前回の記事で洗濯乾燥機についてお話させていただきましたが、今回はその主流型とも言える「ドラム型洗濯乾燥機」についてお話させていただきたいと思います。
ドラム型が開発された時の衝撃は凄かったですよね。
それまでは縦型の洗濯機が主流でしたから、この形でどうやって洗濯が出来るんだろうと不思議に思っていたことを覚えています。
それではドラム型洗濯乾燥機の特徴について詳しく見ていきましょう。
ドラム型洗濯乾燥機の特徴
- 洗い方の違い
縦型の洗濯機はいわゆる「もみ洗い」のみで洗濯をしています。
もみ洗いは洗濯槽が回転することで衣類同士がこすれ合い、その力で汚れを落とす方法となっています。
一方で、ドラム式は洗濯槽が回転してもみ洗いをする点は縦型と同じですが、それに加えて「たたき洗い」という方法も追加されているのです。
たたき洗いはドラムが回転し、衣類が頂上に達したときにその衣類の重みによってドラム下部に落散るように設計されています。
つまり、上から下に落ちる衝撃力を使うことで汚れを落としているんですね。
この2つの方法を組み合わせることで縦型よりもさらに効率よく汚れを落とすことができるようになっているんです。
- 水道代が安く抑えられる
縦型に比べて、ドラム型は水道代が抑えられるように設計されていることも特徴的ですね。
型番やメーカーなどによって差はありますが、一般的には1.5倍近くは水の量を節水することができると言われています。
毎日使うものですから、節水に気を使いたいという方はドラム型をおすすめします。
- 価格が高め
コチラはデメリットと言いますかマイナスな点ですね。
ドラム型は縦型に比べて少々価格が高い傾向にあります。
もちろん、それなりに高機能や洗濯能力・乾燥能力は高いことで価格が高いという事は納得できます。
しかし、やはり購入時にはどうしても価格を見て比べてしまいます。
購入資金に余裕があり、設置スペースも確保できているという方はドラム式でも良いかもしれませんが少しでも購入価格を抑えたいという方は縦型も考えてみても良いかもしれません。
今回は、「ドラム型洗濯乾燥機」についてお話させていただきました。
スタイリッシュでかっこいいデザインが多く憧れる方も多いですよね。
高い買い物ですから、しっかりとその特徴について理解したうえで購入されてみてはいかがでしょうか?
それでは続きまして、弊社で最近施工させていただきました事例をご紹介させていただきます。
真鶴町でトイレの給水管と止水栓の水漏れを修理しました。
真鶴町の一戸建てで、トイレの給水管と止水栓から水漏れが有りましたので、これらの部品を交換致しました。
【トイレの止水栓】
床の立ち上がりの配管の上に、止水栓は付いています。
マイナスドライバーを使って、開栓と閉栓が可能で、時計回りに回すと閉栓、反時計回りに回すと開栓します。
止水栓のハンドル部分で水漏れが起きている場合は、ハンドル内のコマパッキン、スピンドルを交換すれば水漏れが止まる可能性があります。
止水栓を交換するときは、止水栓下の配管をパイプレンチで固定し、止水栓にはモンキーレンチを引っ掛けられるようになっているので、そこに引っ掛けて反時計回りに回して外します。
取り付け時にはオスネジにシールテープを巻いて時計回りに回して取り付けます。
【トイレの給水管】
トイレの給水管は止水栓とボールタップの間に接続されています。
フレキ管で代用することも出来ます。
フレキ管を使うと、手で曲げることが出来るので長さの調整が容易です。
この給水管からの水漏れは給水管自体に穴が開いているか、給水管のナット部分のパッキンが経年劣化を起こしているかです。
給水管と止水栓を交換して水漏れが無かったので作業OKです。
現場を見て対応方法をご提案致します。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「トイレタンクの仕組み」って?
・ボールタップ
水位を調整する浮き球が付いていて、浮き球が下を向いていると給水が開始され、水位が上がって水に浮き球が当たると浮き球が上に向きます。
浮き球が上を向くと給水が止まります。
・フロートバルブ(フロートゴムを使用した栓)
フロートバルブの開閉により、タンク内の水を便器へ流したり、止めたりします。
このフロートバルブには、レバーハンドルと連動する鎖がついています。
※フロートバルブに使用されているのが、「フロートゴム」です。排水口の蓋の役割を果たしている、黒いゴムで出来ている部品です。ゴムですので、経年劣化によりゴムが溶けて変形してきます。変形することで、タンク内の水が漏れだします。フロートゴムを手で触って手が黒くなったら、フロートゴムの替え時です。
最近では、フロートバルブがプラスチック製になっているものもあります。
・サイフォン管(オーバーフロー管)
フロートゴムと組み合わせる部品で、トイレのタンク内の水量を保つため、設置されています。
サイフォン管はプラスチックで出来ており、根本から折れてしまった場合、タンクに溜まらず水が流れるので、その場合はサイフォン管を交換する必要が有ります。
交換時にトイレのタンクを取り外す必要が有ります。
・給水管(直管・フレキ管)
給水管は、止水栓とタンクを繋いでボールタップに接続されている部品です。
ボールタップを変えた時に、ボールタップと止水栓までの距離が変わるので、給水管を交換しないと水漏れするリスクがあります。
フレキ管を交換する時はフレキナットに入っているゴムパッキンも劣化しているので交換する必要があります。
トイレの設置形態によって、止水栓とタンクとの繋ぎがフレキ管ではなく、直管の給水管が付いている場合もあります。
・止水栓
修理前に水を止めたり、水の勢いを調節する役割を果たします。
(引用:TOTO)
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豆知識「トイレのタンク」って実は…
トイレの洗浄(流す)には欠かせない、一気に流れる水は、便器の後ろにある「タンク」に貯めてあり、”流す”とそこから一気に水が排出されます。
しかし、最近はタンク自体見当たらないトイレもあったり、見た事もないタンクがあったりと、どんな種類があるのかな?と思った方、いませんか?
1、密結型ロータンク 一般的な家庭や商業施設に設置されている、組み合わせ便器に使用されているタンクです。密結パッキンで便器と接続されていて、便器の真後ろに設置される、長方形の形をしたタンクです。
2、隅つきロータンク 狭いトイレスペースなどで、密結型ロータンクを付けてしまうと、便器の前のスペースが無くなってしまう時などに使用してています。また、和式便器の場合は隅付きタンクのを設置してある場合が多いです。
3、タンクレスタイプ ”革新的”な、タンクのないタイプ。1や2と違い、タンクに水を貯めておく必要のない「水道直結型」のトイレです。水を貯めておく必要がないため、タンクがありません。
そして、連続して”流す”ことが出来ます。高層階に設置する場合は水圧を検証して、タンクレストイレに必要な水圧があるか確認する必要があります。
ただ、1や2と違い、給水は便器に直結しているので、家庭ではタンクによく付いている「手洗い」が付けられません。トイレ内で手を洗いたい場合、別に、手洗い器の設置が必要となります。
4,一体型トイレ 先述したタンクと便器および便座が一体となり、見た目がスッキリとした印象を与えるトイレです。スタイリッシュでおしゃれなトイレ空間にマッチしますが、部品交換できない場合は、一式まるまる交換となります。
5、番外 ハイタンク ロータンクと違い、天井近くに配置されるタンクで、引きひも式(ひもを引くと水が流れる仕組み)というチェーンがぶら下がっているタイプのタンクです。
現在は、施設などの小便器用に使用されることが多く、一般住宅では、見掛けることが少なくなりました。
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豆知識「水洗トイレの仕組み」ってなに?
今では汲み取り式のトイレは極わずかとなっており、多くのトイレが水洗式となっています。
時代の流れとともに、清潔性や高齢社会にも対応した洋式水洗トイレが主流となってきたことにも納得できます。
しかし、水洗式はトイレトラブルが発生する確率は少ないとは言うものの、汲み取り式に比べればその回数は多いはず。
そこで改めて水洗式トイレの構造について知り、未然にトラブルを防いでみませんか?
まず、水洗式トイレには「水溜まり」と呼ばれる部分があります。
洋式であれば、ふたを開けて見える少し水が溜まっている部分ですね。
こちらは常に少量の水をためておくことで、用を足した際に便器に付着する事を防いでくれたり、下水管の匂いをせき止めてくれる効果があるのです。
ですから、汲み取り式に比べ水洗式のトイレはそれほど匂いが気になることは少ないはずです。
その水溜まりから先には「排水路」がつながっており水と汚物が通る道となっています。
特徴として「S型」のパイプが設置されており、水溜まりを作ることが出来ているというわけです。
水溜まりと排水路のS型パイプにより水洗式トイレの清潔性は保たれていると言っても過言ではありません。
しかし、このS型パイプの部分を汚物や水が乗り越えれなかった場合にトイレのつまりが発生してしまうことになります。
そうならないために、タンクが備え付けられており適切な水量を流すことが出来るようになっているのです。
減ってしまったタンク内の水は水道から補給され、一定量に達すると吸水がストップされますからタンクの水があふれたり不足してしまう事の内容に設計されているというわけです。(参考:TOTO)
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【弊社作業内容】
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