2020.07.05ブログ

【配管交換】排水桝を交換しました(横浜市港南区)

こんにちは。神奈川水道です。

 

雨が降ってきたときに使う道具って何でしょうか?

 

そうです。「傘」ですよね。

 

普段の生活に溶け込んでいる傘についてあまり深く考えたことがある方はいらっしゃらないのではないでしょうか?

 

そこで今回は「傘」について詳しくお話させていただきたいと思います。

 

傘の歴史

 

傘はなんと約4000年前にはもう使われていたという説もあり、その歴史は非常に長いものであることが分かります。

 

古代エジプトやギリシャなどの壁画にも傘は描かれており、当時は開け閉めが出来ない造りのものが主流だったようですね。

 

現在のような開閉式の傘が登場したのは13世紀ごろのイタリアで作られたそうです。

 

その後18世紀のイギリスで現在のような形の傘が開発されましたが、その用途は今とは全くの逆でした。

 

そうです。日傘だったのです。

 

日傘として普及した傘は次第に雨除けにも使えるのでは?と考えられるようになり雨の日=傘となっていったわけです。

 

一方で、日本でも550年ころには傘の存在が確認されており、こちらも最初は日傘として使われていたようです。

 

日本伝統の和傘が使われていましたが、明治時代になると西洋文化が入ってきたため和傘は減少し、洋傘が主流となっていきました。

 

そして近年の傘と言えばビニール傘ではないでしょうか?

 

ビニール傘は1958年に初めて開発され、その後の東京オリンピックで一気に世界に注目される傘となるのです。

 

その後もビニール傘は手ごろで使いやすい傘として多くの人に使われ続けていますよね。

 

しかし、世界的に見ると傘をさす人っていないそうなんです。

 

そもそも雨が降っているときに外出しなかったり、雨なんて気にしないという考えの人が多い国もあります。

 

ハワイに行くとこれはよく言われますね。

 

日本人くらいだよ雨で傘をさすのは!とツアーガイドに言われたこともありますしね。

 

それでも、近年の近経問題の観点から酸性雨が降ることも少なくありませんからやはり雨の日は傘を差したほうが良いような気もします。

 

今の傘は丈夫で軽量の傘が多く、折り畳み傘もその技術が進歩してコンパクトで使いやすいものも多くなってきていますよね。

 

普段何気なく使っている傘にはこのような歴史があったことを今回はお伝えさせていただきました。

 

傘をさすときに思い出していただければ幸いです。




続きまして、最近弊社で施工させていただきました事例をご紹介させて頂きます!

排水桝の交換

横浜市港南区で排水桝を交換しました。

横浜市港南区の一戸建てで、コンクリートの桝が割れていて、ヒビ割れた箇所に木の根っこが生えて、トイレが詰まってしまっていました。

高圧洗浄機による排水管洗浄作業で詰まりは除去しましたが、詰まった原因はコンクリート桝が割れていたことだったので、コンクリート桝から塩ビ桝に交換致しました。

 

【コンクリート桝から塩ビ桝への交換方法】

桝周りの土を掘削します。

排水桝と排水管が全て露出されるまで、スコップで掘ります。

それからコンクリート桝をハツリ機とハンマーを用いて壊します。

次に、排水管をレシプロソーやノコギリで切断します。

新しい塩ビ桝を所定の箇所に設置し、塩ビ排水管を既存の排水管に糊で接続します。

この時に注意するのが勾配です。

排水管は水が流れるように、水の流れる方向に向かって下がっていかなければなりません。

これが逆勾配になると排水が流れないで詰まることになってしまいます。

糊が乾いたら実際に水を流してみて、水漏れが無いことと、ちゃんと流れるかを確認します。

問題無ければ、土をスコップで埋め戻します。

シッカリ地面を踏み固めて作業完了です。

現場を見て対応方法をご提案致します。

 

※土量は埋め戻すと減ると言われています。逆に、掘り返して山にすると増えると言われています。これにはちょっと難しい理論がありますので、興味のある方はコチラをご参照ください。(参考:土量計算の考え方

 

その他の排水口・排水管のトラブルの料金など詳しくはコチラ!


 





神奈川水道コラム~雑談と世間話~


豆知識【コンクリート桝から塩ビ桝の交換】のススメ


  コンクリート桝

 塩ビ桝

現在、コンクリート桝から塩ビ桝の交換依頼が多くなってきています。

昔は塩ビ桝などなく、コンクリート桝が標準でしたが、コンクリート桝の場合、約 15 年~20 年程で劣化が進みヒビが入ったりします。そこから水が漏れたり木の根が入り込んだり詰まりの原因となります。

また、コンクリート桝は重いので自重で沈んでいきますが、塩ビ桝は軽いのでそのようなことはありません。その為。現在の下水桝は塩ビ桝に変わってきています。

塩化ビニル管の寿命としての耐用年数は50年以上とされていますので、コンクリート桝より断然長持ちで、凹凸が少ない分、流れも良くなっているという事も関係しているのかもしれません。
(参考:塩ビ桝

*********

豆知識「排水の勾配」について


排水勾配が逆だと流れません

排水は、室内から家の外へ、敷地内から道路に設置されている下水管へ流れていきます。床下や天井裏の配管の場合は「床バンド」という高さを調整するバンドを用いて勾配調整を行います。

皆さんご存じのように、水は高いところから低いところへと流れていきます。排水管も同様に勾配をしっかり付けないと、排水がうまく流れず詰まってしまいます。

排水系統も、同様の原理を利用して、家の中の配管は道路の下水管より高い位置に設置してあります。排水桝も道路に向かって低く設定します。そして、一定の基準に基づいた勾配(傾斜)で配管を道路の下水管までつなげているのです。

既定の排水勾配は「2/100」です。簡単に言うと、100mの距離で高低差を2m付けなければならないのです。

基準は『東京都排水設備要綱』(令和4年3月改訂)によって定められています。(総則第4章 p8)

「ひとつの建物から排除される汚水の一部を排除すべき排水管で、延長が3m以下のものの内径は75㎜(こう配3/100以上)とすることができる。(条例第3条)」

 

**********

豆知識【コンクリート桝と塩ビ桝の違い】ってなに?




コンクリートの経年劣化による老朽化までの年数は、気象条件や材料などによって異なりますが、一般的には50~60年程度と言われています。

何も処置をしない状態で中性化してしまうまでが約60年とされていますが、ひび割れや亀裂から漏水(水漏れ)し、耐用年数よりも早く劣化してしまうケースも少なくありません。

コンクリート製品は鉄筋と組み合わせて施工するのが一般的で、コンクリートが割れて骨組みとして入っている鉄筋に外部から二酸化炭素の作用を受けてサビてくると、膨張した鉄筋がコンクリートを内部から押し出し桝の破壊をさらに加速させます。
(引用:コンクリートメディカルセンター

 

そして、排水管は塩ビパイプが使われていますので、コンクリート桝との接続部は、桝へ差し込んだパイプの隙間をモルタルで埋めるようになります。

モルタル部分は桝自体の耐久年数とは別に風雨の影響があり、地震などの動きによってヒビが出来てしまいます。このヒビ割れの箇所に木の根っこが生えてきたり、トイレットペーパーが挟まって、管内に詰まりを引き起こす要因となります。

また、コンクリートは重量があるので、地震等があったときに自重で沈んでいきます。

桝が沈むことによって、接続されている排水管の勾配が変わり、排水が流れなくなることもあります。

塩ビ桝の場合、経年劣化で割れることはあってもヒビが入ってくることはありません。

また、排水管も塩ビなので、糊で接着すると、桝と管が一体化して隙間が出来ません。

塩ビ管は軽量なので、自重で沈んでいくこともありません。

このような理由で現在はコンクリート桝から塩ビ桝へ切り替えることが一般的です。

**********

排水管の流れを阻害し、排水詰まりを引き起こす「木の根」はどうして汚水を好んで成長するのでしょうか。

 

●植物に与える肥料に含まれる三大栄養素●




人間が生きるために栄養素が必要なように、植物にも栄養素が必要不可欠です。植物に必要な栄養素の中でも特に大切なのが

3大栄養素と呼ばれる窒素・リン酸・カリウムです。

 

・窒素(葉肥)
葉の色を濃くしたり、枝・茎を太く丈夫にするなど、葉や枝・茎の生育を促すのが主な役割です。葉肥とも呼ばれています。窒素が不足すると葉の色が薄くなる、枝・茎の生育不良に繋がります。ただし、窒素が多すぎるとかえって抵抗力が弱まり、病気になりやすくなるので注意が必要です。

 

・リン酸(実肥)
実肥と呼ばれるリン酸は、その名の通り実・花のつきを良くする働きを持っています。そのため、リン酸が不足すると花つきや実なりが悪くなり、さらには根や葉、枝などの生育にも影響を与えます。実がなる植物を育てる際には特に必要となる栄養素なのです。

 

・カリウム(根肥)
カリウムは根や茎を丈夫に生育するために必要な栄養素で、根肥とも呼ばれています。根・茎を丈夫にするだけでなく、乾害・寒害などから植物を守る耐病性を身につける働きもあります。不足すると根の生育が悪くなり、葉焼けのような枯れ方をすることがあります。

 

●【17種類の元素】
植物が生きていくために必要な17種類の栄養素は必須元素といわれており以下の通りです。

窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)、酸素(O)、水素(H)、炭素(C)カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、硫黄(S)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、ほう素(B)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)、銅(Cu)、塩素(Cl) 、ニッケル(Ni)

自然の環境では、落葉・動物の糞尿・死骸といった有機物を土の中の微生物が食べて無機物に分解します。

その無機物を栄養素として植物が吸収しますが、圃場では自然のサイクルがないため栄養素を定期的に与える必要があります(※酸素(O)・炭素(C)・水素(H)は自然界にある二酸化炭素(CO2)・水(H2O)から吸収ができる)。

このように植物の維持に必要な無機物の栄養素をミネラルと呼ぶことが多いようです。(引用:セイコーエコロジア

 

無機物の栄養素を必要としている木の生育ですが、肥料の三大栄養素の中には、糞尿から微生物が分解してできる栄養素が大きく関わっている事が分かりました。

ですから、排水桝の中に水と一緒に糞尿が溜まっていると、また食べ残しが留まっていると、発酵して木の根の栄養素となり、それを求めて排水桝から木の根が入り込むという事例が多く発生するのです。

 

豆知識「埋設配管は漏れやすい?」


給水配管は、地面の下に埋設して配管するのが通常です。

今回の水栓柱にしても、基本的な上水道から建物までの配管も埋設配管です。

配管の上にカーポートを作ったり、重量物が乗る想定をしていれば、前もって配管の深さを変えたり仕上げの強度を上げたりと、埋設配管への影響が出ない工夫ができます。

しかし、何十年もお住まいになったり、売却されて所有者が変わったりすることで、埋設配管の位置を把握できなってしまう場合は多く、知らずに配管に過度な負担をかけてしまう場合もあります。

そうして起こってしまうのが、埋設配管からの水漏れです。じわじわと染み出てくる場合が殆どですので、気付くのにも時間がかかってしまい、水漏れ箇所も見付けにくい、厄介な水漏れです。

給水配管は、地面の下に埋設して配管するのが通常です。

今回の水栓柱にしても、基本的な上水道から建物までの配管も埋設配管です。

配管の上にカーポートを作ったり、重量物が乗る想定をしていれば、前もって配管の深さを変えたり仕上げの強度を上げたりと、埋設配管への影響が出ない工夫ができます。

しかし、何十年もお住まいになったり、売却されて所有者が変わったりすることで、埋設配管の位置を把握できなってしまう場合は多く、知らずに配管に過度な負担をかけてしまう場合もあります。

そうして起こってしまうのが、埋設配管からの水漏れです。じわじわと染み出てくる場合が殆どですので、気付くのにも時間がかかってしまい、水漏れ箇所も見付けにくい、厄介な水漏れです。

そして、他に考えられるのはそもそもの埋設配管の配管方法が間違っていたから。

そう、何度も埋設配管から水が漏れている原因として考えられるのは、地中深くに配管していなかったからかもしれません。

そして、他に考えられるのはそもそもの埋設配管の配管方法が間違っていたから。

そう、何度も埋設配管から水が漏れている原因として考えられるのは、地中深くに配管していなかったからかもしれません。

給水配管が浅い場所に埋まっていると、その上を人が歩いたり振動を加えたりして、継ぎ手部分が破損し水漏れを起こす場合があります。

 

「(給水管の埋設)第11条 給水管は、車道内では舗装の厚さに30センチメートルを加えた値で


かつ、①60センチメートル以上の深さ


②歩道等内では60センチメートル以上の深さ


③宅地内では45センチメートル以上の深さに埋設しなければならない。


ただし、管理者が維持管理上必要と認めたときは、この限りでない。


(平10水程5・平12水程4・平26水程4・令2上下水程1・一部改正)」(引用:給水装置の構造及び材質に関する規程


 

また、経年劣化が主な原因となるケース。

住宅と同じ歳月配管も使用していますので、配管の継ぎ手部分がさびてきてピンホールが出来るなど、漏水する事も多くなります。新築からおおよそ15年から20年が、配管の状態を調べる目安と考えて下さい。

 





●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

 

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。

【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

 

【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。

水道局指定工事店です。

◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021

・対応地域
神奈川県全域を対応致します。

【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市

【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町

【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村

【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町

【県西地域】小田原市
、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町

日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。

現場を見て最適な方法をご提案いたします。

水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問合せ下さい。



お問い合わせ