2020.08.29ブログ

【配管補修】漏水調査後に給湯配管の補修をしました(横浜市鶴見区)

こんにちは。神奈川水道です。

 

今回は、「台風」についてお話させていただきたいと思います。

 

普段身近な災害である台風ですが、そもそも台風はどこでどのようにして発生しているのでしょうか?

 

ご存知の方は聞き流していただいて結構ですが、知らないという方の為に台風の発生のメカニズムについて詳しく触れていきますね。

 

台風の発生原因

 

アメリカなどでは大型の台風が上陸し、甚大な被害をもたらしたというニュースを見ることも少なくありませんよね?

 

ちなみに台風は英語でサイクロンと呼んでいます。

 

しかし、日本も世界的に見て台風による被害が多い国と言えます。

 

特に7月から9月は台風が多い時期でもあり、沖縄・九州地方を中心に多くの被害が出てしまう事もありますよね。

 

その台風は、日本よりもはるか下の海で発生することをご存知でしょうか?

 

日本よりも下の赤道に近い海は海水温も高く、上昇気流が発生しやすくなっています。

 

この上昇気流には大量の水蒸気が含まれており、その空気が上空で集まることで「積乱雲」という雲が発生します。

 

この積乱雲が集まることで熱帯低気圧が出来上がり、その熱帯低気圧が発達することで台風となるわけです。

 

台風の構造は複雑ですが、その各所に特徴的な働きを持つものがあるのでご紹介していきますね。

 

  • 台風の眼


 

これは聞いたことがあるかと思いますが、台風の眼は台風の中心部にありここは比較的雨風が穏やかです。

 

台風による被害を受けている地域では一瞬雨風が嘘のようにやむことがありませんか?

 

その時は自分のいる位置が台風の眼に入ったからかもしれません。

 

台風の眼は下降気流が発生しているために雨風が弱まるそうですね。

 

台風の眼がくっきりと小さく見えるものほど台風自体の勢力は強くなる傾向にありますので、天気予報で台風情報が流れたら注意してみてみるのも良いかもしれません。

 

  • アイウォール


 

アイウォールは地風の目を取り囲むようにして出来ている積乱雲の壁です。

 

ですから非常に強い雨と風が特徴であり、台風被害はこのアイウォールによる暴風雨であると考えて良いでしょう。

 

この他にも、スパイラスバンドやアウターバンドなどもありますがそちらの方はアイウォールに比べれば暴風雨とまではいかないくらいの雨風の強さですね。

 

しかし竜巻が起こる可能性がある点には注意です。

 

今回は台風についてお話させていただきました。台風被害から身を守るためにも台風について知っておくことも悪くはないはずです。




それでは、続きまして最近弊社で施工させていただきました事例をご紹介させていただきたいと思います!

給湯配管の補修

横浜市鶴見区で漏水調査後に給湯配管の補修をしました。

 

横浜市鶴見区の一戸建てで、水道メーターが微妙に動いているとのことでした。

現場を確認すると、ゆっくり水道メーターが動いていましたので、まず給水配管か給湯配管のどちらが漏れているかを確認することとしました。

 

給湯器のバルブを閉めると、水道メーターの動きが止まったので、給湯配管からの水漏れと分かりました。

給湯器付近で水漏れしていたので、漏れている箇所の配管を切断し、新たに補修しました。

給湯配管は銅管でしたので、銅管カッターで切断し、切った箇所にテクタッチというワンタッチ式ソケットを繋げて、フレキ管を給湯器まで接続して補修致しました。

補修後、給湯器のバルブを開けて通水し、水漏れが無かったのでOKです。

フレキ管の上には保温材を被せてキャンパステープを巻きました。

現場を見て対応方法をご提案致します。

 

【水漏れ箇所が不明の時】

今回は水漏れ箇所が分かりましたが、給湯配管が被覆銅管の場合は、実際の漏水箇所から水が伝って漏れてくるので、漏水箇所の特定が出来ない場合があります。

このような場合、給湯器から各蛇口までの配管を引き直す必要があります。

 




神奈川水道コラム~雑談と世間話~

豆知識「銅管」ってなに?


被覆の下にはピンホールピンホールの開いた銅管

 銅管と架橋ポリの接続

銅管は引張強さが比較的大きく、アルカリに侵されず耐食性に優れスケールの発生も少ないです。薄肉化しているので軽量で取り扱いが容易ですが、管の保管、運搬に際しては凹みなどを付けないように注意する必要があります。

 

硬質銅管と軟質銅管があります。軟質銅管は4~5回の凍結では破損しないので、寒冷地の配管にも使用されています。被覆銅管は外傷防止と土壌腐食防止の効果があります。給湯配管として使用する場合にはpH値が低く、遊離炭酸が多い水質では孔食(ピンホール)が起こることがあります。

 

銅の特性の中でも、“熱が伝わりやすい”という強みを発揮しているのが「銅管」です。その代表例が、エアコンの冷媒管。内面に溝をつけた銅管(内面溝付管)が使用されています。これは1970年代後半に登場した銅管であり、溝をつけることによって管の内表面積を約1.5倍にして、熱を伝わりやすくしています。(参考:KMCT

 

また、近年では地球環境に対する意識の高まりから、フロンに代わりCO2などの自然冷媒を使う熱交換器が誕生しています。その熱交換器に使用される銅管は高い圧力に耐えうる強度が必要とされますが、当社の開発した高強度銅管が広く使われています。

 

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豆知識「テックタッチ」ってなに?


 左の光っているパイプが銅管

テクタッチで補修する場合は銅管を銅管ブラシで磨いて表面を平滑にします。カチッと差し込むだけです。テクタッチの利点としては溶接のように火を使わないで済むことです。ただし、差し込む面が凸凹していると隙間から漏水する可能性があります。

 

屋内であれば架橋ポリ管を使って施工している場合もあります。その場合は割れている箇所の両側を切断し、ポリ管用のソケットで新規の管を繋げれば完了です。ソケットは糊も使わず差し込むだけなので簡単です。架橋ポリ管は日光の紫外線で劣化するので屋外使用はNGです。

 

屋内配管の場合は配管むき出しでは無く、リフォームカバー(エアコン配管の白いカバー)を付ける時があります。リフォームカバーを付けると見た目が自然で、身体がぶつかってしまっても配管に直接衝撃はいきませんので守るためにもカバーします。

 

「テクタッチは、銅配管施工作業を改革します。」

火気を使用せず差し込むだけで施工できる給水・給湯用銅管継手。

はんだ付けやかしめ方式など専用工具を用いた作業が省けるので大幅なコストダウンが可能です。

■特長

  • “カチッ”と当たるまで差し込むだけで接続できます。

  • 施工時間が短縮できます。

  • 工具不要なので狭い所でも施工できます。

  • 施工時の角度調整が容易です。

  • 火も電気も不要です。

  • 接続銅管の質別は問いません。(ガス配管へは使用不可)(参考:ベストなパーツ


 

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豆知識「漏水調査」ってなに?


水道メーターのパイロット

よく相談されるのが、「どこからも水漏れしている様子がないのに、水道メーターのコマがゆっくり回り続けているので、どこかで漏水しているようだ」という内容。

 

給水管は、基本的に壁内や床下・天井裏など、目に見えない場所を通り、水回りへと配管されます。

その過程の中で、目に見えない場所から水漏れしていた場合、当然その事実に気付きませんし、水道料もさほど変わらずそこでも気付けません。最終的に「水道メーターのコマ」が回っているかどうかで判断するしかないのです。

 

しかし、ご家庭で使用されるのは、水だけではありません。お風呂など、お湯ももちろん使います。しかし、お湯も水道メーターを通ってきた水から作られるので、水漏れと言っても、お湯の配管経路も疑わなくてはなりません。

そこで、漏水調査では、まず水道メーターを開けたまま水を止めない状態で、給湯器から各水回り(お湯系統)に配管される元となるバルブを閉めてみます。すると、そこで第一弾の判断が出来ます。

 

・バルブを閉めたら、水道メーターのコマが止まる場合⇒給湯系統が水漏れの原因であると確定。

・バルブを閉めても、水道メーターのコマが止まらない場合⇒給水系統に水漏れの原因はあるが、給湯系統に水漏れが無いとは言い切れない。

 

家中の点検口などから確認できる配管系統を調べ、それでも分からなかった場合は、水道メーターからの配管全てを取替える必要が出てきます。

 

その場合でも、一旦給湯器まで配管してバルブを開け、水漏れが無かった場合は、給水系統からの水漏れだと確定できるので、無駄ではありません。

 

その場合、給湯配管はそのままで、給水配管のみを屋外の露出配管で引き直します。

 

もちろん、一部の配管修理で済む場合と違うので、ご予算は多めに見ていただく必要があります。

 

お見積りをお渡ししますので、十分ご検討のうえ、相見積もりも取ってから、配管の引き直し工事をご依頼ください。

 




●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

 

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。

【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。

水道局指定工事店です。

◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021

・対応地域
神奈川県全域を対応致します。

【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市

【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町

【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村

【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町

【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町

日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。

現場を見て最適な方法をご提案いたします。

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