普段私たちは、様々な交通手段を用いて移動をしていますよね。
車や電車、飛行機などはその主だった手段としてたくさんの方に利用されています。
しかし、日常的に「フェリー」を使って移動されている方はそう多くはないはず。
そこで今回は、あまり目立たつことが多くはないフェリーについてお話しさせていただきたいと思います。
フェリーの歴史
日本は島国という特徴的な地形をしており、北海道や九州、沖縄、四国などに物を運ぶためには船が必要不可欠でした。
このようなことが大きな要因となって日本では「海運」が盛んになっていったというわけですね。
しかし、以前使われていた物資を運ぶための船と、今回ご紹介させていただくフェリーは同じ船というくくりにはなりますが、厳密に言えば異なるものとして分類できます。
そもそも、フェリーとは旅客と自動車などを同時に乗せることが可能な船とされています。
つまり、海で隔てられた先に目的を持って旅をしている人のために、フェリーを降りた後の移動手段となる車やバイクなども一緒に乗せて海を渡る船と言えるでしょう。
もちろん、大きさや形状は様々で現在も多くのフェリーは航行していますよね。
フェリーが日本で最初に航行したと言われているのが1934年のこと。
北九州の若松区と戸畑区を結ぶためにフェリーが使われたそうですね。
ここで注目していただきたいのが、両地点の距離です。
なんとたった600メートルなのです。
数字で見ればたった600メートルですが、「海」に隔てられていれば600メートルも100メートルもかなりの障害と言えませんか?
その障害をクリアすることができたフェリーの登場は当時の人々からすればとてつもない進歩だったはずです。
ちなみに、この最初の航行で使用されたフェリーは車両がたった6台しか乗せられない小さなフェリーだったそうです。
しかし、この歴史的快挙を活かして現在は何百台と車やトラックなどとともに乗客を安全に目的地まで運ぶことができる大型のフェリーが活躍しています。
また、1960年台は日本国内において自動車保有台数が急激に増加した時期でもあり、一気にフェリーの需要も増えていったと言われています。
今考えればこの頃がフェリーの最盛期だったのかもしれませんね。
その後は海峡に連絡橋が次々と設置されたことでフェリーの需要は減少していきます。
やはり、乗り換えの手間やコスト、時間効率を考えれば橋をかけてそのまま車で海峡を渡ったほうが効率は良いですからね。
それでも、現在は離島と本土を結ぶ重要なルートとして活躍していることは忘れてはいけない事実ですね。
今回は「フェリー」についてお話しさせていただきました。
続きまして、最近弊社で施工させていただきました事例についてご紹介させていただきます。
横浜市港南区で洗面器の排水トラップを交換しました。
横浜市港南区の一戸建てで、洗面化粧台の洗面ボウル下の排水Sトラップからの水漏れでした。
ステンレスでしたが、経年劣化により、金属部分に穴が開いて水漏れしていました。
よって、排水Sトラップを交換しました。
排水Sトラップ交換するときは、管の径を測ります。
これが違うと取り付けることが出来ません。
【排水Sトラップの交換】
排水管の位置に合わせて微調整して位置を調整します。
位置を調整したらナットを締めます。
金属製の場合はモンキーレンチを用いてナットを締めます。
プラスチック製の場合は工具で締めると割れる可能性があるので、手締めで大丈夫です。
排水管の長さが長い場合は、フレキカッターで金属管を切って調整します。
排水管とSトラップの間は防臭キャップを取り付けて臭いが外に出てこないようにします。
そして、座金を付けて完了です。
洗面蛇口の水を流して、水漏れが無ければOKです。
現場を見て対応方法をご提案致します。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「水道の蛇口」ってどうなってるの?
水道蛇口を分解すると意外に多くのパーツで構成されています。普段ではあまりなじみのない部品もあると思いますが、ホームセンターなどでも各部位毎に販売されていますので、蛇口の増設や交換をする際の参考としてご紹介します。
①ハンドルビス
別名、色ビスと呼ばれる部品で蛇口ハンドルを固定するためのネジとなります。色がついていないもののありますが、色つきの場合は水は青、湯は赤色で区別します。ハンドルがぐらぐらする場合はこのハンドルビスの緩みが原因であることが多いです。
②蛇口ハンドル・蛇口レバー
シングルレバーやツーハンドルなど一般的な取っ手からタッチレスタイプまで、種類は多岐にわたりますが吐水・止水など水量調整の指令となる部品です。レバータイプは上下左右に動かしますが、力が入りやすい構造のため、ハンドルタイプに比べて消耗しやすい部品です。
③スピンドル
スピンドルとは水道蛇口のハンドルをひねると上に上がる事で水量を調節するための部品です。金属製ですが、長年使うとすり減ることで消耗します。水栓のサイズによってスピンドルの径や長さも変わってきますので交換の場合は注意が必要です。
④コマパッキン
蛇口のコマパッキンはケレップと呼ばれ吐水口へ水が出るのを直接せき止める役割を果たしています。スピンドルを上げることでパッキンも一緒に上がり、水が出るようになります。
コマパッキンはゴムのため消耗しやすい部品です。ハンドルを締めても吐水口からポタポタと水が止まらなくなったら交換時期です。
⑤蛇口スパウト
スパウトとは本体から蛇口先端の吐水口へつながるパイプのことです。
シングルレバーの混合水栓本体には内部にバルブカートリッジが入っておりハンドルと連動した吐水量と湯温の調整を行っています。水栓金具本体とナットで固定しますが、可動部分のためゴムパッキンを使用しますので、ナットの継ぎ目で水漏れした場合は、ゴムパッキンを交換して修理します。
⑥蛇口キャップ
蛇口先端に取り付ける泡沫キャップ(泡沫金具)や断熱キャップなどが一般的です。泡沫キャップは水に空気を混ぜることで水流が柔らかくなり、水撥ねを防ぐ役割を担っています。
シャワーヘッドなどと交換することも可能です。
また、古くなった水道管にはスケールと呼ばれる錆などが発生しますので、泡沫キャップがフィルターとなり、吐水口から流れることを防いでくれます。水が細くなったなと感じた場合は、泡沫キャップにゴミが溜まり、流れを悪くしている場合がありますので、確認してください。
(交換できるくん より引用)
ぜひ、自分で交換してみたい方は、こちらも参照ください。
(洗面水栓の部品交換のDIYしているページ)
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豆知識「トラップ」ってなに?
一般的にトラップと言うのは、汚臭が排水口から出てこないようにするための設備です。
・洗面所は「Sトラップ」「Pトラップ」という配管の方法で水をフタにする形で、汚臭が排水口から出てこないようにしてあります。
・台所は、「排水栓」と言うわん型トラップが一体になった排水口が付いており、こちらも水がフタになるように、工夫されています。
・浴室は、「封水筒」と言う部品を使用した筒状のトラップが付いています。これは、ドラムトラップと言う形式で、ある一定の水が溜まると流れていきますが、それ以外の水が留まって、汚臭の流入を防ぐ構造です。
・トイレは、皆さんもご存じのように、普段から水が便器に溜まるようにして、汚臭を室内に流れ込まないようにしてあるトラップです。
もっと詳しく知りたい方は「排水 トラップ 種類」で画像検索してみて下さい。形も分かるので、納得できるかと思います。
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豆知識「Sトラップ」について
排水トラップには床に接続口のある排水管にはSトラップ、壁に接続口のある排水管がにはPトラップを使用します。
Sトラップは、排水管の形を見ようによっては横を向いた「S」という字に見えなくもない形をしているので、そう呼んでいます。
一度下に向かったパイプが上にカーブして、また下にカーブして床の排水管に流れる、という構造をしています。
水を上から流すと、パイプを通った水が、排水管に流れていきます。その時、カーブしている下側”Uの字”の部分に水が残ります。
これが、排水管を流れている汚水が発する臭いを、洗面台などの排水口にまで流れ込ませない役割を果たしているのです。
接続口が2ヶ所付いているので、色々な方向のS字を作ることが出来ます。床の配管の位置に合わせて、設置する事が可能です。
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
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