2019.05.06ブログ

合成樹脂の給水管

合成樹脂の給水管には硬質ポリ塩化ビニル管、耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管、耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管、ポリエチレン二層管、水道配水用ポリエチレン管、架橋ポリエチレン管、ポリブデン管があります。合成樹脂管は有機溶剤、ガソリン、灯油、クレオソート、シロアリ駆除剤などにが付着すると、管に浸透し、管の軟化・劣化が起こり水質事故の原因となるので、これらの物質と接触させてはいけないです。

【硬質ポリ塩化ビニル管】

硬質ポリ塩化ビニル管は引張強さが比較的大きく、耐食性と耐電食性に優れています。難燃性ですが、熱、衝撃に比較的弱く、直射日光による劣化や温度の変化による伸縮性があります。管に傷が付くと破損しやすくなるので傷が付けないように取り扱う必要があります。異形管の接続箇所には管防護が原則必要です。接着剤にはVP用とHIVP用があるので区別して使用します。道路内、宅地内の埋設管として用いられています。

【耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管】

耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管は、硬質ポリ塩化ビニル管を耐衝撃性用に改良したものです。給湯配管には使用できません。しかし、長期間、直射日光に当たると耐衝撃強度が低下することがあります。

【耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管】

耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管は、硬質ポリ塩化ビニル管を耐熱用に改良したものです。90℃以下の給湯配管に使用できるが、瞬間湯沸器に使用することは出来ません。伸縮量が大きいので、耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管継手を使用するか、配管の施工方法で伸縮を吸収する必要があります。

【ポリエチレン二層管】

ポリエチレン二層管は柔軟性に富み、現場での生曲げ配管が可能です。長いので、継手が少なく施工が済みます。他の管種と比べて柔らかく傷が付き易いので取り扱いに注意します。耐寒性、低温での耐衝撃性に優れているので、寒冷地の配管に用いられている。

【水道配水用ポリエチレン管】

耐久性、耐食性、衛生性に優れ、軽量で取り扱いが容易です。管に柔軟性があり地震、地盤変動に適応できます。

【架橋ポリエチレン管】

架橋ポリエチレン管は耐熱性、耐寒性、耐食性に優れ、軽量で柔軟性に富んでいます。スケールが付きにくく、流体抵抗が少ないです。長く、施工が容易な為、集合住宅等の、さや管ヘッダー工法や先分岐工法の給水、給湯配管に用いられています。管の保管は直射日光を避け、傷が付かないように保管、運搬、施工に注意する必要があります。95℃以下の給湯配管に使用可能だが、水温による設計圧力が定められているので、その上限を超えないように減圧弁を設置する。

【ポリブテン管】

ポリブテン管は高温時でも高い強度を持ち、金属管に起こりやすい侵食も無いので温水用配管に適しています。

 
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