2019.05.17ブログ

給水装置へ設置するスプリンクラー

【消防法の適用を受けない住宅用スプリンクラ―】

住宅用スプリンクラーは停滞水が生じないように末端給水栓までの配管途中に設置します。使用者に対しては、この設備は断水時に使用できないことと、取扱い方法について説明する必要があります。

【消防法の適用を受けるスプリンクラー】

水道直結式スプリンクラー設備は水道法の適用を受けます。水道直結式スプリンクラー設備の工事および整備は、消防法の適用により消防設備士が責任を負うので、指定給水装置工事事業者は消防設備士の指導の下で行います。

水道直結式スプリンクラー設備の設置は、分岐する配水管からスプリンクラーヘッドまでの水理計算、給水管及び給水用具の選定は消防設備士が行います。

水道直結式スプリンクラー設備の工事は、水道法に定める給水装置工事として指定給水装置工事事業者が施工します。

水道直結式スプリンクラー設備は、消防法令適合品の使用、給水装置の構造および材質の基準に適合した給水管、給水用具、設置される設備は給水装置の構造および材質の基準に適合していなければなりません。

災害その他正当な理由によって、一時的な断水や水圧低下によってスプリンクラー設備の性能が充分発揮されない状況が生じても、水道事業者に責任はありません。

【配管方法】

配管方法は湿式配管と乾式配管があり、消防設備士の指示によって行います。

湿式配管は、配管内が常時充水している配管方法です。停滞水の発生を防止するため、末端給水栓までの配管途中にスプリンクラーを設置します。乾式配管は、スプリンクラー配管への分岐部下流に電動弁を設けます。電動弁下流側は常時空気が充満し、火災発生の信号を受けると電動弁が開いてスプリンクラーヘッドから放水が行われます。給水管の分岐から電動弁までの間(停滞区間)の停滞水を出来るだけ少なくするため、給水管分岐部と電動弁の間を短くすることが望ましいです。
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