2020.05.13ブログ

【詰まり解消】キッチンの排水管の詰まりを高圧洗浄で実施しました(神奈川県二宮町)

排水桝

二宮町で排水管の高圧洗浄を実施しました。

二宮町の一戸建てで、キッチンの排水が詰まったという案件でした。

現場を確認すると排水管が詰まっていると思われたので、排水桝を開けた所、油脂の塊を確認しました。

よって、排水桝から排水管へ向けて、高圧洗浄機の洗管ホースを挿入して、高圧洗浄作業を実施致しました。

高圧洗浄機のエンジンをかけて洗浄を開始すると、ドロドロの排水が出てきてすぐ詰まりに当たりました。

大量の油脂の塊を少しずつ高圧水が砕きながら排出していきます。

約1時間高圧洗浄作業を行い、詰まりの塊が取れて、管内を貫通した瞬間に逃げ場が無く管内に溜まっていた排水が一気に流れ出して詰まりは除去されました。

詰まりの除去後も管内の壁には油脂が所々付着しているので、排水に何も出なくなるまでしばらく洗浄を続けて、何も出なくなった時点で作業を終了致しました。

本来は詰まる前に定期的に管清掃を行うことが望ましいです。

マンションであれば管理組合が毎年洗浄作業を実施致しますが、戸建ての場合は住人の裁量次第になります。

また、大抵は、長年の汚れが溜まって詰まるケースですが、たまに排水管自体の勾配不良であったり、排水桝が割れていたりして詰まるケースがあります。

そのような構造上の場合、修理する必要があります。

現場を見て対応方法をご提案致します。

排水口・排水管のトラブルの料金詳細はコチラ!


 





神奈川水道コラム~雑談と世間話~


 

マンホールの蓋って、なぜ丸いのか・・・よくテレビのクイズでやっている事ですが、改めて考えてみると、四角いマンホールの蓋も見かけるし、本当に「マンホールに蓋が落ちないため」なのか、疑わしくなってきました。

****************************

マンホールのふたが丸い理由


マンホールは英語の「人(man=マン)」と「穴(hole=ホール)」を組み合わせた言葉なんだ。

作業する人が地下の下水道などへ出入りするためにつくられている。

マンホールは数千年前から作られていたようで、イタリアにある古代ローマ時代の遺跡で、大理石製のふたが見つかっているよ。

ふたが丸い理由はいくつかあるけど、一番はどんな向きにしても穴に落ちないからだ。

ふたは鉄でできていて重いから、落ちると下にいる人が大けがをしかねない。

落としたふたをひろうのも大変だ。

しかし!

マンホールの形のナゾ


円のほかに穴に落ちない形はないのかな。

実はあるんだよ。

「ルーローの三角形」と呼ぶ三角形だ。

辺に丸みがあって、三角おにぎりに似ている。

19世紀にドイツ人のフランツ・ルーローが考え出した。正三角形の頂点を中心にして、一辺が半径となる円をコンパスで3つ引いて結ぶとできる。




この三角形を転がすと、高さはいつも同じ。

つまり、どんな向きにしても幅が変わらないんだ。

こうした幅がいつも同じ図形を「定幅(ていふく)図形」と呼ぶ。(引用:子供のまなび


 

やはり、丸以外の形もあったようだけれど、作ったり使ったりする都合上、「丸い形が一番効率が良い」という事でしょうか。

調べていく中で「同心円」の二重のものもありました。(参考:親子蓋

 

**************************************************************

形が決まっているものと言えば、排水管と給水管の継手の形が違うのをご存じですか?

給水管に使う継手は「T字」の継ぎ手の場合、左右対称に作られていますが、排水管は、排水経路に向かって緩やかな形になっています。どちらかと言うと「Y字」に近いくらいでしょうか。

それは、排水管の中を通るものがスムーズに流れるようにです。

角がとがっているような形をしていると、”カクっ”と折れ曲がった場所で、何かが詰まってしまいます。

それを防ぐ為に、そのような変形型を採用しているのです。

 

適したものを適した場所に使用する事は、後々のメンテナンスのためにも良い事です。

長い経路の排水管には、途中に「掃除口」と呼ばれる、蓋つきの継手が付いている場合があります。

それは、長い距離を掃除したい時、水の勢いも、ホースの長さも必要になってきますので、長い物を使わなくても、水の勢いを落とさないためにも、途中から清掃できるようにするためです。

 

排水詰まりでお困りの時は、お気軽にご相談ください。

*********

豆知識「キッチンの排水口を詰まらせないために」




キッチンは料理に油を使います。ご存じのように、油は温まると水の様にサラサラになります。逆に言うと、冷えると固まってしまうのです。そして、食器に付いた食べかすやご飯粒。これらも排水管にそのまま流してしまうと詰まりの原因となるのです。出来るだけ、排水口にネットを掛けたり、食べ残しは三角コーナーなどで受けて、直接排水口に流さないようにしてください。

何か野菜などを茹でた際、湯煎などで使用したお湯があった時に、是非行っていただきたい排水管への優しい詰まり解消デトックスです。

まず、その茹でた後100℃近いお湯を、そのまま絶対排水口に直接流さないでください。熱湯を排水口に流すと、家の設備にもよりますが、配管を傷める原因になりますので、お気を付けください。

一旦、その熱いお湯をたらいやバケツなどに入れ、水を足して50℃くらいまで温度を下げます。たらいやバケツなど、”一気にお湯を流す”くらいの量を目安に貯めたら、そう、一度に排水口へ一気に全部のお湯を流します。

そんなに茹でたりお湯が出ません。という方は、給湯器でも60℃まで温度設定を変えられるので、やけどしないように注意しながらお湯を貯めて、一気に流してみて下さい。

2週間に1度など、定期的にデトックスするだけで、キッチンのシンクからの排水が原因での排水管(下水管)のつまりは、防げる可能性が高くなります。

※異物(溶けないもの・固形物)は詰まりの原因になりますので、高圧洗浄機でも砕けませんので、ご了承ください。

 

************

【家もメンテナンスが必要です】




戸建て住宅の場合は、家自体の管理もメンテナンスも、ご自身で行わなければなりません。

10年以上、下水管を洗っていない戸建て住宅だと、排水管に詰まりが出てしまい、高圧洗浄で排水管を洗うと、結構油脂が出てきます。

また、水回りの製品も永遠に使用できるものではありません。リフォームなども、築20年経たない内にご検討されると良いかと思います。

その、メンテナンスの時期や間隔も、販売した住宅メーカーや不動産などが教えてくれるといいのですが、なかなか難しいのが現状のようです。

この記事を見て、自分の家はどうなんだろうと思った方、「戸建て住宅 メンテナンス」で検索すると、色々な不動産や住宅メーカーがアドバイスしているサイトがヒットしますので、是非、ご自分に合った方法を見つけて下さい。

マンションの場合は、管理費で毎年洗っています。最終的には1箇所に集めて排水するので、全体の配管設備の維持は管理費で管理会社が行うものです。もし、そのような事がないと思った方は、管理組合に問い合わせてください。
(参考:スーモ

 

【その建築物、いつ頃建設されましたか?】




建築された年代によって、水回りの配管に使用されている素材が変化しています。用途によっても変わります。設置された年代により使用配管の耐用年数も変わってきますので、メンテナンス時期も変化します。

普段なかなか意識することはありませんが、配管のトラブルや寿命などにも関係する内容なので、この機会にチェックしておきましょう。

以前主流だった金属管

●鉄管(鋼管) 耐用年数:15年〜20年

耐震性もあり丈夫な鉄管(鋼管)は、長いあいだ配管の定番として用いられていましたが、錆に弱い材質であることから、現在ではほとんど使用されていません。

●鉛管 耐用年数:15年〜20年

水道が広く普及し始めた当初より使われていた鉛管ですが、漏水が多かったことや健康への悪影響の懸念などから、1978年以降給水管への新規使用が禁止されています。(参照:鉛管の使用制限

●銅管 耐用年数:20年〜25年

熱に強い特性を持つ銅管は、以前より給湯管として利用されてきましたが、現在では耐用年数が長く加工がしやすいポリエチレン管が給湯管の主流となりつつあります。

以上に明記した耐用年数はあくまで目安であり、実際には継手の素材、設置環境や使用状況などによっても大きく左右されます。

 

また、以下のような症状が見られたら、交換の時期が近づいているサインかもしれません。健康や衛生面にも直結する配管の不具合。放置せずきちんと対応しましょう。

〇蛇口から赤茶色の水が出る

錆や腐食により金属管の劣化が進んでいます。修理や交換など早めの対処が必要です。

〇漏水する頻度が高い

水漏れのおもな原因として、配管の詰まりや劣化、パッキンのゆるみなどが挙げられます。一度修理しても再び他の部分で水漏れが起きた場合、配管全体の老朽化が考えられます。

カビの繁殖など二次被害にもつながりかねないため、早急に点検してもらいましょう。

〇排水管を掃除をしてもすぐに詰まる/流れが悪い

高圧洗浄などの定期的なメンテナンスは、配管の詰まりや流れの悪さに一定の効果がありますが、それでもすぐに症状が出てしまうような場合は、配管のリフォームを検討してみてもよいかもしれません。

とくに20年以上が経過しているケースでは、新しい配管への交換が有効です。
(引用:ホームプロ

 





●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。

【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。

水道局指定工事店です。

・対応地域
神奈川県全域を対応致します。

【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市

【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町

【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村

【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町

【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町

日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。

現場を見て最適な方法をご提案いたします。

水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問合せ下さい。



お問い合わせ