【金属製のSトラップ取付】
今回は径が25mmでしたが、一般的には32mmか38mmが多いです。ナットを回す箇所が4か所あり、それぞれにゴムパッキンが入っています。金属製の場合はモンキーレンチでナットを回しますが、プラスチックの場合は工具で回すと割れるので手締めです。
また、長さを調整する場合はフレキカッターで切断します。床の排水管とSトラップの間は座金で隠せば見栄えが良いです。
また、Pトラップと言い、壁から排水管が出ている場合もあります(Sトラップは排水管が床にあります)
【アングル形止水栓交換】
タイルの壁に付いていた給水のアングル形止水栓も年数が経っていて劣化していた為、お客様の承認を得て交換致しました。
止水栓はハンドルが水の流れと垂直に付いているアングル形止水栓と、水の流れと並行に付いているストレート形止水栓があります。機能はどちらも同じなので施工しやすい方を付ければ問題ないです。
【フレキ管の交換】
止水栓と蛇口を繋ぐフレキ管が劣化していたので交換致しました。フレキ管は接続する長さより、長めにフレキカッターを使ってフレキ管を切断します。ツバ出し機を使ってフレキの両側にツバを作ります。
パッキン入りのナットをフレキの両側に入れて、ナットを蛇口のオスネジと止水栓のオスネジにセットし、それぞれモンキーレンチで締めれば完了です。フレキを作る際は曲げる前提で作るので長めに作るのが基本です。
【洗面器の取付方法】
今回は行わなかったですが、洗面器を取り付ける場合は洗面器の周りに付いているコーキングをカッターで切り、固定する板がビス2本で止められているので、ビスを外せば洗面器を交換できます。
ちなみにこちらの洗面器についている蛇口は単水栓といい、水漏れ修理の場合はコマパッキンを交換します。
洗面化粧台についている混合水栓の水漏れ修理の場合はパッキンでは無く、カートリッジを交換します。単水栓を交換する場合は、蛇口の下にオスネジが付いているので、フレキ管のフレキナットにパッキンを入れて繋ぐことができます。
なお、蛇口の取外し、取り付けは蛇口を固定するナットがあるのですが、狭いので立てカランという工具を使用してナットを回して取外しと取付を行います。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「トラップ」ってなに?
一般的にトラップと言うのは、汚臭が排水口から出てこないようにするための設備です。
・洗面所は「Sトラップ」「Pトラップ」という配管の方法で水をフタにする形で、汚臭が排水口から出てこないようにしてあります。
・台所は、「排水栓」と言うわん型トラップが一体になった排水口が付いており、こちらも水がフタになるように、工夫されています。
・浴室は、「封水筒」と言う部品を使用した筒状のトラップが付いています。これは、ドラムトラップと言う形式で、ある一定の水が溜まると流れていきますが、それ以外の水が留まって、汚臭の流入を防ぐ構造です。
・そして、トイレですが、皆さんもご存じのように、普段から水が便器に溜まるようにして、汚臭を室内に流れ込まないようにしてあるトラップです。
もっと詳しく知りたい方は「排水 トラップ 種類」で画像検索してみて下さい。形も分かるので、納得できるかと思います。(参考:ミツモア)
豆知識「Pトラップ」について
排水トラップには床に接続口のある排水管にはSトラップ、壁に接続口のある排水管がにはPトラップを使用します。
Pトラップは、排水管の形を見ようによっては横を向いた「P」という字に見えなくもない形をしており、そう呼んでいます。
一度下に向かったパイプが上にカーブして、壁の排水管に流れる、という構造をしています。
水を上から流すと、パイプを通った水が、排水管に流れていきます。その時、カーブしている下側”Uの字”の部分に水が残ります。
これが、いわゆる”封水”。排水管を流れている汚水が発する臭いを、洗面台などの排水口にまで流れ込ませない役割を果たしているのです。
壁の配管が横からなのか、後ろなのかによって、トラップにある接続口の方向を変えることが出来ます。”Uの字”の部分は変わらないので、トラップの役割はしっかり果たしながら、配管の位置に合わせて設置する事が可能なのです。
ナットを締めて固定するのですが、金属製の場合はモンキーレンチを使って締めますが、プラスチック製の場合は工具で締めると割れる可能性があるので手締めで行います。
豆知識「Sトラップ」について
排水トラップには床に接続口のある排水管にはSトラップ、壁に接続口のある排水管がにはPトラップを使用します。
Sトラップは、排水管の形を見ようによっては横を向いた「S」という字に見えなくもない形をしており、そう呼んでいます。
一度下に向かったパイプが上にカーブして、また下にカーブして床の排水管に流れる、という構造をしています。
水を上から流すと、パイプを通った水が、排水管に流れていきます。その時、カーブしている下側”Uの字”の部分に水が残ります。
これが、いわゆる”封水”。排水管を流れている汚水が発する臭いを、洗面台などの排水口にまで流れ込ませない役割を果たしているのです。
接続口が2ヶ所付いているので、色々な方向のS字を作ることが出来ます。床の配管の位置に合わせて、設置する事が可能です。
ナットを締めて固定するのですが、金属製の場合はモンキーレンチを使って締めますが、プラスチック製の場合は工具で締めると割れる可能性があるので手締めで行います。
豆知識「防臭キャップ」ってなに?
洗面化粧台等の収納内にある、排水配管接続に便利な製品です。
床から出ている排水管を、床から30㎜ほど立ち上げておき、そこに防臭キャップをはめ込み、トラップの配管や排水のジャバラホースを差し込めば、汚臭が収納内に上がってこない。という仕組みです。差し込みが浅いと外れやすくなりますので、しっかりと行います。
しかし、防臭キャップも「消耗品」です。ゴムで出来ているので、経年劣化すると、ゴムが固くなりヒビ割れや縮みが生まれやすく。排水ホースなどへの密着性が損なわれ、隙間から臭いが上がってきてしまいます。
収納内の掃除をする際などに、防臭キャップを触ってみて、固くなっているようなら取替えましょう。(参考:ミツモア)
【排水管の洗浄でにおいを撃退!家庭で出来る対策とは】
浴室や洗面所、キッチンの水回りから何か臭うような気がする…そんな経験はありませんか?原因がわからず困っている人も多いでしょう。なぜ排水管がにおいの原因となりやすいのか、その理由とにおいの解決方法をご紹介します。
一般的な住宅には、水を使う場所には排水管にトラップが備わっています。主に、キッチンや浴室、洗面所や洗濯機の設置場所、トイレなどの水回りです。
同じトラップと言ってもそれぞれ目的に合わせて配置されており、排水管には主に3つの機能があります。
お風呂などで使った汚水を家の中で漏らすことなく外へと出す排水機能がその一つです。
また、使った水にはゴミや髪の毛などが含まれています。そういった異物を除去するフィルタリング機能が備わっています。
3つ目は異臭防止機能です。排水に含まれる汚れが放つ嫌な臭いをシャットアウトし、排水口から漏れないようにしてくれます。
排水口からのにおいは、排水トラップやゴミ受け、排水管の中にぬめりや汚れがこびりついていることが原因の場合が多いです。
洗濯機や浴室・洗面所の排水口では髪の毛や糸くず、石鹸カスや皮脂などが汚れの元となり異臭を放ってしまいます。
キッチンの排水口では、調理や食器洗いの際に付着した食べカスや油汚れがにおいの原因となることが多いでしょう。
浴室では浴槽や壁、床などの掃除をしていないと、皮脂汚れや石鹸カスがこびりついたままになってしまいます。さらに換気をしていないと湿気が溜まっているため、カビや雑菌が繁殖して悪臭を放つ場合があります。
洗濯機付近のにおいの場合、洗濯槽内にカビが発生している可能性もあります。
臭いを放つ状態の排水管の内容物を分析してみますと、油脂分と有機物がほとんど占めており、この付着物に細菌、真菌、原虫などの微生物が増殖し、発酵することにより悪臭が発生します。
そしてこの付着物は細菌の増殖にともなって細菌が分泌した粘液でできるスライムとともに灰黒色の軟泥状の皮膜に成長し、不快なだけでなく極めて非衛生的なものです。
排水が流れる排水管は、定期的なメンテナンスが欠かせません。
パイプクリーナーなどを活用して、快適な生活を手に入れましょう。
(引用:MISAWA)
豆知識「水栓金具はどこまで自分で交換できる」ってなに?
水栓金具がネットショップで売っているのだから、それを買って自分で直せば安上がり!というのは誰でも思う事。
しかし、本当に自分で出来るのか、一度しっかり考えてみましょう。
”自分で交換4つのチェックポイント”
1.どんな部品が必要になるか判断できる知識があるか
1つ目は交換する場合にどんな部品が必要になるかについて確実に判断できることです。交換用の水栓を購入する場合、必要な部品がすべてセットになっている訳ではありません。
既存部品がそのまま使えれば良いですがその部品も古くなっていれば交換すべきでしょう。取り換えるべき部品が分かるかどうかが判断基準となります。
2.その部品を入手できるかどうか
2つ目はどの部品を使うべきかが判断できたとして、その部品を入手できるかどうかです。交換に必要な部品を購入できなければ交換作業はできません。
3.道具や工具を持っているか、購入できるかどうか
3つ目は交換作業に必要な道具や工具を持っているかどうか、購入できるかどうかです。水栓の交換作業は、ドライバーさえあればほとんどの作業ができる通販の自作ラック作りなどとは違い、特殊な道具が必要になる場合があります。
交換作業の途中で必要な道具や工具が入手できないとわかったら大変です。そういったことにならないように、交換作業に入る前に必要な道具や工具が手元にあることを確認しましょう。手に入らないとわかったら交換作業は業者に任せるべきです。
4.電子機器が組み込まれているかどうか
4つ目は水栓に電子機器が組み込まれているかどうかです。センサーが埋め込まれていて手に反応して水が出るなどのタイプはセンサーが埋め込まれています。
電子機器がからむ場合は交換作業の難易度が高くなりますので専門業者に任せた方がよいでしょう。
(引用:リノコ)
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。
【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。
【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。
【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。
水道局指定工事店です。
◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021
・対応地域
神奈川県全域を対応致します。
【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市
【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町
【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村
【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町
【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町
日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。
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