2023.09.25ブログ

トイレ詰まりの原因と様々な直し方をお教え致します

トイレの流れがなにか悪かったり、悪臭がしていたりでお困りではないでしょうか。


 

こういったトイレトラブルの原因として考えられるのが、排水で詰まりが発生しているトイレ詰まりの可能性が高いです。


 

そこでこの記事ではトイレ詰まりになる原因とトイレ詰まりを直す様々な方法をお教え致します。


 

トイレ周りのトラブルで困っているなら、一度この記事を最後まで読んでみてください。


 

トイレが詰まる主な原因について


トイレ詰まり1

トイレ詰まりが起こってしまう主な原因として考えられるのが以下の2つです。

  • 異物や水溶きしづらい物が流れた

  • 流水量が少なすぎる

  • 尿石が蓄積している


水に溶けにくい物や異物を流してしまうと詰まりやすいですし、少ない量の水で流していたりするのも詰まりの原因になりやすいです。

ここからは、上記のトレ詰まりが起こってしまう主な原因に関して、より詳細な内容をお話いたしましょう。

 

異物や水溶きしづらい物が流れた


ティッシュ・汗拭きシートなど一見水に溶けそうに見える紙類ですが、ティッシュや汗拭きシートは実際には水に溶けにくいです。

またトイレットペーパーやトイレ掃除用シートなどは水に溶けやすくなっていますが、一度に大量に流してしまうと詰まる原因になります。

当たり前ではありますが、ボールペン・財布・スマホなどといった異物を誤って流してしまうのもよくあるトイレ詰まりの原因ですね。

 

流水量が少なすぎる


水道代の節約や節水としてトイレの流水量を減らしすぎてしまうと、これもトイレ詰まりが発生する原因になります。

節水のやり方としてタンク内に節水用品やペットボトルを入れるといったものがありますが、やりすぎると汚物などが流れきれなくなったりします。

こうするとトイレットペーパーなどが最後まで流れなかった挙げ句、それが貯まって行ってトイレ詰まりを引き起こします。

 

尿石が蓄積している


尿の中に含まれている尿素・タンパク質といった成分が、細菌により変化し固まったのが尿石です。

このような尿石はトイレで発生しやすく、普段からトイレの掃除を行っていれば問題ありませんが、怠っていると排水管の内部などで蓄積していきやすいです。

そうすると蓄積した尿石によるトイレ詰まりが発生してしまいます。

 

トイレ詰まりの直し方


トイレ詰まり2

トイレ詰まりの直し方としては、以下のものがありますね。

  • 水やお湯を利用する

  • クエン酸と重曹を利用する

  • ペットボトルを利用する

  • ビニール袋を利用する

  • 針金ハンガーを利用する


水やお湯・ペットボトル・ビニール袋・クエン酸や重曹といった、家にあるようなものを利用してトイレ詰まりを直すことができます。

ここからは、上記のトイレ詰まりの直し方に関して、より詳しい内容をご説明いたします。

 

水やお湯を利用する


お水またはお湯を利用して、トイレ詰まりを直すことが可能です。

水の場合、バケツかペットボトルに汲んで、ちょっと高めの位置から排水口に向けピンポイントに水に流すという動作を、水位が正常になるまで繰り返します。

トイレットペーパーのような本来水に溶けるものが詰まっているなら、40~60℃ぐらいのお湯を用意し、それを数回流したら、1時間後に水を流して排水やトイレ内の水位が正常か確認します。

 

クエン酸と重曹を利用する


尿石やぬめりが原因の場合、重曹とクエン酸を組み合わせて泡を発せさせて尿石・ぬめりを落として詰まりを直します。

計量カップ4分の1程度の重曹を排水口にかけ、そこに軽量カプ2分の1程度の酢を入れ、お湯を追加することで泡が発生するので1時間放置後に詰まりがとれたか確認してみてください。

クエン酸に関しては酢で代用が可能なので、重曹を買ってこれば家にある酢と組み合わせて上記のような方法が可能です。

 

ペットボトルを利用する


ペットボトルの底から2~3cm辺りのところをカットし、ゴム手袋を装着してペットボトルの口部分を塞いでトイレの排水口に差し込みます。ここで大切なのが「ペットボトル内に空気を満たしておく」ということ。その空気で圧力をかけて詰まりを取り除こうとしているのです。

差し込んだ後は詰まりが直るまで、押すのと引くのを交互に繰り返していきます。

ペットボトルがラバーカップの変わりをしてくれて、トイレ詰まりを直してくれます。

 

ビニール袋を利用する


ゴム手袋を装着した手の上からビニール袋を2枚重ねてその状態で拳を作り排水口に押し当てます。

空気が入らないように密封することができたら、こちらもペットボトル同様に押すのと引くのを交互に繰り返して、ラバーカップ代わりの動きをさせることで詰まりを直します。

ビニール袋の場合拳の大きさに左右されやすく、排水口を塞げないぐらい小さい拳または入らないぐらい大きい拳の場合、先ほど紹介したペットボトルの方法にしましょう。

特に排水口に入らないぐらい大きな拳の場合、無理やり入れると手が抜けなくなる可能性があるため、絶対にこの方法を行おうとしないでください。

 

針金ハンガーを利用する


手で簡単に曲がるぐらい柔らかい針金ハンガーがあるなら、フックの辺りをペンチで切断して広げ片側に丸い輪っかを作ってワイヤー式トイレクリーナー代わりにできます。

輪っかにした方を先にして便器の中に入れてゆっくりと押し込んでいって、途中引っかかればそれが詰まりなので、優しく小刻みに動かしてそれを削っていきます。

これで水が流れたら詰まりが解消されますが、ハンバーガ上手く曲がってくれず奥まで入れれなかった場合、無理に押し込むのはやめましょう。

無理に押し込んで力が加わった結果ハンガーが折れて便器内に残ったりすると被害がより大きくなってしまいうので注意です。

 

まとめ


今回はトイレ詰まりが発生する原因とトイレ詰まりを直す方法をご紹介しました。

ご紹介した直し方を試してみて直らない場合、早めに業者へ連絡して相談したほうが良いです。

ご紹介した方法は素人でもできる詰まりの解消法ですが、必ずしも直る方法ではないです。

トイレ詰まりは放置すると大変なことになるので早めに対処するようにしましょう。

 

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神奈川水道コラム~雑談と世間話~

豆知識「水洗トイレの仕組み」ってなに?




今では汲み取り式のトイレは極わずかとなっており、多くのトイレが水洗式となっていますよね?

時代の流れとともに、清潔性や高齢社会にも対応した洋式水洗トイレが主流となってきたことにも納得できます。

 

しかし、水洗式はトイレトラブルが発生する確率は少ないとは言うものの汲み取り式に比べればその回数は多いはず。

そこで、改めて水洗式トイレの構造について知り、未然にトラブルを防いでみませんか?

 

まず、水洗式トイレには「水溜まり」と呼ばれる部分があります。

洋式であれば、ふたを開けて見える少し水が溜まっている部分ですね。

 

こちらは常に少量の水をためておくことで、用を足した際に便器に付着する事を防いでくれたり、下水管の匂いをせき止めてくれる効果があるのです。

ですから、汲み取り式に比べ水洗式のトイレはそれほど匂いが気になることは少ないはずです。

 

その水溜まりから先には「排水路」がつながっており水と汚物が通る道となっています。

特徴として「S型」のパイプが設置されており、水溜まりを作ることが出来ているというわけです。

 

水溜まりと排水路のS型パイプにより水洗式トイレの清潔性は保たれていると言っても過言ではありません。

しかし、このS型パイプの部分を汚物や水が乗り越えれなかった場合にトイレのつまりが発生してしまうことになります。

 

そうならないために、タンクが備え付けられており適切な水量を流すことが出来るようになっているのです。

減ってしまったタンク内の水は水道から補給され、一定量に達すると給水がストップされますからタンクの水があふれたり不足してしまう事のないように設計されているというわけです。(参考:TOTO

 

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豆知識「尿石を除去しなければいけない」ってなに?




茶色や黒く濁った尿石は、便器の使用者に視覚的な不快感を誘います。

また、大量に発生し、こびりつく事で排水管の詰まりを引き起こし便器の機能を低下させます。

そして、トイレの最大の課題である悪臭を発生させる温床になります。

一旦、便器や排水管等に尿石が出来てしまうと、さらなる細菌の繁殖を促し、汚れが付着しやすい状況を作り、新たな尿石を付着させる原因となります。

また、尿石自体の有害性も見過ごせません。

これらの理由から、尿石は発生したら、すぐに除去しなければならないのです。

 

尿石発生のメカニズムは次のようになっています。













            1. 尿の成分は、尿素、ナトリウムイオン、塩素イオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、尿酸などで、排出直後は臭いは殆どありません。しかし、一般細菌(雑菌)が出すウレアーゼ酵素によって、尿中に含まれる尿素が分解される事で、悪臭を放つようになってきます。











  1. 一般細菌(雑菌)によって分解された尿素は、アンモニアに変換され、アンモニア臭(トイレの尿の悪臭)を発生させます。また、アンモニアに分解されることで、便器内の液性がアルカリ性に偏ります。

  2. 液性がアルカリ性に偏り、phが8.0~8.5を超えると、尿中に溶解していたカルシウムイオン(Ca2+)が難溶性カルシウム化合物(炭酸カルシウム、燐酸カルシウムなど)に変質します。これが尿石といわれるものです。

  3. 尿石は多孔質であるため、有機物や一般細菌が蓄積しやすい性質となっています。そして、排水管やトイレの見えない部分等にも、尿石は付着し、尿の悪臭や細菌の温床になり、さらに尿石の発生を促すという悪循環になっていきます。


 

尿石除去のためには



一般的には、塩酸などの強力な酸性物質を使って、尿石を除去します。

しかし、塩酸を使用した尿石除去剤は、確かに尿石の除去は出来ますが、使用者に対して刺激臭など、大きな負荷をかけるものでした。

尿石除去剤「スマートアシッド」は、塩酸を使わないタイプなので、多くの尿石除去剤にありがちな刺激臭がありません。

そして、塩酸を使用しないかわりに、有機酸と硝酸を使用し、強力に短時間での尿石を分解を可能にしました。
(引用:スマート

 




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