
今回は、「特別警報」に関するお話をさせていただきたいと思います。
大雨特別警報という言葉を聞いたことがある方も多いはずでずよね。
記憶に新しい「令和元年東日本台風」もこの大甘特別警報が発令された災害のひとつであり、その被害は甚大でした。
100人以上に死者・行方不明者を出した非常に大きな災害だったことを記憶しています。
特別警報が発令されたことを知っていても、それがそれほど危機的な状況下にあるかという事を理解していなければ意味がありません。
普段聞きなれている警報よりもさらに上の段階であることはイメージが付きますが、どれだけの被害があるかをイメージすることが出来る方は少ないでしょう。
特別警報が出された地域は「数十年に一度のこれまでにあるかないかくらいの大きな危険が差し迫っていますよ!」というニュアンスであると考えてください。
警報レベルでは多い時でも1週間ごとに発令されることも少なくありませんよね?
ですが、特別警報はこれまでに経験したことの内容な被害に襲われる可能性が高いということです。
こうイメージすることが出来ればすぐに逃げようと考えるはずです。
自分への被害をイメージできるかできないかの差は、被災したときに命を守ることが出来るかできないかの違いに直結してくるでしょう。
ですから、特別警報が出たらすぐに命を守る行動をとらなければいけないのです!
特に津波・大雨の特別警報が発令されたらすぐに行動しましょう。
津波に関してはすぐに高台に避難し、決して海の方へは近寄らないでください。
大雨の場合は、自宅の地形をよく理解した行動が必要となります。
河川の氾濫・土砂崩れなども十分に考えられる状況ですから、あらかじめ行動パターンを決め家族と相談しておくと良いでしょう。
とにかく特別警報が発令された場合は躊躇することなく命を最優先にする行動をとるべきです。
その為には事前にその事態を想定し、どう行動するかという事を考え、共有しておく事が肝心となります。
今回は特別警報に関するお話をさせて頂きました。
特別警報は最大級の被害が想定されるケースで発令されます。
特別警報-命を守る行動というイメージを、普段の生活からよく自分の頭に入れておかなくてはいけませんね。
それでは、続きまして最近弊社で施工させていただきました事例をご紹介させていただきたいと思います!

横浜市磯子区で台所下からの下水臭を直しました。
横浜市磯子区の戸建てで、台所下から異臭がするということでした。
現場を確認すると、下水臭がしました。
防臭キャップが排水管のサイズと合わず、外れていたので、防臭キャップの交換と、排水管の洗浄を行いました。
【防臭キャップ】
防臭キャップは排水管と排水ホースの隙間を無くすことで下水の臭いがシンクに上がってくることを防止するキャップです。
排水管はVU40かVU50なので、それぞれサイズがあった防臭キャップを取り付けます。
被せるタイプより、排水管の中に挿しこむ方がしっかり隙間を無くすことが出来ます。
【排水管の洗浄】
経年の汚れがどうしても排水管の壁に付着するので、高圧洗浄機を用いて管内を清掃します。
高圧洗浄機の洗管ホースを管内に入れて、洗浄機のエンジンを入れると、洗管ホースから高圧水が噴射されて、管内の汚れに当たり排出されます。
弊社の高圧洗浄機はガソリン式であり、電気式のモノより強力な洗浄能力を有していますので、隅々まで綺麗に洗浄することが可能です。
現場を見て対応方法をご提案致します。
その他のキッチンのトラブルの料金など詳しくはコチラ!
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神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「排水桝・汚水桝」ってなに?
高圧洗浄機
汚水桝(汚物は下の凹みを流れます)「排水管が詰まったら、高圧洗浄機で排水管内を洗浄します。」と言われ、屋外の”桝”と呼ばれる蓋を開けている、業者を見て、何をしているんだろうと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
この、排水桝(汚水桝)は、家の中の排水口から流れ出てきた汚水を一旦溜め、排水管詰まりの時に洗浄できるように(メンテナンスできるように)設置されている、排水の中継地点です。
その為、家の外周には、いくつもの桝(排水桝)が配置されています。
基本的に
①雨水枡(雨水のみ流れる系統)
②汚水桝(トイレ排水のみ)
③排水桝(台所などの雑排水やトイレ排水が通る系統)
と3系統ありますが、最近は
①雨水枡⇒雨水浸透桝、②③は同一配管(屋外の公共下水道が合流式であれば合流して良い場合があり、建物が分流方式であれば合流は避けるべきです。)となり、より詰まりが発生しやすくなっています。
なぜなら、キッチンから出る排水には「油脂」が含まれており、そのベタつきにトイレットペーパーがへばり付いてしまい”塊”となりやすいためです。油脂は雑菌と混ざるとより固くなり、冬場は冷えて管内を流れにくくなります。
そして、その行く先が敷地境界近くにある”集中桝”です。この集中桝から国の管轄である下水道に排水は流れ込んでいくのです。
桝の大きな役割は、通過するゴミや汚泥を沈殿、分離させる事です。
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【下水桝の詰まる原因~生活面で気を付けたいこと】

生活排水は、大きく分けて、トイレとその他。
トイレは言わずと知れた尿や便、それとトイレットペーパーです。盲点なのが、このトイレットペーパー。
実は、「水に溶ける」のではなく「水でほぐれる」紙なのです。
一度に大量にトイレに流してしまうと、水を含んでほぐれて流れやすくなるはずのトイレットペーパーが、水を含む間もなく流されてしまい、排水管の壁面にくっついてしまうことになりかねません。それが、排水管の詰まりのきっかけとなってしまうかもしれないのです。
そして、生理用品や尿取りパッド。下着を下した時に便器内に落ちてしまう事があります。便器の中に落とした物は、スマホや大切なもの以外は触りたくないものです。
しかし、水分を吸収するためのパッド類は、便器内の水も吸ってしまいますから、たっぷり水を含んでパンパンに膨らんでしまいます。落としたものを見えない場所へ流したくなるものですが、見えないからといって無くなる訳ではありません。見えない場所で膨らんでしまうと、排水を阻害するモノへと変化してしまいます。
店舗利用時には特に、お店に迷惑がかかるので、水をたっぷり含む前に引き上げ、ゴミ箱へ捨てましょう。
その他に分類しましたが、お風呂や洗面所は、石鹸(液体も含む)のカス、髪の毛、体の汚れなどが排水管の詰まりの原因となります。髪の毛など手で取れるようなゴミは、排水管に流さずゴミ箱へ捨てるのがとても大事です。
また、キッチンは料理に油を使います。ご存じのように、油は温まると水の様にサラサラになります。逆に言うと、冷えると固まってしまうのです。固まった油は「油脂」と呼びます。
そして、食器に付いた食べかすやご飯粒。これらも排水管にそのまま流してしまうと詰まりの原因となるのです。出来るだけ、排水口にネットを掛けたり、食べ残しは三角コーナーなどで直接排水口に流さないようにしてください。
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【家もメンテナンスが必要です】

戸建て住宅の場合は、家自体の管理もメンテナンスも、ご自身で行わなければなりません。
10年以上、下水管を洗っていない戸建て住宅だと、排水管に詰まりが出てしまい、高圧洗浄で排水管を洗うと、結構油脂が出てきます。
また、水回りの製品も永遠に使用できるものではありません。リフォームなども、築20年経たない内にご検討されると良いかと思います。
その、メンテナンスの時期や間隔も、販売した住宅メーカーや不動産などが教えてくれるといいのですが、なかなか難しいのが現状のようです。
この記事を見て、自分の家はどうなんだろうと思った方、「戸建て住宅 メンテナンス」で検索すると、色々な不動産や住宅メーカーがアドバイスしているサイトがヒットしますので、是非、ご自分に合った方法を見つけて下さい。
分譲マンションの場合は、管理費で毎年洗っています。もし、そのような事がないと思った方は、管理組合に問い合わせてください。
(参考:スーモ)
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豆知識「防臭キャップ」ってなに?

洗面化粧台等の収納内にある、排水配管接続に便利な製品です。
床から出ている排水管を、床から30㎜ほど立ち上げておき、そこに防臭キャップをはめ込み、トラップの配管や排水のジャバラホースを差し込めば、汚臭が収納内に上がってこない。という仕組みです。差し込みが浅いと外れやすくなりますので、しっかりと行います。
しかし、防臭キャップも「消耗品」です。ゴムで出来ているので、経年劣化すると、ゴムが固くなりヒビ割れや縮みが生まれやすく。排水ホースなどへの密着性が損なわれ、隙間から臭いが上がってきてしまいます。
収納内の掃除をする際などに、防臭キャップを触ってみて、固くなっているようなら取替えましょう。(参考:ミツモア)
【排水管の洗浄でにおいを撃退!家庭で出来る対策とは】
浴室や洗面所、キッチンの水回りから何か臭うような気がする…そんな経験はありませんか?原因がわからず困っている人も多いでしょう。なぜ排水管がにおいの原因となりやすいのか、その理由とにおいの解決方法をご紹介します。
①トラップ
一般的な住宅には、水を使う場所には排水管にトラップが備わっています。主に、キッチンや浴室、洗面所や洗濯機の設置場所、トイレなどの水回りです。
同じトラップと言ってもそれぞれ目的に合わせて配置されており、排水管には主に3つの機能があります。
お風呂などで使った汚水を家の中で漏らすことなく外へと出す排水機能がその一つです。
②除害施設
また、使った水にはゴミや髪の毛などが含まれています。そういった異物を除去するフィルタリング機能が備わっています。
いわゆる「ヘアーキャッチャー」や「ゴミ受け」などです。流れがすぐ悪くなるからと、外して水を流していませんか?それでは臭いや詰まりの原因をそのまま流すことになり、異物が除去できません。
③異臭防止
3つ目は異臭防止機能です。排水に含まれる汚れが放つ嫌な臭いをシャットアウトし、排水口から漏れないようにしてくれます。
排水口からのにおいは、排水トラップやゴミ受け、排水管の中にぬめりや汚れがこびりついていることが原因の場合が多いです。
洗濯機や浴室・洗面所の排水口では髪の毛や糸くず、石鹸カスや皮脂などが汚れの元となり異臭を放ってしまいます。
キッチンの排水口では、調理や食器洗いの際に付着した食べカスや油汚れがにおいの原因となることが多いでしょう。
浴室では浴槽や壁、床などの掃除をしていないと、皮脂汚れや石鹸カスがこびりついたままになってしまいます。さらに換気をしていないと湿気が溜まっているため、カビや雑菌が繁殖して悪臭を放つ場合があります。
洗濯機付近のにおいの場合、洗濯槽内にカビが発生している可能性もあります。
臭いを放つ状態の排水管の内容物を分析してみますと、油脂分と有機物がほとんど占めており、この付着物に細菌、真菌、原虫などの微生物が増殖し、発酵することにより悪臭が発生します。
そしてこの付着物は細菌の増殖にともなって細菌が分泌した粘液でできるスライムとともに灰黒色の軟泥状の皮膜に成長し、不快なだけでなく極めて非衛生的なものです。
排水が流れる排水管は、定期的なメンテナンスが欠かせません。
パイプクリーナーなどを活用して、快適な生活を手に入れましょう。
(引用:MISAWA)
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。
【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。
【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。
【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。
水道局指定工事店です。
◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021
・対応地域
神奈川県全域を対応致します。
【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市
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【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村
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【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町
日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。
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