神奈川県横浜市泉区で排水管の割れに対応しました。
横浜市泉区の戸建てで、屋外の塩ビ排水管が割れていました。
ソケットで繋ぐには、割れた箇所と地面が近すぎたので、コンクリートの地面をハツリ機で掘削して、スペースを作った後に糊でソケットを繋いで修理しました。
繋いだ後に掘削した箇所はモルタルを流してしっかり固めました。
【コンクリートのハツリ】
コンクリートはハツリ機を用いて、割ることが出来ます。
数センチのハツリは大した問題では無いですが、駐車場のような10センチ以上のハツリはかなり大変な作業です。
重機を用いて行うレベルになります。
また、ハツリ機で既存の排水管を割ってしまわないように斫る必要があります。
【塩ビ排水管の接続】
このような外の立管の場合、両端が動かないので、新たに管を入れるのは糊付け分があるので難しいです。
無理矢理、管を入れようとすると割れてしまいます。
このような時は、ヤリトリソケットという伸縮性のあるソケットを入れることで、無理なく管を接続することが出来ます。
ヤリトリソケットはΦ40、Φ50、Φ75、Φ100と既存の管の大きさに合わせて種類があります。
排水の塩ビ管、給水給湯の塩ビ管、鉄管、架橋ポリ管、銅管などの修理に対応可能です。
水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問い合わせください。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「ヤリトリソケット」ってなに?
やりとり継手は今回のように、限られた幅でも継手の中にパイプを差しこみ、後、引き伸ばすことによって、差し込み接着配管が出来る便利な継手です。
これを使用することによって、マスの増設や枝管の取り付けに便利です。しかしよく使われている「やりとり継手」は「屋外埋設用」です。
(引用:ダンドリープロ)
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豆知識「VP管・VU管」ってなに?
塩ビ管と言われて想像する、灰色の塩ビ管です。
正式名称「硬質ポリ塩化ビニル管」といい、排水管は管径がφ40~φ150程度まで使われており、パイプの肉厚により言い分けられています。
VP管:厚肉のVP管は圧力管路を中心に幅広い用途で活躍しています。
屋内外の給水管、雑排水管として利用されています。トイレはΦ75、100、雑排水(台所、洗面所、洗濯機、お風呂)はΦ40、Φ50が一般的です。
内面が非常に滑らかで摩擦抵抗が小さくスライムなどが付着しにくいため、長年にわたり効率よく排水できます。
VU管:VP管と比べて薄肉です。VP管より低い設計内水圧向けとして制定されています。
主に一般の戸建住宅や簡易な排水設備などの無圧管路に使用されます。
薄肉管なのでVP管と比べて重量が軽くなっていますが、中~高圧管路用には使用できません。
また、径が小さい程、曲がり幅を小さく出来るので狭いところの作業は容易です。
(参考:塩ビ管の種類)
今回の場合はVP管でしたが、経年劣化で柔軟性が無くなったところに衝撃が加わって割れたと思われます。
大抵が雨水などが流れている場所なので、汚水が漏れていなくて良かったです。
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豆知識「電気トーラー」について
ハンドルを手動で回すタイプと電動タイプがあります。
トーラーはトイレ・キッチン・浴室などの排水詰まり時に使用する器具のひとつです。
高圧洗浄機と違い、ワイヤーを使い物理的に汚れを落とすため、汚れを削り取り、配管内をある程度キレイにできます。
ローポンプや高圧洗浄機でも直らない様な酷い詰まりに使用されることが多いです。
また、高圧洗浄機を使用する前に、詰まりの除去のきっかけとなるよう、詰まっているものに穴を開けるという使い方もあります。
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豆知識「モルタルとコンクリートの違い」ってなに?
セメント
セメントは、モルタルやコンクリートを作るための材料です。原料と言っても良いですね。セメントの正式名称は「普通ポルトランドセメント」と言います。”普通”という事は、他にも種類があるのです。(参考:トクヤマセメント)
一般的にモルタルは、このセメントと砂を混ぜたものに、水を加えて粘土状にしたもので、滑らかな質感を持っています。
コンクリート
セメントに砂や砂利を混ぜたものに、水を加えたもので、モルタルと違い、強度があり、建物の躯体など重さのかかる骨組みとしての役割を果たします。
コンクリートの躯体にモルタルで仕上げを施す。
そういった使用法が一般的です。
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豆知識「セメント」ってなに?
セメントは、モルタルやコンクリートを作るための材料(原料)です。
セメントの正式名称は「普通ポルトランドセメント」と言います。
・セメント+砂=モルタル
・セメント+砂+砂利=コンクリート
です。砂や砂利の事を「骨材(こつざい)」と言って、丈夫な部材が作れるかは、その混ぜ方や割合によって変わります。何の部材に使用するかによって、その粘度の基準があります。(詳しく知りたい方はコチラ:全国生コンクリート工業組合連合会)
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豆知識「普通のモルタルと水中モルタルの違い」って?
普通のモルタルは、セメントと砂を混ぜたものに、水を加えて粘土状にしたもので、滑らかな質感を持っています。コテを使って滑らかな平面を作るのに適しています。
ただ、セメントと砂と水で出来ていますので、水を加えることで、濃度を変えられる利点に対して、雨などの水も吸収してしまい、薄まって固まらなくなってしまうなど、使用する場所は乾燥した場所に限られています。
水中モルタルは、淡水・海水中での使用が可能で、材料分離が少なく(水の中に入れても水と混ざらない)、作業性に優れ、補修が容易に行えます。そして、優れた強度を確保します。
また、コンクリート及びモルタルへの接着性に優れていますし、骨材とのプレミックス製品なので、水を混ぜるだけで上記の性能が発揮でき、取り扱いが容易です。(日本ジッコウ株式会社HPより抜粋)
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豆知識「ファイバーモルタル」ってなに?
モルタルというと「ひび割れが起きる」というイメージがありました。しかし、セメントを用いている特性上、乾燥することによる収縮クラックが多くを占め、ある程度は防ぐことの出来ない問題でもありました。
そのひび割れを「ビニロンファイバー」という繊維をモルタルに混入し塗りつけることによりこの問題を劇的に解消しました。
繊維の入った強度のある、極めてひび割れが発生しづらいファイバーモルタルは耐久性に優れ、建築業界の常識を打ち破ったのです。すごいです。(中屋敷左官工業株式会社HPより抜粋)
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。
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階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。
【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。
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給水装置工事主任技術者の資格を有しています。
水道局指定工事店です。
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