神奈川県横浜市港北区で排水桝を交換しました。
横浜市港北区の一戸建てで、トイレが詰まったということで現場対応しました。
トイレの詰まりは、詰まっている箇所の排水管に高圧洗浄機の洗管ホースを入れて洗浄作業を行い、詰まりを除去しました。
しかし、洗浄後の排水桝を見ると、コンクリートの排水桝が割れて、ヒビの部分から木の根っこが生えて、そこにトイレットペーパーが絡み、詰まりを起こしていました。
そこで、コンクリートの排水桝から塩ビの排水桝へ交換致しました。
【塩ビ桝への交換】
まず、コンクリート桝と付近の排水管の底が露出するまで地面の土をスコップで掘ります。
しっかり土を掘りだしたら、コンクリート桝をハツリ機とハンマーを使って割ります。
割った桝をとりだして除きます。
その時に桝に付いている排水管を切断します。
既存排水桝と既存排水管を取り出せたら、新しい塩ビ桝を設置して、新しい排水管を既設排水管にジョイントします。
排水の場合は勾配をしっかり取ることが重要です。
逆勾配や勾配が0だと、排水が流れず詰まってしまいます。
塩ビ桝の施工が完了すると水を流してみて、水漏れや流れ方に問題が無ければOKです。
最後に掘った土を元に戻して踏み固めます。
土が足りない場合は買い足します。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
コンクリート製のマスが普通であった時代のこと。当社の営業マンが北海道のあるお役所を訪ねると、「積水化学さんの塩ビ管でマスができないものか?」と尋ねられたのです。
この話を持ち帰った営業マンが、当時の岩見沢工場の“ものづくり名人”に相談すると、「やってみよう」とうなずいたその人が、熱間工法の技を駆使して大小の塩ビ管を加工。
塩ビ製のマスをこしらえて、下水道配管に使っていただいたのが我が国の「塩ビ桝」の始まりとなりました。
ただ、ノコギリやトーチランプを用いて塩ビ管を加工する熱間工法は究極のハンドメイドの技。サイズや流水パターンなど、用途ごとに多くの品揃えを必要とする塩ビマスが工場生産化されるまでには、まだ何年もの歳月が必要でした。
下水道用硬質塩化ビニル製ますの基礎知識
塩化ビニル製ますは、その名の通り硬質塩化ビニル樹脂を射出成形機と金型によって成形したもので、塩ビ管と接合することにより浸入水を防止するとともに、耐久性に優れた下水道管路を構築できる製品です。
また、コンクリート製のマスに比べて遥かに軽量で、配管場所の省スペース化(狭小場所での設置)や施工効率のアップ、コスト削減を図ることができます。
エスロンハイスイマス
狭小地での施工に抜群の威力を発揮するなど、施工の自在性を高めた高機能のマスです。
使いやすさに徹した豊富なインバートが揃い、軽量・コンパクトな塩ビ製宅地マスです。
用途や目的に合わせて排水管径・マス径などのサイズや45度交流や平行インバート、起点トラップなど多彩なバリエーションを取り揃えています。
インバートとは
インバート(invert)を辞書で引くと、「転倒」や「転化」といった言葉が出てきますが、下水道用語では「排水中の汚物などが溜まって詰まらないようにするため、マンホールやマスの底部に設ける半円状の流路」のことです。
塩ビ製のマスでは掃流性を高める為のインバートが生産段階で設けられているのですが、コンクリート製のマスの場合、現場でのインバート構築を求められるケースもあるほど、マスの底のインバートが果たしている役割は大きいのです。(引用:エスロンタイムス)
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豆知識「下水桝・汚水桝」ってなに?
コンクリート桝
「排水管が詰まったら、高圧洗浄機で排水管内を洗浄します。」と言われ、屋外の何かのフタを開けている、業者を見て、何をしているんだろうと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
この、下水桝(汚水桝)は、家の中の排水口から流れ出てきた汚水を一旦溜め、排水管詰まりの時に洗浄できるように(メンテナンスできるように)設置されている、排水の中継地点です。
その為、家の外周には、いくつもの下水桝(排水桝)が配置されています。
そして、その行く先が敷地境界近くにある”集中桝”です。この集中桝から国の管轄である下水道に排水は流れ込んでいくのです。
桝の大きな役割は、通過するゴミや汚泥を沈殿、分離させる事です。
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豆知識「埋設配管は漏れやすい?」
何度も埋設配管から水が漏れている原因として考えられるのは、地中深くに配管が埋まっていなかったから(通常深さ60㎝に配管します)浅い場所に埋まっていると、その上を人が歩いたり、振動を加えると継ぎ手部分が破損して水漏れを起こす場合があります。
一か所桝などが下がったら、連動して配管も勾配を変えてしまいます。そのため、流れが悪くなって詰まりの原因となるのです。
また、経年劣化が主な原因となるケース。住宅と同じ歳月配管も使用されておりますから、配管の継ぎ手部分がさびてきて、漏水する事も多くなります。新築からおおよそ15年から20年が、配管の状態を調べる目安と考えて頂くと良いと思います。
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豆知識「水洗トイレの仕組み」ってなに?
今では汲み取り式のトイレは極わずかとなっており、多くのトイレが水洗式となっていますよね?
時代の流れとともに、清潔性や高齢社会にも対応した洋式水洗トイレが主流となってきたことにも納得できます。
しかし、水洗式はトイレトラブルが発生する確率は少ないとは言うものの汲み取り式に比べればその回数は多いはず。
そこで改めて水洗式トイレの構造について知り、未然にトラブルを防いでみませんか?
まず、水洗式トイレには「水溜まり」と呼ばれる部分があります。
洋式であれば、ふたを開けて見える少し水が溜まっている部分ですね。
こちらは常に少量の水をためておくことで、用を足した際に便器に付着する事を防いでくれたり、下水管の匂いをせき止めてくれる効果があるのです。
ですから、汲み取り式に比べ水洗式のトイレはそれほど匂いが気になることは少ないはずです。
その水溜まりから先には「排水路」がつながっており水と汚物が通る道となっています。
特徴として「S型」のパイプが設置されており、水溜まりを作ることが出来ているというわけです。
水溜まりと排水路のS型パイプにより水洗式トイレの清潔性は保たれていると言っても過言ではありません。ちょこっとついた汚れは拭き取って次の人のためにキレイにしておきましょう。
しかし、このS型パイプの部分を汚物や水が乗り越えれなかった場合にトイレのつまりが発生してしまうことになります。
そうならないために、タンクが備え付けられており適切な水量を流すことが出来るようになっているのです。
減ってしまったタンク内の水は水道から補給され、一定量に達すると給水がストップされますからタンクの水があふれたり不足してしまう事のないように設計されているというわけです。(参考:TOTO)
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