2019.12.01キッチントラブル

【水漏れ調査】台所と浴室の蛇口を交換しました(東京都町田市)

水漏れ確認3


東京都町田市で台所と浴室の蛇口を交換しました。

町田市の一戸建てで、台所蛇口の吐水口から水がポタポタ漏れるというご相談でした。

蛇口を見ると、MYM製(2009年倒産)でした。

蛇口内部のカートリッジを交換すれば修理できる状況でしたが、MYM製(倒産)でしたので、カートリッジ取り寄せが不可ということで蛇口を交換しました。

蛇口の隣に浄水器のクリンスイが付いていて、こちらも水漏れしているとのことでした。

よって、クリンスイが付いている穴を塞いで、蛇口と浄水器で2つあったのですが、浄水器付き蛇口1つに変更することをご提案しました。

そうすればスペースがスッキリするのでお客様も喜ばれていました。

浄水器付き蛇口はTOTO製のTKGG38ERに交換しました。

浄水器付き蛇口を交換後、通水しようと思って台所下の止水栓を開けたら、今度は止水栓から水漏れしてきました。

ただ、止水栓の開け閉めをしただけなのですが、年数が経っていたので水漏れしてきました。

止水栓のコマパッキン、スピンドル、ハンドルを交換し、修理しました。

 

また、浴室蛇口も漏れるということで、台付き2ホールでTOTO製が付いていたので、現在のTOTO製の台付き2ホールであるTMGG46Eを取り付けました。

ユニットバスの点検口を開けると蛇口にフレキ管2つが給水配管と給湯配管に繋がっていましたが、特に給湯配管が被覆銅管で全く固定されずに宙ぶらりんで繋がっていました。

通常はバンドなどにビス固定し、動かないようにします。



銅管は手で曲げて折れるので、固定されていない場合は特に注意を要します。

銅管に負荷がかからないように慎重にとりはずし、また取り付けました。

 

台所と浴室の蛇口交換2点が終わり、水道メーターを開けて水漏れが無いことを確認し作業完了としました。

 

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神奈川水道コラム~雑談と世間話~

豆知識「止水栓」ってなに?




止水栓(しすいせん)は、水道メーターの元栓以降にある個別の蛇口などの間にある栓で、水の量を調節したり、一部の水栓の水だけを止めて蛇口の交換をする役目を持っています。

取り扱いに慣れていらっしゃる方(ここでの説明を必要とされていない方)は、ご自分の判断で止水栓を閉めたり開けたりしても問題ありませんが、何も知らず、「蛇口が付いているから回してみよう」などと触るのは止めた方が良いです。

水漏れが起きて、必要に駆られても、止水栓ではなく、水道メーターを閉めた方が安全です。

止水栓は、細い配管かフレキホースに付いている事が殆どで、使用期間が長いほど、劣化や腐食(見えない場所)でもろく、折れやすくなっているかもしれないからです。

また、築年数が長い家は、蛇口と水道メーターの間に設けられている、個別の止水栓が付いていない場合があります。

止水栓は、水道メーターを閉めて家全体を断水することなく、水漏れなどでその蛇口だけ給水を止めたい時に、個別に操作できるものです。

現状、ご自宅の給水周りに止水栓が付いていない場合、後から新規で止水栓を取付ける事も出来ますので、気になる方はお問い合わせください。

少しの水漏れでも、早めに水道屋にご相談ください。

 

【銅管溶接】




まず、溶接するには銅管内の水を抜く必要があります。

水が入っていると、十分に温度が上がらず溶接が出来ない為です。

銅管の表面を銅管ブラシで磨いて平滑にし、フラックスというロウ付け促進剤を塗布して、銅管表面をバーナーで炙ります。

銅表面にバーナーの炎を当てた時、炎が銅との炎色反応で、緑色になったらリン銅ロウの針金を当てます。

針金が溶けて銅管と継ぎ目の間に入り込み、銅管の表面を覆い、ロウ付けが出来ます。

水漏れ箇所を防げたら溶接を止めて、濡れ雑巾で銅管を拭きます。

水道メーターを開けて通水し、水漏れが無ければ作業完了です。


豆知識「被覆銅管(ひふくどうかん)」ってなに?




現在と違って、今まではお湯(給湯)の配管は銅管と相場は決まっていました。給湯に銅管を利用するのは、熱伝導率が高く、給湯器内で早く水からお湯に変換できるからです。外部の配管の場合、銅管を配管してそのままにしません。

銅管のまま配管してあると、熱伝導率が高いせいで、目的地まで到着する間に、逆に熱が冷めてしまいます。そのため、「被覆」という、保温材を巻いて作ってある製品が販売されているのです。

被覆配管を使用しない場合は、銅管で配管した後保温材を巻いて仕上げます。

被覆:低発泡ポリエチレンが素材の耐外圧性に優れています。
(参考:KMCT

 

豆知識「銅管」ってなに?




銅管は伸び縮みが比較的小さく、アルカリに侵されず耐食性に優れ長さの変化も少ないです。パイプは薄くしているので軽量で取り扱いが容易ですが、管の保管、運搬に際しては凹みなどを付けないように注意する必要があります。

硬質銅管と軟質銅管があります。硬質銅管は凍結に弱く曲げにも適していないため、1回の凍結で折れるので取り扱いが難しいですが、軟質銅管は4~5回の凍結では破損しないので、寒冷地の配管にも使用されています。被覆銅管は外傷防止と土壌腐食防止の効果があります。給湯配管として使用する場合にはpHが低く、遊離炭酸が多い水質では孔食が起こることがあります。

銅の特性の中でも、“熱が伝わりやすい”という強みを発揮しているのが「銅管」です。その代表例が、エアコンの冷媒管。内面に溝をつけた銅管(内面溝付管)が使用されています。これは1970年代後半に登場した銅管であり、溝をつけることによって管の内表面積を約1.5倍にして、熱を伝わりやすくしています。(参考:KMCT

また、近年では地球環境に対する意識の高まりから、フロンに代わりCO2などの自然冷媒を使う熱交換器が誕生しています。その熱交換器に使用される銅管は高い圧力に耐えうる強度が必要とされますが、高強度銅管が広く使われています。

 

豆知識「テクタッチ」ってなに?




銅管溶接のほかにテクタッチというワンタッチ式ソケットを接続する方法もあります。

バーナーなどの火器を使わないので安全性や施工性は良いです。

ただし、銅管表面がデコボコだと水漏れする可能性がありますので、銅管ブラシで良く磨くことが重要です。そして、きれいな丸にする必要があります。

テクタッチで補修する場合は銅管を銅管ブラシで磨いて表面を平滑にします。カチッと差し込むだけです。テクタッチの利点としては溶接のように火を使わないで済むことです。ただし、差し込む面が凸凹していると隙間から漏水する可能性があります。

屋内であれば架橋ポリ管を使って施工している場合もあります。その場合は割れている箇所の両側を切断し、ポリ管用のソケットで新規の管を繋げれば完了です。ソケットは糊も使わず差し込むだけなので簡単です。架橋ポリ管は日光の紫外線で劣化するので屋外使用はNGです。

屋内配管の場合は配管むき出しでは無く、リフォームカバー(エアコン配管の白いカバー)を付ける時があります。リフォームカバーを付けると見た目が自然で、身体がぶつかってしまっても配管に直接衝撃はいきません。

 

テクタッチは、銅配管施工作業を改革します。

火気を使用せず差し込むだけで施工できる給水・給湯用銅管継手。

はんだ付けやかしめ方式など専用工具を用いた作業が省けるので大幅なコストダウンが可能です。

■特長




  • “カチッ”と当たるまで差し込むだけで接続できます。

  •  施工時間が短縮できます。

  •  工具不要なので狭い所でも施工できます。

  •  施工時の角度調整が容易です。

  •  火も電気も不要です。

  •  接続銅管の質別は問いません。(ガス配管へは使用不可)(参考:ベストなパーツ


 

参考【ステンレス鋼管】




ステンレス鋼鋼管は耐食性や強度に優れ、軽量化しているので取り扱いが容易です。管の保管、加工では傷をつけないように取り扱いに注意する必要があります。波状ステンレス鋼管は変位吸収性があり耐震性に富み、波状部において任意の角度が形成できて、継手が少なくてすむなど配管の加工性がよいです。主に配水管の分岐から水道メーターまでの配管に使用されています。ステンレス管はネジを切って繋ぐのではなく、パッキン付きの継ぎ手を使用して接続します。

 

豆知識【コマパッキン式蛇口の構造】ってなに?


蛇口も10年以上使用していれば内部部品が劣化し水漏れを起こします。蛇口からポタポタと水漏れを起こすと水道代のムダだけではなく、気持ちも落ち着かなくなるので 出来るだけ早め直したいものです。

自分でホームセンターで部品を調達して交換することも出来ます。ご興味のある方は、ぜひ挑戦してみて下さい。

吐水口からポタ、ポタと落ちる水漏れのほとんどはコマパッキンの劣化が原因で水漏れします。「ハンドルを強く締めても水が漏れる」というお話をよく聞きますがコマパッキンが劣化・傷んでいるので、いくら強く閉めても意味がありません。

コマパッキンはホームセンターで数百円で手に入り、当店でもコマパッキンを販売しています。ご家庭用の一般的な工具さえあれば交換もとても簡単です。水道屋さんを呼ばなくても直せるのでトライしてみましょう!

(引用:パパサラダ)※ただし、コマパッキンが使われているのは「単水栓」のみですのでご注意を。

 




●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。

【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。

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現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。

【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。

水道局指定工事店です。

◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021

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