横浜市中区で下水の桝と管を交換しました。
横浜市中区の一戸建てで、庭にあるコンクリート製の下水桝が割れていたのと、雑排水管が詰まり気味ということで、下水桝交換のご依頼でした。
コンクリート桝から塩ビ桝へ交換しました。
雑排水は桝が屋外でトラップになっており、屋内でもトラップになっていましたので、ダブルトラップという状態でした。
ダブルトラップは詰まりやすいので、屋外の桝で雑排水管をストレートにしてダブルトラップを解消しました。
【コンクリートから塩ビへの桝交換方法】
まず、桝周りと下水管の周りの土をスコップと鍬で掘ります。
完全に桝と管の下が見えるまで掘り上げます。
そして、下水管をシャーパーやサンダーで切断します。
コンクリート桝をハンマーとハツリ機で壊して撤去します。
既存桝と管を撤去したら、新しい塩ビ桝を設置して、新しい管を既存管と接続します。
接続時には塩ビ糊を使用します。
この時に注意するのは下水管の勾配です。
下水管は流れる方に下がる勾配が付いていないといけません。
逆勾配になると詰まってしまいます。
新しい桝と管を施工したら糊が乾くまで待って、水を流してみます。
ちゃんと水が流れて、漏水が無ければOKです。
施工がおわったら、土を埋め戻し、踏み固めて作業完了です。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
個人的な話ですが、家の近くにあった欅の大木が、”根っこの盛り上がりでタイルが割れる”事が原因で伐採されることになりました。
マンションの6階建てくらいの高さがあったので、どうやってこれらを伐採していくのか、観察していました。
結果、2日足らずでその木は切り株になり、その空間の空がやけに広く感じられました。
夏、セミがよく止まって鳴いていたなぁと、思い出に浸ることになりました。
そういえば、最近では、公園くらいにしか大きい木は植わっていないような気がします。
学生時代、広葉樹(冬になると葉が落ちる木)は根っこが広く浅く伸びていき
針葉樹(冬も葉が生えている木)は根っこは土深くに伸びていくと習った気がします。
桜も広葉樹ですが、広葉樹の多くは花を愛で、秋には色づき、日々の生活を彩ってくれているような気がしますので、今回の伐採には少なからず、ショックを受けました。
確かに、枯れて散った葉を掃除する事もなくなるし、タイルの問題も解決するので、その選択は間違っていなかったのだと思いますが、40年近くそこに生えていた木だと思うと、切なく感じました。
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人工林・天然林って何
日本の森林には、大きく分けて天然林と人工林があります。
天然林とは、人の手があまり入らずに、自然にできた森林のことで、いろいろな種類の木が生えています。
そして長い年月の間、木の種類がだんだん変わっていきます。
最初は日当たりのよいところを好む陽樹(ようじゅ)が森をつくります。
マツ、コナラなどです。
しかし、陽樹が大きくなると、日があたらなくなるため、陽樹は育ちにくくなります。
すると、暗い森の中でも育つことのできる陰樹(いんじゅ)が生えてくるようになります。
あたたかい地方では、クスノキ、カシノキ、ブナ、シイなど、寒い地方では、ブナ、ヒバ、エゾマツなどの森へと変わります。
ブナは、あたたかい地方でも寒い地方でも育ちます。
人工林とは、人間が苗木を植えて、育てた森林のことです。
同じ種類の木だけが植えられていることが多いです。
日本ではおもにスギ、ヒノキ、カラマツなどの針葉樹(しんようじゅ)の森で、日本の森林の40%をしめます。人工林は、下草をかったり木をきったりして、人が育てる必要があります。
人工林はまっすぐの木を育てるため、間をつめて植えているので、生長に合わせて適度(てきど)に木をきっていかないと、光が入らず、森全体の木の育ちが悪くなってしまいます。
根がしっかりはらないと太くてたくましい木にはならず、ひょろひょろした木では木材としての価値(かち)が低くなります。
天然林は、自然が森の管理をしますが、人工林は、人間が管理しなければならないのです。(引用:きこりんの森)
調べてみて分かった事ですが、針葉樹は人工林が多く、住宅建材用の木材として多く使われていました。
広葉樹は自然林が多く、木材としては主に木目を特長とした調度品として使用されていました。
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しみじみと、欅の木について語っていましたが、水道工事において、木の根はとても厄介な代物です。
排水管の詰まりのご依頼で訪れた家の汚水桝が、木の根で占領されていて、排水に混ざって流れてくるものを絡めとり、詰まりの原因を作っている事が多くあります。
汚水や排水は、木にとっては栄養分の多い水なので、細い根が入り込んで成長し、排水桝を壊してしまう事もあります。
そんな場合にも、木の根は切ってしまわないと排水を正常に戻すことは出来ませんので、しっかりと切って、コンクリート桝の場合は、塩ビ桝への交換をお勧めしています。
蓋もしっかりと閉まり、木の根の侵入をコンクリート桝よりは防げるので、おススメしています。
築30年ほどの住宅では、コンクリート桝が殆どです。
この機会に、排水桝を塩ビ桝へ交換を考えるならば、お気軽にお見積無料の弊社へご依頼ください。
見積もりにご納得の上、作業に入らせて頂きます。
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豆知識【コンクリート桝と塩ビ桝の違い】ってなに?
コンクリート桝
塩ビ桝
コンクリート桝の場合、経年劣化でヒビが入ってきます。
このヒビ割れの箇所に木の根っこが生えてきたり、トイレットペーパーが挟まって、管内に詰まりを引き起こす要因となります。
また、コンクリートは重量があるので、地震等があったときに自重で沈んでいきます。また、家の外周を歩くときに思わず土から飛び出している桝のフタを踏み石のように踏んでしまう事も、排水桝を沈ませる原因にもなります。踏まないように避けて歩きましょう。
桝が沈むことによって、接続されている排水管の勾配が変わり、排水が流れなくなることもあります。
塩ビ桝の場合、経年劣化で割れることはあってもヒビが入ってくることはありません。
また、排水管も塩ビなので、糊で接着すると、桝と管が一体化して隙間が出来ません。
塩ビ管は軽量なので、自重で沈んでいくこともありません。
このような理由で、現在はコンクリート桝から塩ビ桝へ切り替えることが一般的です。
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【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
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