2023.09.10ブログ

配管からの水漏れ・排水管の問題など、配管トラブルへの応急処置方法

配管
配管から水漏れなどトラブルが起こった際、個人による応急処置である程度は抑えておくことが出来ます。

特に祝日や土日だと水道関係の業者が休みだったりしますし、日によっては予約が満杯で当日対応不可なんてこともあります。

そういった時に個人で応急処置ができるように、この記事では配管からの水漏れ時の応急処置方法を記載いたします。

簡単な応急処置方法で一時的に抑えるだけなので、応急処置後業者へ対応してもらうことが前提になっています。

配管には2種類ある


配管には2種類ある

一口に「配管」と言ってもいくつか種類があり、一般の家庭で扱われている配管は主に2種類となります。

それが水を運ぶ「給水管」と逆に水を排出する「排水管」の2つになります。

ここからは家庭で扱われている「給水管」・「排水管」についてそれぞれの特徴をより詳しく説明していきます。

水管


給水管は自治体管理の水道管から蛇口などに水を引っ張ってくる役割をしており、いわゆる「水道管」と同じものになります。

蛇口などからきちんと水が排出されるように、給水管の中では常時「高圧力」がかけられているようになっています。

なので、地震や凍結といった災害が起こるとそれに影響されて、給水管の破裂や破損が起こりそこから水漏れが発生することがあります。

排水管


水を家庭に運んでくる給水管に対して、家庭で利用した水を家の外に運んでいるのが排水管ですね。

排水管は利用された水が滞り無く流れるよう斜傾がつけられ、常時水があるわけではないため圧力などはかかっていません。

使用後の汚い水が流れていく配管であるため、経年劣化やつまりによる水漏れが発生することがあります。

 

配管からの水漏れ原因は主に3種類


配管からの水漏れ原因は主に3種類

配管からの水漏れ原因としては、以下の3つが存在します。

  • 経年劣化

  • 排水管のつまり

  • 接続不良


経年劣化・排水管のつまり・接続不良といった3種類になりますね。

ここからは、上記の配管からの水漏れ原因に関して、より詳細な内容をお伝えいたします。

経年劣化


給水管でも排水管でも、長年使い続けていると経年劣化して管自体に亀裂による穴が空いてしまうことがあります。

特に汚い水を流していくことが多い排水管は、給水管と比較して経年劣化による水漏れが起きやすいですね。

配管で水漏れが起こっているようなら、一度排水管の中腹部分などを確認し経年劣化による亀裂などがないか確認してみてください。

排水管のつまり


水が流れやすいように高い気圧が常時かけられている給水管では起こりにくいですが、汚水を流すことが多い排水管では「つまり」が起こりやすいです。

汚水内に混じっている汚れ達が管の中に溜まっていってしまい、それらが水の通り道を塞いだ結果つまりとなり水漏れを発生させます。

この場合純粋につまりとなっている汚れなどを取り除いてあげれば、それだけで水漏れが解消される可能性がありますね。

接続不良


排水管と給水管どちらもで起こるのが、接続部分で何かしらの不良を起こしたことによる水漏れです。

特に起こるのが接続部分となっている箇所にあるナットを締めても水漏れが直らないことで、これは中のパッキンが劣化していることが原因での水漏れだからです。

この場合はパッキンの交換をするだけで水漏れが直る可能性が高いです。

 

給水管・排水管の水漏れ対処方法


給水管・排水管の水漏れ対処方法

配管の水漏れは給水管・排水管どちらでも起こる可能性はあり、原因は前項で紹介した3種類のいずれかになります。

給水管と排水管で配管としての用途が別であるため、同じことが原因で水漏れすることもあれば、別々の原因で水漏れすることもあります。

ここからは、給水管と排水管それぞれでの水漏れに関する対処方法をお教えいたします。

給水管の水漏れ対処方法


管内で高い水圧をかけている給水管で水漏れが発生すると、蛇口などをひねらなくても水が漏れ続けてしまいます。

なのでまずは家庭内にある水道の元栓を閉めて水が管の中を通らないようにして、水漏れしている箇所の確認を行います。

給水管の場合管の中に水が残っていれば大体の場合は水が漏れ続けるので、配給補修用テープを用意しそれを水漏れ箇所に巻き付けます。

これで一時的な水漏れに対する応急処置ができるので、後はできるだけ早めに業者にきてもらいましょう。

排水管の水漏れ対処方法


排水管での水漏れだと給水管とは逆で、蛇口を捻って水を通している時だけ水漏れが起こります。

まず水漏れしている箇所が目に見える場所かどうかで違っており、床下・天井といった目に見えない場所の排水管で起こっているなら、給水管と同様に元栓を閉めれば一時的に対処できます。

目に見えて確認できる場所の場合、経年劣化なら配給補修用テープを巻く、つまりなら漏れている下にバケツや雑巾を置いておくといったことで対処ができます。

 

応急処置をしたら後は水道業者に任せる


応急処置をしたら後は水道業者に任せる

今回紹介したのは水漏れといった配管のトラブルに対して、あくまでも「応急処置」の方法であるため、そのまま放置すると大変なことになります。

応急処置したときよりも悪化してしまい、水道関係が一切使えなくなるどころか、水漏れが自宅内に広がって水浸しになる可能性までありますね。

水漏れの原因・箇所を特定し応急処置を行ったのであれば、あとはできるだけ早めに水道業者へ連絡して対処してもらいましょう。

 

まとめ


まとめ

今回は配管関係で起こる水漏れなどのトラブルに対して、原因や応急処置の方法をご紹介しました。

応急処置は応急処置であって、完全に修理などが出来ているわけではありませんし、一時的に抑え込んでいるだけにすぎないです。

決して応急処置を行ったまま水道業者に連絡や相談せず、そのまま放置するといったことは無いようにしましょう。

 

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神奈川水道コラム~雑談と世間話~

豆知識「尿石」ってなに?




尿石は、尿に含まれるカルシウム成分を指します。この成分は有機物に混ざると固まる性質があり、トイレではカルシウム化合物として便器や排水管のなかに付着します。

擦ってもなかなか簡単には取れません。酸性の薬品で落とすことも可能ですが、家庭用の安全性の高い薬品を使用する事をお勧めします。(デオライト

 

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豆知識「尿石を除去しなければいけない」ってなに?




茶色や黒く濁った尿石は、便器の使用者に視覚的な不快感を誘います。
また、大量に発生し、こびりつく事で配水管の詰まりを引き起こし便器の機能を低下させます。
そして、トイレの最大の課題である悪臭を発生させる温床になります。

一旦、便器や配水管等に尿石が出来てしまうと、さらなる細菌の繁殖を促し、汚れが付着しやすい状況を作り、新たな尿石を付着させる原因となります。
また、尿石自体の有害性も見過ごせません。
これらの理由から、尿石は発生したら、すぐに除去しなければならないのです。

尿石発生のメカニズムは次のようになっています。

1.尿の成分は、尿素、ナトリウムイオン、塩素イオン、アンモニウムイオン、カリウムイオン、尿酸などで、排出直後は臭いは殆どありません。

しかし、一般細菌(雑菌)が出すウレアーゼ酵素によって、尿中に含まれる尿素が分解される事で、悪臭を放つようになってきます。

2.一般細菌(雑菌)によって分解された尿素は、アンモニアに変換され、アンモニア臭(トイレの尿の悪臭)を発生させます。
また、アンモニアに分解されることで、便器内の液性がアルカリ性に偏ります。

3. 液性がアルカリ性に偏り、phが8.0~8.5を超えると、尿中に溶解していたカルシウムイオン(Ca2+)が難溶性カルシウム化合物(炭酸カルシウム、燐酸カルシウムなど)に変質します。
これが尿石といわれるものです。

4.尿石は多孔質(多数の細孔(小さな穴)の空いた状態をいう)であるため、有機物や一般細菌が蓄積しやすい性質となっています。
そして、配水管やトイレの見えない部分等にも、尿石は付着し、尿の悪臭や細菌の温床になり、さらに尿石の発生を促すという悪循環になっていきます。

 

尿石除去のためには
一般的には、塩酸などの強力な酸性物質を使って、尿石を除去します。
しかし、塩酸を使用した尿石除去剤は、確かに尿石の除去は出来ますが、使用者に対して刺激臭など、大きな負荷をかけるものでした。
弊社の尿石除去剤「スマートアシッド」は、塩酸を使わないタイプなので、多くの尿石除去剤にありがちな刺激臭がありません。
そして、塩酸を使用しないかわりに、有機酸と硝酸を使用し、強力に短時間での尿石を分解を可能にしました。
(引用:スマート

 

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●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

 

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

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階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

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現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

 

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