今回も、前回に引き続き「バイオマス発電」についてお話させていただきたいと思います。
前回はバイオマス発電全体に焦点を当ててみましたが、今回は木質バイオマス発電に焦点を絞ってご紹介していきたいと思います！
木質バイオマス発電とは
木質バイオマス発電にも種類があります。
1つは石炭と木質燃料を一緒に混ぜて燃焼し、その水蒸気によってタービンを回し発電するという方法です。
こちらはそれなりに発電量は期待できますが、石炭と木質燃料を一緒に燃やしている分二酸化炭素の排出量は抑えることが出来ていません。
しかし、石炭のみを燃やす場合に比べれば二酸化炭素排出量は減っているはずですから、全く効果無いわけではありません。
木質燃料を専焼する場合には大量の木質燃料が必要となりますので、その確保が難しい場合や設備上難しいという場合は石炭と混ぜた燃焼方式を取ることが多いようです。
2つ目は木質燃料のみを燃やして発電する方法ですね。
こちらは、以前もお話させて頂いた通り二酸化炭素の総量が増えない「カーボンニュートラル」となることが大きなメリットです。
発電量を確保するためにはたくさんの燃料と大型の設備を確保しなければいけませんが、地球化環境に優しい発電方法として続々と木質バイオマス発電所が作られているようですね。
また、燃料となる木材は日本の資源を使うことが出来ます。
石炭は輸入に頼らなければいけませんが、燃料が木材のみとなれば日本の資源が燃料となり、発電した電気は国内で使用されるわけです。
ですから、各地で林業が衰退している中木質バイオマス用の燃料となる木材の切り出し・加工という仕事が出来ることで地域活性化にも大きく役立てるはずです。
循環型社会が実現できるわけですね！
今後、木質バイオマス発電はさらに広がると考えられます。
化石燃料の枯渇問題や地球温暖化の加速などにより、世界中が火力発電のリスクを再確認しているからです。
バイオマス発電は本来の役割である「発電」以外にも地域活性化などの様々な付加価値を与えてくれる特別な発電方法であるとかんがえられませんか？
新たな雇用を作り、日本の苦境を乗り越えるための救世主となってくれるかもしれません。
火力発電からバイオマス発電に切り替えが進んでいくことは間違いないはずです！
地球に優しい発電方法で私たちが安心して暮らせる日もそう遠くないのかもしれません。
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それでは、続きまして弊社で最近施工した事例についてご紹介させていただきます。
逗子市で汚水管を高圧洗浄しました。
逗子市の一戸建てで、トイレが詰まったということでした。
そこで、汚水桝の蓋を確認すると、汚水管がトイレットペーパーや便で詰まっていました。
よって、汚水管に高圧洗浄機の洗管ホースを入れて、高圧洗浄作業を実施致しました。
【高圧洗浄作業】
高圧洗浄機のエンジンをかけると、洗管ホースの先端から高圧水が詰まっていた汚物に当たり、徐々に砕いて排出していきます。
しばらく高圧洗浄を続けて、詰まっている汚物が除去されて、汚水管内を貫通すると、管内で逃げ場の無かった排水が一気に流れ出して詰まりは解消されました。
詰まりの解消後もしばらく洗浄を続けて、管内を清掃します。
排水に汚れが混じらなくなった時点で、高圧洗浄作業は終了です。
作業後にトイレットペーパーを流してみて、ちゃんと流れればOKです。
【汚水桝が詰まる原因】
経年で汚れが蓄積して詰まるケースが殆どです。
ただ、汚水管が逆勾配になっていたり、汚水桝にヒビが入って、そこにトイレットペーパーが詰まったり、木の根っこが生えてきたりするケースがあります。
そのような構造上の問題の場合は、修理する必要が有りますのでご連絡下さい。
現場を見て対応方法をご提案致します。
神奈川水道コラム～雑談と世間話～
植物に与える肥料に含まれる三大栄養素
汚水桝の中に木の根っこが入り込んで汚物の流れを遮っていたという症例がかなりあります。
それはなぜか、
人間が生きるために栄養素が必要なように、植物にも栄養素が必要不可欠です。植物に必要な栄養素の中でも特に大切なのが、3大栄養素と呼ばれる窒素・リン酸・カリウムです。
・窒素
葉の色を濃くしたり、枝・茎を太く丈夫にするなど、葉や枝・茎の生育を促すのが主な役割です。葉肥とも呼ばれています。窒素が不足すると葉の色が薄くなる、枝・茎の生育不良に繋がります。ただし、窒素が多すぎるとかえって抵抗力が弱まり、病気になりやすくなるので注意が必要です。
・リン酸
実肥と呼ばれるリン酸は、その名の通り実・花のつきを良くする働きを持っています。そのため、リン酸が不足すると花つきや実なりが悪くなり、さらには根や葉、枝などの生育にも影響を与えます。実がなる植物を育てる際には特に必要となる栄養素なのです。
・カリウム
カリウムは根や茎を丈夫に生育するために必要な栄養素で、根肥とも呼ばれています。根・茎を丈夫にするだけでなく、乾害・寒害などから植物を守る耐病性を身につける働きもあります。不足すると根の生育が悪くなり、葉焼けのような枯れ方をすることがあります。
●【17種類の元素】
植物が生きていくために必要な17種類の栄養素は必須元素といわれており以下の通りです。
窒素（Ｎ）、リン酸（Ｐ）、カリウム（Ｋ）、酸素（Ｏ）、水素（Ｈ）、炭素（Ｃ）カルシウム（Ｃa)、マグネシウム（Ｍg)、硫黄（Ｓ）、鉄（Ｆｅ)、マンガン（Ｍn）、ほう素（Ｂ）、亜鉛（Ｚn)、モリブデン（Ｍo)、銅（Ｃu)、塩素（Ｃl) 、ニッケル（Ni）
自然の環境では、落葉・動物の糞尿・死骸といった有機物を土の中の微生物が食べて無機物に分解します。
その無機物を栄養素として植物が吸収しますが、圃場では自然のサイクルがないため栄養素を定期的に与える必要があります（※酸素（O）・炭素（C）・水素（H）は自然界にある二酸化炭素（CO2）・水（H2O）から吸収ができる）。
このように植物の維持に必要な無機物の栄養素をミネラルと呼ぶことが多いようです。（引用：セイコーエコロジア）
無機物の栄養素を必要としている木の生育ですが、肥料の三大栄養素の中には、糞尿から微生物が分解してできる栄養素が大きく関わっている事が分かりました。
ですから、排水管の中に水と一緒に糞尿が溜まっていると、また食べ残しが留まっていると、発酵して木の根の栄養素となり、それを求めて排水桝から木の根が入り込むという事例が多く発生するのです。
●神奈川水道（水道局指定工事店）～弊社について～
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン（台所、厨房）、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
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階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ（土、コンクリート）、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
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水道局指定工事店です。
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