2019.06.13ブログ

耐圧性能基準

【基準目的】

耐圧性能基準は、水道の水圧により給水装置に水漏れ、破損が生じることを防止するためのものです。

【適用対象】

全ての給水管、給水用具が対象です。最終の止水機構の流出側に設置される給水用具を除きます。

【適用対象除外】

大気圧式バキュームブレーカー、シャワーヘッドは最終の止水機構の流出側に設置されます。そのために最終の止水機構を閉止することにより漏水を防止できること、高水圧が加わらないことから耐圧性能基準は適用されません。止水機構を有する器具(水栓のカラン)で、器具の流出側が大気に開口されているものの二次側については耐圧性能基準は適用されません。

【耐圧に関する基準】

給水装置は厚生労働大臣が定める耐圧性能試験で1.75MPaの静水圧を1分間加えた時に、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないことです。

加圧装置、当該加圧装置の下流側に設置されている給水用具は耐圧性能試験で当該加圧装置の最大吐出圧力の静水圧を1分間加えた時に水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないことです。

熱交換器内における浴槽内の水などの加熱用の水路は接合箇所を有せず、耐圧性能試験により1.75MPaの静水圧を1分間加えた時、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないことです。

パッキンを水圧で圧縮することにより水密性を確保する構造の給水用具は耐圧性能試験により20KPaの静水圧を1分間加えた時、水漏れ、変形、破損などの異常を生じないことです。

【試験条件】

1.75MPaという試験圧力は、通常の使用状態における水圧、ウォーターハンマーによる水撃圧を考慮し、現在の日本の水道圧力において給水装置に加わる最大水圧を想定して設定されています。

試験時間1分は、その時間で変形、破損が無ければそれ以上試験を行っても結果はほぼ変わらず、水漏れが起きればその時間内に確認出来るという経験則に基づいて設定されています。

Oリングを使用する給水用具のうち、ネジでOリングを締め付けて水密性を確保する器具は、20KPaの静水圧を1分間加える試験は必要ありません。
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