神奈川県横浜市旭区でトイレ交換をしました。
横浜市旭区の分譲マンションで、トイレの便器と床の間から水漏れでした。
トイレを一旦、全て外してみた所、200芯ソケットのゴム部分が経年劣化で割れていて水漏れを起こしていました。
また、その他のゴム部分である、タンク下の密結パッキン、タンク内のフロートゴムなども手に黒く付くぐらいゴムが劣化して溶けていました。
これをお客様にお伝えしたところ、トイレ自体を交換してほしいとのことでした。
既存のトイレと同じタイプである、TOTO製のピュアレストを取り付けました。
便器は200芯(壁から排水管までが200㎜)のCS230B、タンクは手洗い管付きSH233BA、ウォシュレットは手元リモコンのTCF2222Eへ交換致しました。
交換後、通水して漏水が無いことを確認し、ウォシュレットが正常に動作することを確認して作業完了です。
トイレはメーカー保証が1~2年付いています(有償で保証期間の延長は可能)
【トイレの種類】
トイレは便器、タンク、便座がそれぞれセパレートのタイプ、便座とタンクが一体型のタイプ、タンクレスのタイプの3種類に大別されます。
タンクレスのトイレは非常に高価です。
セパレートタイプが一般的で一番安価になります。
トイレのメーカーとしてはTOTO、LIXIL、パナソニックなどがあります。
一般的にトイレは陶器製ですが、パナソニックのタンクレストイレであるアラウーノなどは樹脂製のトイレです。
それぞれ特徴がありますので、よくご検討されて交換した方がよいです。
お悩みの場合はご相談下さい。
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豆知識「トイレタンクの仕組み」って?
・ボールタップ
水位を調整する浮き球が付いていて、浮き球が下を向いていると給水が開始され、水位が上がって水に浮き球が当たると浮き球が上に向きます。
浮き球が上を向くと給水が止まります。
・オーバーフロー管
ボールタップが故障した場合、タンクの外へ水があふれるのを防ぐため、この管から便器へ水を逃がします。
・フロートバルブ(フロートゴムを使用した栓)
フロートバルブの開閉により、タンク内の水を便器へ流したり、止めたりします。
このフロートバルブには、レバーハンドルと連動する鎖がついています。
※フロートバルブに使用されているのが、フロートゴムと言う、黒いゴムで出来ている、排水口の蓋の役割を果たしている部品です。ゴムですので、経年劣化によりゴムが溶けてきて、変形することで、タンク内の水が漏れだすことがあります。フロートゴムを手で触って、手が黒くなったら、フロートゴムの替え時です。
最近では、フロートバルブがプラスチック製になっているものもあります。
・サイフォン管
フロートゴムと組み合わせる部品で、トイレのタンク内の水量を保つため、設置されています。
サイフォン管はプラスチックで出来ており、根本から折れてしまった場合、タンクに溜まらず水が流れるので、その場合はサイフォン管を交換する必要が有ります。
交換時にトイレのタンクを取り外す必要が有ります。
・止水栓
修理前に水を止めたり、水の勢いを調節する役割を果たします。
(引用:TOTO)
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
今回、交換したトイレの情報を少し。品番だけで表記されていても分かりにくいですよね。
【TOTO製のピュアレストQRの特長】
便器上部から渦を巻くようなトルネード水流で、ボウル全体をぐるりとくまなく洗浄。少ない水を有効に使い、しつこい汚れも効率よく洗い流します。
大4.8L・小3.6Lの超節水トイレ「ピュアレスト」の洗浄水量は従来の節水便器(13L)の約1/3。
陶器表面の凹凸を100万分の1mmのナノレベルでなめらかに仕上げており、汚れが付きにくくツルッと落ちやすいTOTO独自の技術です。(交換できるくんより引用)
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【ウォシュレット袖付きリモコンTCF2222Eの特長】
ウォシュレットの便座とノズルには、防汚効果の高い特殊な樹脂を採用。汚れをはじくから、汚れてもサッとひとふきでお手入れできます。そして、オート脱臭を備えています。
また節電機能では、タイマー節電とおまかせ節電があります。タイマー節電では一度設定すると、毎日同じ時刻に便座のヒーターなどを自動でOFF。おまかせ節電ではトイレの使用頻度を記憶し、使用が少ない時間帯は便座の温度を自動に下げて調節しますので、環境と財布にやさしいのが特徴です。(プロストアダイレクトより引用)
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豆知識「雨水浸透桝」ってなに?
都市化が進み、アスファルトで覆われた地域では、土の地面と違い、雨水は地面から地中に浸透することができず、全部下水道に流入します。このため、地盤沈下、井戸水、河川の枯渇化等が心配されます。
かつて、田畑や緑地がはたしていた、雨水を地中に浸透させるという役割の回復が必要になっています。
こうした形で市街化が進み、雨水が地下に浸透せずに川へ一気に流れ込むようになってきたことで、川はあふれやすくなり、床上・床下浸水や道路冠水などの被害がたびたび発生するようになりました。
その一方で、水源となる地下水や湧き水の量は減少し、川の水質悪化や地盤沈下の原因の一つになっています。
こうした現象を防ぐには、屋根に降った雨水を地中に染み込ませる「雨水浸透桝」の設置が有効です。地面に染み込んでいくので、川の増水を防げます。ぜひ新築・増改築をする際や、浸透桝が設置されていない住宅での設置をお願いします。各家庭に設置する事で防げるかもしれません。(引用:鎌ヶ谷市HPより)(参考:東京都)
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豆知識「トイレの着脱」ってなに?
①トイレを外す、その前に
トイレと言っても、便器用とウォシュレット用と2種類の水を引いてあるので、確実に水を遮断するために、家の外にある水道メーターを閉めます。
レバー式やバルブ式の止水栓があるので、それをしっかり締めます。
②トイレの撤去〜ウォシュレット
ウォシュレットを外します。
まず、止水栓に接続している分岐栓を外し、電気コンセントを抜きます。
そしてウォシュレット本体を外します。
両脇にボタンが付いているので、それを押しながら手前に引くと、スッと外れます。
③トイレの撤去〜タンク
次に、タンクです。
タンク下に左右のビスがナットで固定されているので、ナットを回してビスを外し、タンクを上に持ち上げて取り外します。
タンクも便器も陶器で出来ているので、重いです。タンクには水が入っているので、何回かレバーを捻って(流すように)出来るだけ水を抜いて、持ち上げます。
④トイレの撤去〜便器
最後に便器です。
便器は床にビスで固定されているので、ビスを回して取った後、便器を上に持ち上げて取り外します。
これも、タンクと同様、陶器で出来ているので、重いです。設置場所によっては時には2人がかりで持ち上げます。
便器を持ち上げたら、便器下にソケットがあり排水管に糊付けされているので、床の面で切断します。
排水管を通って、トイレから下水枡へ、下水枡から下水道へと汚物は流れて行きます。その流れを通すためのソケットなのです。
⑤トイレの設置
便器の設置の順番は、トイレの撤去と逆の順を追います。
まず、新しいソケットを排水管に接続します。
そして、新しい便器を設置し、ビスで固定します。
次に、便器の上にタンクを乗せ、ビスを固定します。
最後に、便器の上にウォシュレットを固定し、電気のコンセントを挿し、止水栓に分岐栓を接続して、トイレの施工は完了です。
水を流してみて、トイレから漏水が無ければOKです。
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
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