突然ですが皆さん、「防風林」って聞いたことはありますか?
その名前の通り、風を防ぐための林なのですが意外とそのありがたさや、目的についてご存知ない方も少なくありません。
そこで今回は「防風林」について詳しくご紹介させていただきたいと思います。
防風林とは
防風林は、強い風が吹く土地に防風の役目で意図的に設けられた森林のことを指します。
農地の土壌を強風から守るために作られたものは「農地防風林」、海からの強風から沿岸部の土地を守るために作られたものは「海岸防風林」、鉄道や列車自体を強風から守るためのものは「鉄道防風林」と呼ばれていますね。
守るべきものの名前こそついてはいますが、どれも基本的には強風による被害を防ぐという大きな目的をもって設置されているものになります。
中でも、海岸防風林は強風に耐えられる強さと「塩害」にも強い樹種が求められ、防風林として設置されている木は限られてきますね。
クロマツは海岸防風林ではメジャーな樹種であり、塩害にも強く強風にも負けない強さも持っています。
また、イヌグスと呼ばれる樹種は聞き馴染みはあまりないかもしれませんが、こちらも強風に強く海岸防風林にはよく使われているんです。
高さが20m・太さは1mにもなるものもあり、防風林としても役目をしっかりと果たしてくれています。
ちなみに、沖縄県の宮古島では毎年襲来してくる「台風」の対策にもクロマツを使っているようです。
沖縄県宮古島と言えば、「サトウキビ」の生産が盛んですよね。
しかし、台風の影響で塩害が深刻であることはあまり知られていない事でもあります。
その塩害を防ぐために、サトウキビ畑の周辺にクロマツの防風林を設置しているんです。
さらに、防風林を植えることで二酸化炭素の吸収・土壌流出防止・生き物の生息環境の維持・農村景観の維持などの効果も期待できます。
本来の目的以外にも様々なメリットがある防風林ですから、盛んに植樹が行われている事にも納得ではないでしょうか?
今回は「防風林」についてお話させていただきました。
普段あまり深く考える事や見かける事はないかもしれませんが、防風林にはこのような役割があったという事を覚えておいていただけたらと思います。
また、植樹の機会がありましたらぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?
その行動が様々な生き物や作物を助ける大切な行動となりますからね。
それでは続きまして、弊社で最近施工させていただきました事例をご紹介させていただきます。
藤沢市で屋外の水栓柱を交換しました。
藤沢市の一戸建てで、水栓柱から水漏れがあり、地面が濡れてきていました。
水栓柱の周りはコンクリートだったので、ハツリ機でコンクリートを割って撤去した上で、地面の土をスコップで掘りました。
そして、給水配管は塩ビ管だったので、途中で切断し、水栓柱(給水と排水どちらも)を撤去しました。
既存の水栓柱を撤去出来たら、買ってきた新しい水栓柱をセットし、給水と排水を接続しました。
給水管は耐衝撃性塩ビ管HIVP、排水管はVU50で行いました。
給水管はVP20だったので、水栓柱の部分のみ13に分岐して径を落として、台所へ行く分は20のままで繋げました。
排水管の径は本来もっと小さくてもいいですが、既存管と合わせました。
そして、水道メーターを開けて通水した結果、水漏れは止まりました。
よって、土を埋め戻して、上の部分は最初と同じようにモルタルを水と混ぜて練って、均して作業完了です。
固まるには丸1日かかります。
また、2Fのトイレの便器から少し水漏れがあるとのことでしたので、トイレタンク内の部品交換(ボールタップ、ゴムフロート)も行いました。
現場を見て対応方法をご提案致します。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「水栓柱」ってなに?
立水栓とは、屋外に設置される柱状の水栓設備です。
庭の草木の水やりや洗車、掃除など屋外で水を使用する際の給水に使用されます。 立水栓があるとないとでは、屋外活動の利便性に大きな差が生まれます。
屋外で水が必要になる作業は意外と多く、水道設備が無ければ家の中からホースで水を引いてこなければ満足に活動できません。
立水栓はそんな不便を解消するためのものであり、様々な用途に使用できる便利な設備です。
地面に埋め込むタイプの散水栓と異なり、使いやすい高さに蛇口が取り付けられているので、子供から大人まで誰でも簡単に水を使うことができます。
屋外で水を使用するための立水栓は、目的に合わせた場所に設置することでより使いやすくなります。
植木や芝生の水やりなど、ガーデニング目的に使用するのならば庭に、クルマを水洗いするのに使用するなら、カーポートの近くに、子供が外遊びで汚れた手を洗ったりペットの足を洗ったりするのなら、玄関付近に設置しておくと便利です。
柱を立てる立水栓はポツンと立っていると邪魔になりますから、壁沿いに設置するのが基本です。
家の周囲のうち周囲に余裕があり、水を使った作業がしやすい場所を選びましょう。
使用頻度によってもベストな設置場所は異なります。屋外で水をよく使うのなら利便性を第一に考えて使いやすい場所に設置するべきですが、めったに使わないのであれば、いざという時の給水場所として割り切って、裏庭など目立たない場所に設置してしまうのも、一つの方法です。(引用:サンガーデンエクステリア)
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豆知識「散水栓」ってなに?
散水栓とは、庭掃除や芝の水やりなどに使う、屋外に設置してある水栓のことです。
散水栓BOX内に設置し地中に埋めてあり、使う時に蓋をあけて蛇口にホースを接続して使用するタイプが一般的ですが、地面に直接設置してある場合や、蛇口のハンドル部分が鍵付きの構造をしている蛇口もあります。
蛇口にホースを差し込んだまま蓋が閉まる散水栓BOXや、散水栓用のホースアダプタも販売されており、使用する時にワンタッチでホースを接続する便利な使い方も出来ます。
ホースを差し込みやすいように工夫されている蛇口ですが、水の勢いでホースが外れてしまう事を心配される方は、ホースアダプタの使用をお勧めします。(散水栓BOX使用の場合、アダプタを付けてもフタが閉まるか確認してください)
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豆知識「家庭用の給水配管の径」って?
当然のことながら、戸建て住宅でも分譲住宅でも、自分で購入していながら、その水道配管の径(太さ)を知っている方はほとんどいらっしゃらないと思います。
それは、工事業者がその時の国が定めた基準に則って、正しく配管していると思っているし、信頼して下さっているからかもしれません。
しかし、築年数が数十年前の住宅の場合、その基準自体が違っていて、現在の生活スタイルには合わない径が配管されている事も少なくありません。
例えば、リフォーム時に給湯器を大きなサイズにしたり、トイレを2回にも設置したり、給水箇所が増えると、それだけで一度の使用量が増えて、水がたっぷりとスムーズに出なくなることも、考えられるからです。
水道メーターまでの上水道の配管は大きくて、水道メーターから住宅までの配管が細いだけなので、配管をし直すだけで、水の出る量を増やすことも出来ますので、ご相談ください。
※ここで言う「径(けい)」とは配管の太さを言い、太さが太いほど水が多く供給されます。(参考:リフォマ)
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。
【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。
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現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。
【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。
水道局指定工事店です。
◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021
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