2020.08.30横浜市

横浜市神奈川区で台所水栓を取り替えました

こんにちは。神奈川水道です。

 

今回は「フェーン現象」についてお話させていただきます。

 

フェーン現象とは山地が多い日本ではよく起こる現象の1つであり、台風が南の海上から近づき日本海側に湿った暖かい南風が吹くことでその地域が高温になる現象のことを言います。

 

乾燥により火災が多く発生してしまうことが考えられますので、台風通過後も安心せずにフェーン現象による被害を防ぐようにしなければいけません。

 

フェーン現象の仕組み

 

フェーン現象は乾燥した空気が上昇するときに気温が下がる割合と湿った空気が上昇するときに気温が下がる割合の「差」が引き起こす現象です。

 

例えば、乾燥した空気が20℃だったとします。

 

これが2000mの山を登るときには100mで1℃下がることになります。

 

途中で雲が出来始めると、100mで0.5℃づつ気温が下がっていきます。

 

これは、水蒸気が水滴に変わる際に放出される潜熱の影響により、気温の低下が鈍くなるためです。

 

つまり、山頂ではこの空気は5℃になるというわけですね。

 

反対に山頂で5℃の空気が山を下るときは、水蒸気が雨となり湿度は下がっているので空気自体は乾燥しています。

 

ですから、山を登り始めた空気と同じように100メートルごとに1℃上がっていくわけです。

 

つまり反対側にたどり着いた空気は25℃になっているわけです。

 

これがフェーン現象の簡単な仕組みとなります。

 

日本では春先や秋ごろに低気圧が日本海側に進んでくると良く日本海側でこのフェーン現象が起こると言われていますね。

 

季節は連れの温かさの原因はフェーン現象が引き起こしていることも少なくありません。

 

一方で、世界に目を向けてみると地中海のアドレア地方は山にせき止めれている「ボラ」と呼ばれる現象により逆に気温が下がってしまう事もあるようですね。

 

ボラは山にせき止められた冷たい空気があふれ出る現象です。

 

斜面を風が吹き下りる際に稀に強風になることがありますが、これは「おろし」と呼ばれています。

 

このようにフェーン現象は気流が山越えをして降下する風下側のふもとでは、乾燥して気温が高くなる現象えだることをご理解いただけたでしょうか?

 

その原因が乾燥した空気が上昇する時に気温が下がる割合と湿った空気が上昇する時に気温が下がる割合の差であることは頭の隅にでも記憶しておいていただけると幸いです。

 

フェーン現象による火災は近年でも起こっている災害です。

 

未然に防ぐためにも空気の乾燥には注意して火元にならない努力が必要かもしれませんね。

 

それでは、続きまして最近弊社で施工させていただきました事例をご紹介させていただきたいと思います!

台所水栓の取替え

横浜市神奈川区で台所水栓を取り替えました。

横浜市神奈川区の分譲マンションでヤンマー製の蛇口の根元から水漏れがありましたので、蛇口を交換致しました。

1ホールのシングルレバー混合水栓でしたので、TOTO製のTKS05301Jを新たに取り付けました。

 

【1ホールシングルレバー混合水栓のTKS05301Jの交換方法】

最初に、シンク下を見て、水と湯の止水栓が2つあるので時計回りに回して閉めます。

これで既存蛇口を取り外しても水が出てこないようにします。

そして、2つの止水栓と蛇口の給水ホース、給湯ホースが接続されているので、この繋ぎを外します。

その際に蛇口の内部の残り水が多少出てくるので、雑巾かバケツで受けます。

次に、蛇口を固定している固定金具を外しますが、シンク下に潜って固定金具のナットを立てカランという専用工具で反時計回りに緩めると固定金具を外せます。

固定金具を外すと蛇口を上に引き抜くと、取り外すことが出来ます。

既存蛇口を外せたら新しい蛇口TKS05301Jを取り付けます。

TKS5301Jの固定金具はシンクの上から固定出来ます。

固定金具の上に蛇口本体を乗せて蛇口を固定します。

そして、シンク下の止水栓2つに蛇口の給水ホース、給湯ホースを接続すれば、施工完了です。

止水栓を開栓して通水し、漏水が無ければOKです。

 

 




神奈川水道コラム~雑談と世間話~

【TOTO製のTKS05301J混合水栓の特長】




シングルレバー混合栓、スパウト(吐水パイプ)は、エコシングル水栓で、よく使用するレバー中央部でも水のみ吐水、また水と湯の境をクリック感で知らせ、無意識の湯の無駄遣いを防止する節湯機能付き水栓になっています。 水流はソフト(泡まつ) で濡れた手でも操作しやすいです。

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豆知識「給水配管の古今東西」って?


日本のトイレの歴史

普段意識することのない水道管ですが、水漏れや詰まりなど不具合が生じると生活に支障をきたしますよね。

汚い水が出たり、つまったり。そういうトラブルが起きたら、水道管を点検、修理する必要が出てきます。

町の水道局や業者に点検を依頼する前に、水道管の材質をある程度把握しておくことをおすすめします。水道管のトラブルには使用されている材質もしばしば関係しているからです。

~昭和49年あたりまで

昭和後期の配管は「亜鉛メッキ鋼管」と呼ばれる管でした。その名の通り鉄管に亜鉛で加工したモノでしたが、現在比べると、衛生的にも品質的にも好ましくなかった。

樋運も管内に錆でできたこぶが大量に発生していたのです。そのため赤水が出ることも頻繁にあり、錆にはバクテリアが発生。

汚れとこぶとで管内が詰まってしまうこともしばしばありました。たとえ閉塞しなくても錆まみれの水はおいしくなく、体にも悪かったのです。

昭和50年~平成5年ごろまで

昭和50年以降、配管の問題を解決しようと苦心したうえで「硬質塩化ビニル鋼管」が完成します。

これは鉄管内に塩化ビニルが組み込まれており、直管内は錆びることが無くなりました。

しかし接合部やバルブは、以前錆びやすい鉄管が使われており、接合部が錆びるので、結局管内を詰まらせることも多々あったのです。

平成5年~平成10年ごろまで

接合部の問題を解決すべく「コア内蔵継手」が発明されました。 これで鉄管はほぼ使われなくなったのですが、継手には問題があり、ねじ込みが甘い場合、鉄管部分が露出し、結局錆が発生することもあったのです。

平成10年以降

技術革新により「ステンレス鋼管」と「ポリエチレン管」が発明された結果、鉄さび問題に終止符が打たれました。 鉄管が使われなくなったことで錆こぶもなくなり、出てくる水もきれいになった。

また配管が詰まるリスクも軽減され、今ではおいしい水を安全に飲めています。

※築年数が経過している住まいは、、依然、鉄管が使われている建物もあります。水漏れなどが起きた場合、最新の配管部材に変更する事をお勧めしています。

 

近年では

給水配管材は、時代とともに新しい管材が開発され、共用部分では、2000年頃から、より耐久性の高い「ステンレス管」や「樹脂管材」を採用するマンションが増えています。

また、近年竣工のマンションは共用部、専有部ともに樹脂製の「ポリエチレン管(架橋ポリ)」や「ポリブデン管」などが用いられています。

こんなに短期間で進歩する給排水の材料。今後も楽しみですね。

 




●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

 

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。

【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。

水道局指定工事店です。

◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021

・対応地域
神奈川県全域を対応致します。

【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市

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日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。

現場を見て最適な方法をご提案いたします。

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