修できるのは金属排水管や水漏れしている配管で、水漏れ箇所に接着剤を流し込むような形で使います。
前項でも記載していますが水には強いタイプの接着剤が多いため、プール内のひび割れを補修したりもできます。
どの接着剤を使うかはどこで利用するかで変わってくることが多く、適したところで使うことで補修の強度を高めることが可能です。
接着剤の使い方・注意点
接着剤を使用する部分の掃除をおこなたら、手袋を着用して使用する接着剤2種類を色が均一になるまで混ぜ合わせます。
使用する箇所に素早く充填を行い、ヘラや手袋を着用した指先を使ってならしていくと良いです。
水の中で接着剤による補修を行う場合は、水を押し出していくような感じで押し付けていくのが大切です。
硬化自体に時間がかかり、冬だと余計に長くなりやすいですし、水が多すぎると接着しないこともあれば、物によっては有害物質を含めていることもある点などに注意が必要です。
まとめ

今回は個人での水漏れ補修にもりようできる、補修材についてご紹介してきました。
水漏れ補修用テープを始め、パテや接着剤も水漏れ補修に使える補修材となっています。
それぞれ接続部分の凹凸や配管のコーナー部分など、水漏れ箇所によって適宜使い分ける必要がありますね。
物によっては扱いが難しいものもありますし、行っていることは応急処置などで処置後は、プロへ連絡してちゃんと修理してもらうようにしましょう。
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