港で大型の船が着桟する時に、小型の船が近くで手助けの作業をしている光景を見たことがありますか?
この小型の船は「タグボート」と言いまして、大きな船などが自分で港に着桟できない場合にロープで引っ張ったり、直接船体を当てながら押していく役割を果たしています。
通常の貨物船や客船、または漁船などとは少し違った特徴がありますのでその辺りについて今回は詳しくご紹介させていただきたいと思います。
タグボートとは
タグボートは船舶や水上構造物を押したり引いたりする役割を持つ作業船で、別名引き船・曳船などと呼ばれることがあります。
先程もお伝えした通り、大型の船舶の着桟を手助けすることもそうですが河川などで艀を移動するために使われたりもします。
小型のタグボートが多いですが、中には数千トン級もの大型のタグボートも存在しています。
大型のタグボートは外海での海難事故や救助のために使われたり、大きな建造物を輸送する場合に使われるそうです。
タグボートは他の船と違い、自分自身が動くだけの力は当然必要ですが他の船も一緒に動かすくらいの大きなパワーが必要ですよね?
ですから、タグボートは船体の大きさとは不釣り合いなくらいに強力なエンジンが搭載されています。
その為、スピードこそ出ないものの強力なトルクを生み出すようにセッティングされており馬力も3500馬力とけた違いです。
また、湾内で大型の船舶を岸壁に着桟させるためには、大きなパワーに加えて機動力が必要となります。
ですから、湾内で使われるタグボートのスクリューは特殊なものが多いようです。
プロペラが360度回転するように設計されている「アジマススラスター」は圧倒的な小回りが利くように設計されており、日本で使われているタグボートはこのタイプが多いようですね。
ちなみに、かなり大きな船舶を着桟させる場合は船体の前後に一隻づつタグボートを配置し、均等な力加減で岸壁側に押し付けていきます。
基本的に大きな船が着岸する際には、船の前の部分が湾内に向いて着岸することが多いです。
そうなると離岸する際には、一度湾内で大きな船舶を方向転換する必要が出てきますよね。
損際にもタグボートが絶妙なコンビネーションで引っ張り合い、上手に方向転換をさせている光景は圧巻です。
港でこの光景を見れたらラッキーかもしれませんね!
今回は「タグボート」についてお話させていただきました。
それでは続きまして、最近弊社で施工させていただきました事例についてご紹介させていただきます。
南足柄市で給水管を接続しました。
南足柄市の店舗で屋内配管から屋外蛇口まで、給水配管を繋げました。
壁にホルソーで穴を開けて、屋内は耐衝撃性塩ビ管HIVPの水栓エルボで外に出して、フレキ管で外は這わせました。
屋外のフレキ管は保温材を被せて、凍結防止対応を行いました。
【給水管の接続方法】
耐衝撃性塩ビ管HIVPは塩ビカッターで任意の長さに切って調整し、曲げる時はエルボ、長さを付け足す時はソケットを付けます。
糊付けで行いますが、注意点として接着前に、糊に水分が入ると接着が出来なくなるので雨の日は極力作業しないことです。
フレキ管はフレキカッターで任意の長さに切って調整することが出来ます。
ツバ出し機でツバを出してフレキナットを付けることで、フレキナットはメスネジなので、鉄管などのオスネジに接続することが出来ます。
またフレキ管は手で曲げることが出来るので狭い場所に配管を這わせる場合に便利です。
用途によって使い分けます。
現場を見て対応方法をご提案致します。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
今回は水道用の止水栓と給水部をつなぐフレキ管の切り方をご紹介します。フレキ管とはフレキシブルパイプのことで自由に折り曲げ可能な配管です。ただし無理やり曲げてしまうと、水漏れやサビの原因になるので注意して取り扱う必要があります。
フレキ管の種類
巻フレキ
実際の施工現場に合わせて最適な長さだけ使用することができますが、フレキカッターと呼ばれるフレキ管専用のカッターやツバ出し工具が必要となります。巻フレキでは1巻あたり10m程度で購入するので何度も工事を行う職人の方などが良く使用しています。
ナットとパッキンは別売りです。ツバ出しの前にナットを通しておくことが重要です。後からは入れられません。
カットフレキ
カットフレキは、あらかじめ所定の長さに切られた状態で販売されています。巻フレキと異なり、フレキカッターやツバ出し工具が不要なので、購入してすぐに取り付けることができます。
ツバ出し工具の種類
ギアレンチ式
ツバ出し工具でプレスする際にレンチを使用して締めていくタイプです。
ラチェット式
ツバ出し工具にレンチが取り付けられているタイプです。ラチェット式では順方向に回すとと締めることができますが逆方向に回すと空回りする仕組みになっているため、常に力が入りやすい位置で効率よく締めることができます。
ハンマー式(弊社使用)
フレキ管に専用の機材を取り付け、ハンマーでたたいてプレスしていくタイプです。
電動式
フレキ管を工具に取り付け、電源を入れるだけでツバ出しをしてくれるタイプです。
(参考動画:LIVILUCK)
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・配管全てを引き直す場合
経年劣化で鉄管の錆びが全体的に酷い場合は水道メーターから引き直すことも可能です。
水道の蛇口をひねった時に赤水が出たらかなり鉄管が痛んでいると分かります。
その場合は水道メーターからすべて新しい配管に取り換えた方が良いので、メーターソケットを接続し、そこから耐衝撃性塩ビ管HIVPで各蛇口まで配管致します。
地面は掘削して埋設配管を行い、屋外は配管に保温材を被せます。
蛇口の近くで壁にホルソーで穴を開けて配管を引っ張ります。
鉄管以外にも塩ビ管、銅管、鉛管、ポリ管なども対応可能です。
見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。(出張料もいただきません)
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【配管の全引き直しお見積り項目】
・水道メーターから住宅までの埋設配管工事
水道メーターから配管を引き直す場合、既存で引いている配管はそのまま(埋め殺す)で新規の配管するか、既存配管を撤去して新規の配管を引きます。
この場合、既存配管を撤去する方が見積もりは高くなります。
・給水、給湯を使用している場所の外壁の穴開け工事
給湯配管は、基本的に給湯器に結びなおせば、そこからの配管はすでに繋がっているので完了です。
しかし、給水配管はトイレや洗面所など、水を使用している場所全てに、新規の配管を引かなければなりません。
また、新築の場合、壁の中を通して配管される給水配管ですが、引き直しの場合、ほとんどが外壁沿いに配管する”露出配管”となります。
・既存の水栓の配管の切り換え工事
既存の配管とつなげてある水栓(蛇口)の配管を。新規の物と取り替えます。これを切り換え工事と呼んでいます。
給湯は切り換え工事の対象外となりますが、給湯配管がされている水栓金具は、給水配管も配管されている事が殆どなので、ほぼすべての水栓金具への工事が見込まれます。
現在、給水・給湯とも塩ビ管を使用して配管しています。従来使用していた鉄管よりも、熱に強い・耐久性があるなどの利点があるためです。
※その他、屋内排管では、架橋ポリという材料もあります。
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。
【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。
【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。
【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。
水道局指定工事店です。
◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021
・対応地域
神奈川県全域を対応致します。
【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市
【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町
【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村
【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町
【県西地域】小田原市
、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町
日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。
現場を見て最適な方法をご提案いたします。
水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問合せ下さい。