水道のトラブルで重大なトラブルの一つに「漏水」が挙げられます。
漏水はその文字の通り、普段もれないはずの水が漏れてしまうトラブルのことは言うまでもありませんよね?
漏水と言う言葉自体は聞いたことがあるという方も少なくないとは思いますが、今回は「漏水」によって引き起こされるトラブルとその原因についてご紹介させていただきたいと思います!
1・漏水の主な原因
まず、漏水はどのようなことが原因となって起こってしまうのでしょうか?
考えられる可能性は、水道管の破裂や劣化が多いと考えられます。
水道管の多くは地中に埋設されているケースがほとんどで、実際に目で見て点検することはなかなか難しいですよね。
その地中に埋設された水道管が経年劣化や何らかの原因で破損してしまい、そこから水が漏れ出していることが多くあります。
こればかりは自分ではどうしても対策をすることは出来ませんから、できるだけ早く漏水していることを発見することが重要になってきます。
2・漏水は早期発見が重要
それでは、なぜ早期発見が重要なのでしょうか?
それは「水道料金」に関係してきます。
漏水していると常に水が流れ続けている状態になってしまう為、高額の水道料金の請求が発生してしまうからです。
自分では身に覚えのない水道料金が請求されたら驚きますよね?
まして常に水が大量に使われている状態が続いていたとしたら最悪のケースでしょう。
このような事態にならない為にも、家の周りの水道管が埋設している箇所を把握し晴れている日でも土が濡れていたり、コンクリートの隙間が濡れていないかをチェックしておく必要があります。
また、外の配管に限らず家の中の配管からも漏水するケースも少なくありませんから、水周りには注意を払っておくことをお勧めいたします。
家の外の水道管からの漏水は条件によって水道料金が「免除」されることもありますが、自宅内においては住民が気づくことが出来なかったと認定されてしまうことも多いようです。
ですから、自宅内の水周りからの漏水には十分お気をつけ下さい。
何十万円と言う高額請求に応じなければならないことにもなりかねませんからね。
それに加えて漏水箇所は一刻も早く修繕しなくてはいけません。
水道代もそうですが、大切なご自宅が傷んでしまうことになります。
ですから、漏水を発見した場合は少しでも早く水道業者を呼び修繕工事をしていただくことが大切です。
弊社でも漏水の修繕工事を承っておりますので、お困りの際にはご連絡いただけますと幸いです。
それでは続きまして、弊社で最近施工した業務をご紹介して行きます。
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横浜で蛇口の水漏れを直しました。
横浜市戸塚区の戸建てで台所の蛇口が水漏れしていました。
台所の蛇口の品番を確認したところ、廃番品でしたが、分解図を確認するとTOTO製のTHY582Nがカートリッジとして蛇口内部に入っており、車内在庫として保有していたので交換致しました。
そうすると、蛇口の水漏れは止まりました。
【台所ワンホール蛇口のカートリッジ交換】
まず、カートリッジ交換を始める前に水道メーターか、シンク下にある止水栓を水と湯の両方、時計回りに回して閉栓します。
そして、蛇口のレバーハンドルを上にあげます。
固い場合は結構力がいるかもしれません。
また、レバーハンドルをビスで留めている場合もあるので、その場合はプラスドライバーでビスを外します。
レバーハンドルを取ったら、カバーナットにモンキーレンチを引っ掛けられる六角があるので、そこにモンキーレンチを掛けて、反時計回りに回してカバーナットを外します。
その時に注意点として、カバーナットは水垢で固着して非常に固くなって取れないケースがあります。
無理矢理回すと蛇口本体ごと回ってしまい、本体が破損する可能性があるので、パイプレンチを使って蛇口本体は固定したうえで、カバーナットのみを回します。
カバーナットが取れれば、カートリッジがあるので、カートリッジを取り除きます。
劣化したカートリッジの場合は、大抵はカートリッジのプラスチック部分が割れています。
また、カートリッジの下にスプリング2つとパッキンがあるので、これらもラジオペンチを用いて取り除きます。
既存のカートリッジが取れたら新しいカートリッジを取り付けます。
パッキンとスプリングをそれぞれ2つ元の位置に設置し、手でグッと押し込みます。
その上にカートリッジを隙間が無いように設置し、カバーナットを取り付けます。
その上にレバーハンドルを被せて交換は完了となります。
施工後、水道メーターもしくはシンク下の止水栓を開栓し、通水したときに水漏れが無ければOKです。
施工後にはレバーハンドルの動きが軽くなっていて使いやすくなっていることが分かります。
現場を見て対応方法をご提案致します。