2019.05.09ブログ

湯沸かし器と浄水器

【湯沸器】

・湯沸器の種類

湯沸器は小規模な給湯設備の加熱装置として用いられ、熱源にガス、電気、太陽熱などを用いて水を加熱し、給湯する給水用具です。湯沸器には瞬間湯沸器、貯湯湯沸器、貯蔵湯沸器があります。

・瞬間湯沸器

瞬間湯沸器は器内の吸熱コイル管で熱交換を行い、コイル管内を水が通過する間にガスバーナーで加熱する構造です。給湯に連動してガス通路を開閉する機構を備えていて、40℃前後で使用されますが、最高85℃程度まで上げることができます。

元止め式は、湯沸器に設置されている止水栓の開閉によりメインバーナーが点火、消火する構造で出湯能力は小さいです。給湯配管はできません。

先止め式は、給湯配管を通して湯沸器から離れた場所で使用することが可能で、2箇所以上に給湯配管をすることが出来ます。

・貯湯湯沸器

貯湯湯沸器は貯湯槽に蓄えた水を加熱する構造で、湯温に連動して自動的に燃料通路を開閉、もしくは切換えする機能を持っています。貯湯湯沸器は貯湯部が密閉されていて貯湯部の圧力が100kP以下で、かつ伝熱面積が4m2以下。または貯湯部の圧力が100kPa~200kPaで、かつ伝熱面積が2m2以下です。配管には減圧弁、安全弁、逆止弁を取り付ける必要が有ります。

・貯蔵湯沸器

貯蔵湯沸器はボールタップを備えた器内の容器に蓄えた水を一定温度に加熱して給湯する給水用具です。水圧がかからないので設置場所でしか湯を使うことが出来ません。

・太陽熱利用貯湯湯沸器

太陽熱利用貯湯湯沸器は太陽集熱器に集熱された太陽熱を主たる熱源として水を加熱し給湯する給水用具です。二回路型、水道直結型、シスターン型があります。二回路型は、太陽熱集熱装置系と上水道系が蓄熱槽内で別系統になっているものです。水道直結型は太陽熱集熱装置系内を上水道が循環するものです。シスターン型はシスターン(受水槽)によって上水道の縁が切れているものです。

【浄水器】

浄水器には、残留塩素や濁度を減少させる性能、トリハロメタン等の微量有機物、鉛、臭気等を減少させる性能を持つものがあります。蛇口の流入側に取り付けられ常に水圧がかかるものを先止め式といい、給水用具に該当します。蛇口の流出側に取り付けられ常に水圧がかからないものを元止め式といいます。

浄水器と蛇口が一体として製造・販売されているもの(ビルトイン型、アンダーシンク型)は給水用具に該当します。浄水器単独で製造販売され使用者が取り付けるものは給水用具に該当しません。

浄水器のろ過材には活性炭、中空糸膜を中心とした濾過膜(ポリエチレン、ポリスルホン、ポリプロピレン)、その他(セラミックス、ゼオライト)があります。浄水器の濾過材のカートリッジは有効期限を見て、適切に交換することが必要です。浄水器は家庭用品品質表示法施工令によって、浄水器の材料、性能などの品質を表示することが義務付けられています。
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