神奈川県大磯町で鉄管の水漏れを修理しました。
大磯町の一戸建てで、屋外の給水配管から水漏れでした。
保温材が巻かれていたので、カッターで切って配管を確認した所、鉄管の継手が経年劣化で錆びて水漏れしていました。
まず、修理に取り掛かる前に水道メーターのバルブを締めます。
そして、鉄管をレシプロソーとサンダーを用いて真っすぐ輪切りにして、切った箇所にLAジョイントを接続して、フレキ管を接続して補修致しました。
補修後、水道メーターのバルブを開けて通水を行い、水漏れが無いことを確認して、給水配管に保温材を被せて、保温材の上に黒いキャンパステープを巻いて作業完了です。
鉄管の場合、ネジの部分で外せたらネジ接合をしますが、ネジが無い場合などは鉄管の途中で切ってLAを付けて接続します。
鉄管、銅管、塩ビ管、鉛管などの水漏れにも対応致します。
【屋外の配管の場合】
屋外の配管の場合は、冬場の凍結防止対策として、配管の上に保温材を被せます。
保温材は13、20 、25などのサイズが色々あります。
保温材を被せた後にキャンパステープを巻きます。
キャンパステープは下から巻いていきます。
キャンパステープの色は白、黒、アイボリーなどがあります。
アイボリーを使うことが多いです。
水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問い合わせください。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
屋外の給水配管は保温材が巻かれています。直射日光による劣化と、凍結防止のためです。
どこから水漏れしているか分からない場合、水道メーターから全部の給水配管を引き直す事もありますが、水漏れ箇所が分かっている場合は、水漏れしている部分の配管の前後で切り取り、継ぎ手やピンホールのある部分だけ交換します。
豆知識「埋設配管は漏れやすい?」
何度も埋設配管から水が漏れている原因として考えられるのは、地中深くに配管が埋まっていなかったから(通常深さ60㎝に配管します)浅い場所に埋まっていると、その上を人が歩いたり、振動を加えると継ぎ手部分が破損して水漏れを起こす場合があります。
また、経年劣化が主な原因となるケース。住宅と同じ歳月配管も使用されておりますから、配管の継ぎ手部分がさびてきて、漏水する事も多くなります。新築からおおよそ15年から20年が、配管の状態を調べる目安と考えて頂くと良いと思います。
豆知識「敷地内の水漏れは水道メーターを閉める」ってなに?
何かしらの原因で、敷地内で水が勢いよく地面から出た現場に出くわしたら、まず水道メーターを閉めて下さい。
水は、水道メーターを通って敷地内に引き込まれます。
よって、逆を言えば水道メーターを閉めさえすれば、家中の水やお湯が出なくなるのです。
配管は、住宅までは埋設配管とし、地面に埋まっています。深さは車などの重量による破損を考えて、結構深くに埋めているので、通常水漏れは起こしません。
今後の「万が一」の場合に備えて、水道メーターの位置を確認しておいてください。
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豆知識「保温材とキャンバステープ」ってなに?
・保温材とは、屋外に給水管を配管する場合、凍結や直射日光による配管の劣化などを防ぐ為に施される、被覆です。電化製品を買うと衝撃を防ぐ為に周りに置かれていたり、巻かれていたり、包まれていたりする発泡スチロールに似た素材で出来ています。
・キャンバステープとは、保温材に巻く、包帯のような形をしているテープ(粘着性はある・なしがある)です。キャンバステープを巻くことで、保温材の劣化を遅らせることも出来ますし、化粧を施すことにもなるので、見た目が良くなります。
最近は、「ワンタッチ・ポリエチレンフォーム」という保温材とキャンバステープが一体となっているような、その名の通り”ワンタッチ”で保温と被覆が出来る素材も出来ていますが、曲がりなど細かい部分には向いていないので、TPOで使い分けています。
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豆知識「保温材へのキャンバステープの巻き方」って?
保温材は、基本的に「発泡ポリエチレン(発泡スチロールと似ている)」で出来ている、パイプのサイズに合った丸い筒状のものを使用しています。
まず、保温材を屋外配管(継ぎ手を含む)に巻き、そこへ、テーピングテープのような形に巻いてあるキャンバステープを巻きます。
巻き方は、半分ずつ重ねるように、斜めにグルグルと巻くだけです。
継ぎ手の部分は、保温材が出ないように気を付けて、念入りに巻きます。
気を付けたいのが、上から水が流れてきた時、継ぎ目から水が入らないように、下から上へ巻くことと、継ぎ手などの細かい部分は、下部から上部へ重ねていくことです。
キャンバステープについてはコチラもご参考にして下さい。「ベストなパーツHP」
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わりと、ご自分で保温材のキャンバステープを巻き直そうとする方がいらっしゃるという事で、専門業者の技が無くても上手く巻く方法を記します。
給湯器やエアコンの屋外配管には、保温と結露防止を目的として発泡ポリエチレン製の保温チューブや発泡スチロール製のスチロールカバーなどの保温材が被覆されています。
これらの保温材を配管に固定するために用いる保温材用テープは紫外線による劣化が著しく、定期的に巻き直しの必要があります。
最近では、期待寿命が7年以上もある保温材テープも登場していますが、意匠性を考慮すれば「キャンバステープ」からお選びいただくのがオススメです。
キャンバステープも用途によって使い分けますが、主に住宅で経年劣化によるまき直しが必要な個所は限られているので、給湯器周りなどについて説明します。
・専門業者は”非粘着型”を使用しますが、ホームセンターでは「粘着型」をお選びください。
粘着性がない「キャンバステープ」は、巻回作業中に誤って指から滑り落ちるとばらけて遠くまで転がってしまい取りに行かなければなりません。
脚立を使うような高所作業の場合、それは大きいロスタイムになります。
テープ表面に特殊加工を施し、万が一落としたりした場合でもバラけないのが「新非粘着テープ」です。こちらも使い勝手が良いので、選択肢に入れて下さい。
そして、何よりも”急がず丁寧に”巻くことが、継ぎに巻き直すまでの時間を伸ばしてくれますので、落ち着いてゆっくり巻き直してみて下さい。
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【その他の配管材料の場合の補修】
塩ビ管の他に、給水配管によく使用されていたのが「鋼管」です。
鋼管の場合は、錆びていたら部分補修が出来ない場合があります。
鋼管はねじを切って、ねじ込んで配管してあるので、鋼管のネジ山まで継ぎ手を外せる場合は部分補修可能です。
鋼管のネジは大体錆びて固いので、バーナーで炙りながらパイプレンチ2丁で回してネジを外します。
※バーナーで炙ることで、鋼管が柔らかくなる事や錆が緩むことで、ねじを回すことができるからです。
錆びていた場合でも、配管途中でサンダーやレシプロソーなどで配管を切断して、LAジョイントという部品を使用して、補修することが出来る可能性があります。
鉛管は古くから給水配管として利用されてきましたが、経年劣化により漏水が多発されたため、現在新規の建物には使われておらず、場合によっては補修はせず、水道メーターから新しく給水配管を引き直します。
参考:鉛製給水管について(神奈川県HPより)
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【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
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