2020.09.21横浜市

横浜市都筑区で瞬間湯沸器の配管の水漏れを修理しました

こんにちは。神奈川水道です。

 

引き続きまして今回も「下水処理の仕組み」というテーマでお話させていただきます。

 

前回までで「最初沈殿池」までご紹介させていただきましたよね?

 

今回はその先にある「反応タンク」と「最終沈殿池」呼ばれる設備についてお話させていただきます。

それでは詳しく見ていきましょう。

 

反応タンクとは

反応タンクは下水処理場にある設備の1つで、最初沈殿池と最終沈殿池の間に設置されていることが多くその働きとしてタンク内に流入してきた下水中の汚染物質・有機物・リン・窒素などの分解と除去となっています。

反応タンク内部には、「活性汚泥」と呼ばれるものが入っておりそのタンク内に酸素を送り込むことで活性汚泥に含まれている好気性微生物を増殖させます。

この活性汚泥とは有機質および無機質を取り込んで分解する事の出来る微生物によって構成されており、下水処理の仕組みにおいて非常に重要な役割を果たす要素と言えます。

ちなみに、この活性汚泥を使用して下水を処理する方式を「活性汚泥法」と呼んでおり、1930年から行われている処理方法なのです。

そして、活性汚泥が入っている反応タンク内に流れ込んだ下水は窒素やリンが除去され、炭酸ガスと水に分解されてきれいになります。

除去された物質の多くは余剰汚泥となり、産業廃棄物として処理されていきます。

一方できれいになった水はは次の工程である「最終沈殿池」へと流れていくことになるのです。

 

最終沈殿池とは

最終沈殿池の持つ役割は、反応タンクで浄化された水にわずかながら含まれている活性汚泥を除去する事が挙げられます。

最終沈殿池の水流はわざと遅くなるように調整されており、重力の働きにより上部はキレイな水、下部には活性汚泥・余剰汚泥に分ける事ができます。

こうしてよりきれいになった水だけが次の工程に進むことが出来、役目を終えた活性汚泥と余剰汚泥は再び反応タンクに循環されたり、廃棄物処理されることになるのです。

このように、1段階だけの浄化作業ではなく何段階も工程を踏むことでよりきれいな水に変えなければ下水で使われた水は河川や海には放流することが出来ません。

この設備や技術者の皆さんがいるからこそ私たちが気軽に下水を排水しても河川や海の環境が美しく保たれているというわけですね。

今回は反応タンクと最終沈殿池についてお話させていただきました。

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それでは、続きまして最近弊社で施工させていただきました事例をご紹介させていただきます。

瞬間湯沸器

横浜市都筑区で瞬間湯沸器の配管の水漏れを修理しました。

横浜市都筑区の戸建てで、瞬間湯沸器の配管から漏水でした。

配管はフレキ管でしたので、フレキ管を交換しました。

 

【瞬間湯沸器の配管】

瞬間湯沸器の配管は、フレキ管、鉄管、塩ビ管、銅管が考えられます。

漏水の修理はそれぞれ材質によって方法が異なりますので、材質の確認が必要です。

配管は保温材を被せられていることがあるので、その場合は保温材を捲って、漏水箇所を確認します。

 

【フレキ管の交換】

フレキ管は現場で長さを測って自作します。

フレキの1巻きは10mあるので、任意の長さにフレキカッターで切断します。

そして、ツバ出し機を用いて両端にツバを作ります。

両端にフレキナットを付けて、フレキパッキンをフレキナットに入れます。

フレキナットを取り付ける配管のオスネジに取り付けて、時計回りに回して固定します。

現場を見て対応方法をご提案致します。

 

 




神奈川水道コラム~雑談と世間話~

豆知識「フレキ管(給排水)」ってなに?


フレキ

正式には「フレキシブル管」と言います。柔軟性があり、自在に方向を変えられるので、そのような名前が付いています。

柔軟性があるホースやパイプなど、様々な用途で様々な製品があります。

今回は、既存の配管の長さが合わず、グルっと回して接続できる、柔軟性のあるフレキ管の出番となりました。

フレキ管の端にはナットが付いています。基本的に、フレキ管はパッキンで水漏れを防ぐので、ナットを接続するネジに、シールテープは巻きません。また、糊などもつけません。

基本的にステンレスで出来ていますので、細かい曲がりを付けることは困難ですが、大きく90度ほどに曲げることは可能です。

ただ、金属製ですので、何度も曲げたり伸ばしたりを繰り返すと切れますので、取り扱いに注意が必要です。

水漏れの現場に行って、パッキン交換だけで水漏れが直った事例もありますので、水道屋にお気軽にご相談ください。

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フレキ管の種類


巻フレキ
実際の施工現場に合わせて最適な長さだけ使用することができますが、フレキカッターと呼ばれるフレキ管専用のカッターやツバ出し工具が必要となります。巻フレキでは1巻あたり10m程度で購入するので何度も工事を行う職人の方などが良く使用しています。

カットフレキ
カットフレキは、あらかじめ所定の長さに切られた状態で販売されています。巻フレキと異なり、フレキカッターやツバ出し工具が不要なので、購入してすぐに取り付けることができます。

 

ツバ出し工具の種類




ギアレンチ式
ツバ出し工具でプレスする際にレンチを使用して締めていくタイプです。

ラチェット式
ツバ出し工具にレンチが取り付けられているタイプです。ラチェット式では順方向に回すとと締めることができますが逆方向に回すと空回りする仕組みになっているため、常に力が入りやすい位置で効率よく締めることができます。

ハンマー式
フレキ管に専用の機材を取り付け、ハンマーでたたいてプレスしていくタイプです。

電動式
フレキ管を工具に取り付け、電源を入れるだけでツバ出しをしてくれるタイプです。
(参考動画:LIVILUCK

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豆知識「お湯が左で水が右の不思議」


ふと、なぜだろうと思い立ち、ネットで検索してみましたが、「右利きの人が多いから、間違えて出した時やけどしないようにするため」などの答えが書いてあったりしました。

確かに、子供のころから確かに水は右側でしたし、お湯の付いていない「単水栓」でも、蛇口の右側に水を出すレバーやハンドルが付いているように思います。

皆さんも、興味があったら調べてみて下さい。チコちゃんに聞いてみたい気もしますね。

 




●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

 

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。

【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。

水道局指定工事店です。

◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021

・対応地域
神奈川県全域を対応致します。

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現場を見て最適な方法をご提案いたします。

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