2020.08.25真鶴町

真鶴町で排水桝の取替えをしました

こんにちは。神奈川水道です。

 

前回の記事ではペットボトルのリサイクルについてお話させていただきましたが、ペットボトルと並んで分別されリサイクルされているものは「空き缶」ですよね?

 

空き缶にもアルミ缶とスチール缶がありますので、それぞれがどのようにしてリサイクルされていくのかをご紹介させていただきます!

 

アルミ缶のリサイクル

 

アルミ缶のリサイクルの流れは大きく分けて2つになります。

 

1つは使い終わったアルミ缶を材料にして、また新しいアルミ缶を作ることです。

 

これはペットボトルも同じようなところがあり、「CantoCan」とも呼ばれているリサイクルですね。

 

もう1つは他のものへとリサイクルさせる方法で、主にアルミサッシやバイク・電化製品などに再利用されます。

 

ちなみに、アルミ缶を再利用することで非常に多くのエネルギーを節約することができるのでアルミ缶のリサイクルはとても有効であると言えます。

 

アルミ缶のリサイクルは各家庭や町中のゴミ箱からアルミ缶を回収することから始まります。

 

改修されたアルミ缶はリサイクルセンターに運ばれ、プレス処理されることで次の段階へと運搬しやすいように加工されるのです。

 

四角い大きな塊に加工されたアルミ缶は製鉄メーカーに運ばれ、約660℃に熱されて一度溶かされます。

 

溶かされたアルミは再度固められ、地金として生まれ変わりその地金を薄く延ばして板にするのです。

 

これは、再度アルミ缶として作り直しやすくするためですね。

 

こうして回収されたアルミ缶は新しいアルミ缶へとリサイクルされているのです。

 

スチール缶

 

今ではあまり見なくなってしまったスチール缶もしっかりとリサイクルはされています。

 

基本的にはアルミ缶と同じ流れですが、鉄はアルミよりも高い温度でなければ溶けません。

 

ですから、製鉄メーカーなどではスチール缶の溶解には約1600℃もの高熱にする工程があるのです。

 

ココがアルミ缶と大きく違う点ですね。

 

その後は同じように固められてから薄く延ばし、再度スチール缶として加工されます。

 

スチール缶のリサイクルは再度スチール缶に生まれ変わらせる方法と、自動車・船舶・電車などにも再利用されています。

 

鉄ですから様々なリサイクル先があるわけですね。

 

このように空き缶もしっかりとリサイクルされており、様々なものに生まれ変わって私たちの生活を支えてくれていると言って良いでしょう。

 

今回は空き缶のリサイクルについてお話させていただきました。

 

それでは続きまして、弊社で最近施工させていただきました事例をご紹介させていただきます。

排水桝

真鶴町で排水桝の取替えをしました。

真鶴町の一戸建てで、コンクリート桝にヒビが出来て、そこにトイレットペーパーが詰まり、トイレが流れなくなったのでコンクリート桝を取り替えたいとのことでした。

そこで、コンクリート桝から塩ビ桝へと新しく取り替えました。

 

【排水桝の取替え方法】

既存のコンクリート桝から塩ビ桝へと取り替える方法ですが、まず、地面の土をスコップで掘ります。

コンクリート桝とそれに接続されている管が露出するまで掘る必要があります。

また、地面がコンクリートの場合はハツリ機を用いて、コンクリートを割ります。

排水桝と排水管が露出したら、排水管を切断し、コンクリート桝をハツリ機とスコップで砕いて撤去します。

既存の排水桝と排水管の撤去が出来たら、新しい塩ビ桝を設置し、新しい排水管を既存の排水管に接続します。

排水管は塩ビ管なので、専用の糊で接着することが出来ます。

新しい排水桝の施工が終わったら、水を流してみて、水漏れや詰まりが無ければOKです。

最後に土を埋め戻して踏み固めて作業は完了です。

 

【塩ビ桝のメリット】

コンクリート桝は経年劣化でヒビ割れしてきます。

ヒビに固形物が詰まったり、ヒビから水漏れして地面の土を押し流して空洞にしてしまいます。

また、コンクリートは重いので自重で沈んでいき、排水管が逆勾配になってしまうこともあります。

塩ビ桝は軽いので沈みにくく、排水管も塩ビ管なので、桝と管を接着すると隙間が無くなり、水漏れなどもしなくなります。

現在はコンクリート桝から塩ビ桝にするのが主流です。

 

現場を見て対応方法をご提案致します。

 




神奈川水道コラム~雑談と世間話~

豆知識「汚水桝(排水桝)VS 木の根っこ」ってなに?




コンクリート製の桝の困ったところは、木の根っこが入りやすいところです。

コンクリートの排水桝にヒビが入り、木の根っこが生えてきて障害物となり、トイレットペーパーが引っかかり溜まってしまうのです。

トイレの排水が流れる汚水桝(排水桝)は、汚水が木の根っこにとって格好の栄養分となるので、早いスピードで成長して、排水の流れを阻害します。

木の根はその場でとりますが、1年もすればまた伸びてきます。

その為、桝の交換の時には、塩ビ桝への交換を勧めています。

**********

●植物に与える肥料に含まれる三大栄養素●


人間が生きるために栄養素が必要なように、植物にも栄養素が必要不可欠です。植物に必要な栄養素の中でも特に大切なのが、3大栄養素と呼ばれる窒素・リン酸・カリウムです。

・窒素
葉の色を濃くしたり、枝・茎を太く丈夫にするなど、葉や枝・茎の生育を促すのが主な役割です。葉肥とも呼ばれています。窒素が不足すると葉の色が薄くなる、枝・茎の生育不良に繋がります。ただし、窒素が多すぎるとかえって抵抗力が弱まり、病気になりやすくなるので注意が必要です。

・リン酸
実肥と呼ばれるリン酸は、その名の通り実・花のつきを良くする働きを持っています。そのため、リン酸が不足すると花つきや実なりが悪くなり、さらには根や葉、枝などの生育にも影響を与えます。実がなる植物を育てる際には特に必要となる栄養素なのです。

・カリウム
カリウムは根や茎を丈夫に生育するために必要な栄養素で、根肥とも呼ばれています。根・茎を丈夫にするだけでなく、乾害・寒害などから植物を守る耐病性を身につける働きもあります。不足すると根の生育が悪くなり、葉焼けのような枯れ方をすることがあります。

●【17種類の元素】
植物が生きていくために必要な17種類の栄養素は必須元素といわれており以下の通りです。

窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)、酸素(O)、水素(H)、炭素(C)カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、硫黄(S)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、ほう素(B)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)、銅(Cu)、塩素(Cl) 、ニッケル(Ni)

自然の環境では、落葉・動物の糞尿・死骸といった有機物を土の中の微生物が食べて無機物に分解します。

その無機物を栄養素として植物が吸収しますが、圃場では自然のサイクルがないため栄養素を定期的に与える必要があります(※酸素(O)・炭素(C)・水素(H)は自然界にある二酸化炭素(CO2)・水(H2O)から吸収ができる)。

このように植物の維持に必要な無機物の栄養素をミネラルと呼んでいます。

(引用:セイコーエコロジア

無機物の栄養素を必要としている木の生育ですが、肥料の三大栄養素の中には、糞尿から微生物が分解してできる栄養素が大きく関わっている事が分かりました。

ですから、排水管の中に水と一緒に糞尿が溜まっていると、また食べ残しが留まっていると、発酵して木の根の栄養素となり、それを求めて排水桝から木の根が入り込むという事例が多く発生するのです。

 




●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

 

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。

【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。

水道局指定工事店です。

◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021

・対応地域
神奈川県全域を対応致します。

【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市

【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町

【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村

【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町

【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町

日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。

現場を見て最適な方法をご提案いたします。

水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問合せ下さい。

排水口・排水管トラブルの料金など詳しくはコチラ!


 
お問い合わせ