台所蛇口、浴室蛇口、洗面蛇口、トイレの修理です。
依頼内容は台所蛇口をホース付きに交換したいという依頼でした。想像より見積金額が安かったようで、追加で色々な箇所の修理と交換を頼んで頂きました。
①台所蛇口の取り換え⇒サンエイのシングルレバー混合水栓(機能は無し)が水漏れしており、新規でホース付きのTKGG32EBSに取り換えました。ホース付きでシンクを洗うことを望まれていました。
【台所蛇口の取替え方法】
既存蛇口を取り外す方法は、まず給水ホースと給湯ホースを止水栓から取り外します。
そして、既存蛇口は固定金具でシンクに固定されていますので、台所下に潜って、下から固定金具を立てカランという工具を用いて反時計回りに回すことで、固定金具を外せます。
固定金具を外せれば、台所蛇口を上に持ち上げることで、既存蛇口を取り外せます。
既存蛇口が外せれば新しい蛇口を取り付けます。
新しい蛇口の固定金具をシンクに固定し、蛇口をセットします。
そして、台所下で給水ホースと給湯ホースをそれぞれの止水栓に接続して施工は完了です。
新しい蛇口を取り付けたら、止水栓を開栓し、蛇口に水が流れた時に施工箇所から水漏れが無ければ作業は完了です。
②台所蛇口下の止水栓交換⇒水垢で止水栓のハンドルが固まって回らなかったので、新規のアングル形止水栓へ取り換えました。アングル止水栓の先に付いている給水管をパイプレンチで反時計回りに回して取り外します。
取付時はシールテープとヘルメシールを給水管のオスネジに巻いて、水栓ソケットに挿して時計回りに回して取り付けます。
注意点:アングル止水栓を交換する時に、給水管の先が壁の中に入っていますが、年数の経っている建物だと、壁の中の配管が折れることがあります。
そのような場合は、力加減で危ないことがわかるので、給水管は変えずにアングル止水栓のみを交換します。
③浴室蛇口の取り換え⇒ホースと本体から水漏れしていた為、2ハンドル混合水栓からサーモスタット式混合水栓(TMGG40E)へ取り換えました。
サーモスタット式とは、自動で温度調整ができるレバー付き蛇口のことです。
④洗面蛇口の取り換え⇒お客様が蛇口交換を希望された為、2ハンドル混合水栓からシングルレバー混合水栓(TLHG30EG)へ取り換えました。
TLHG30EGは台付き2ホールでレバーが1つの蛇口です。
⑤洗面蛇口下の止水栓交換⇒止水栓から水漏れして、洗面化粧台の床板が濡れて腐食しかけていました。アングル止水栓へ取り換えました。アングル止水栓に付いている給水管をパイプレンチで反時計回りに回して取り外します。取付時はシールテープとヘルメシールを給水管のオスネジに巻いて、水栓ソケットに挿し、時計回りに回して取り付けます。
⑥トイレの密結パッキン交換⇒トイレタンクから水漏れしていた為、トイレタンクを取外し、密結パッキンが経年劣化でひび割れしていた為、取り換えました。水漏れは止まりました。トイレタンク下のナットをメガネレンチで反時計回りに回せばトイレタンクは取り外せます。取付時はナットを時計回りに回せば締めれます。
追加で色々頼まれましたが、水周りで気になる点は全て解決されたようでよかったです。洗面と浴室の蛇口も2ハンドルからステンレスのシングルレバーへ取り換えたので気に入って頂けたようです。作業時間は約2時間でした。
神奈川水道コラム~雑談と世間話~
豆知識「水回りのリフォーム時期」ってなに?
水回りのリフォームタイミングは、一般的に10年~20年頃を想定しています。
新築住宅を購入した場合は、15年を過ぎた時期からちょこちょこ不具合が生じてきます。
不具合とは、トイレの水の流れが悪くなったり、蛇口から水が漏れたりすることなどです。
見た目上は目立った傷がなくても、構造部分の腐食や劣化が進んでいることもあります。
たとえば、以下のような不具合が発生したら、水回りのリフォームが必要な時期と言えるでしょう。
キッチンの不具合
●蛇口をしっかり閉めても、ポタポタ水が漏れる
●シンクの排水口がつまって水が流れない事がある
●蛇口やシンク下の収納の中にある排水ホースからの水漏れがある
上記のような不具合は、主に給排水管やゴムパッキン、排水栓本体の劣化が原因となっており、これらの交換が必要でしょう。
浴室の不具合
●シャワーヘッドや蛇口からの水漏れ
●浴槽や洗い場からの排水が流れにくい
●水やお湯が出ない
キッチンと同様に給排水管やゴムパッキンの劣化が原因で上記のような不具合が起こります。
ただし、お湯に関してはサーモスタット機能の不具合が原因の場合もあります。
ゴミや髪の毛のつまりが原因で排水が悪くなっている可能性もあるため、確認してからリフォームが必要かどうかの判断をしましょう。
洗面所やトイレの不具合
●洗面台の蛇口からの水が出にくい・流れにくい
●トイレがつまって流れない
●いつも水が流れていて止まらない
●便器内部やウォシュレットからの水漏れ
上記のトラブルは、蛇口の吐水口の部品やゴムパッキン、タンク内部部品の劣化によるものが原因の一つとして考えられます。
トイレのつまりに関しては、大量のトイレットペーパーを一度に流そうとしてつまることも多いです。
これら水回りのトラブルが複数回起きた際は、日常生活に支障をきたすため早めに専門業者に相談し、リフォームを含めて検討したほうが良いでしょう。
(引用:大東建託リーシング)
豆知識「水道メーター」ってどこにある?
戸建て住宅にお住まいの皆さん、ご自宅の水道メーターってどこにあるのか、ご存じでしょうか?
水道料金は、2月に1度請求されていますが、何を元に算出しているかは恐らくご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、灯台下暗しとはこの事。
ご自宅の水道メーターの場所を知らない方が、結構いらっしゃいます。そして、その水道メーターの見方(読み方)も知らない方も。
ぜひ、この機会に水道メーターの位置を確認したり、フタを開けてみて下さい。
マンションやアパートにお住まいの方は、玄関ドアの近くにある「メーターボックス」の中に配管も見える形で設置してありますので、こちらも改めて見てみて下さい。
こちらのTOTOの「水栓の予備知識」にも詳しく書いてありますので、ぜひご覧ください。
豆知識「水を止める必要がある」ってなに?
水まわりの修理や点検を行おうとする場合には、何よりまず大切なのが水を止めること。水を止めるためには、止水栓を閉める必要があります。「止水栓」と聞いたことがあっても、実際にさわったり調整したりしたことがない人の方が多いでしょう。ここでは、そもそも止水栓はどこにあるのか、開けたり閉めたりするにはどうしたらよいのか…
元栓と、個別の止水栓がどこにあるのかを確認しましょう。元栓を閉めれば確実に屋内の水を止められますが、家の中の全ての水が止まると不便です。作業をしたい箇所の水だけを止めるには、どこを操作すれば水を止められるのかを押さえておきましょう。
水道メーターと並んでいるハンドル(バルブ)が元栓です。サイズはいろいろで、車のハンドルのようにまわすタイプと、指でつまんでまわすタイプがあります。どちらも時計回りにまわすと水は止まります。特につまんでまわすタイプの注意点としては、普段あまりまわさないバルブなので、固くなってなかなかまわらないことが多いことです。ペンチなどを用意しておくと、固くなっていた場合でもスムーズにまわすことが出来ます。
(引用:水まわりの教科書)
【家もメンテナンスが必要です】
戸建て住宅の場合は、家自体の管理もメンテナンスも、ご自身で行わなければなりません。
10年以上下水管を洗っていない戸建て住宅だと、排水管に詰まりが出てしまいます。普段の生活では見る事の出来ない場所です。高圧洗浄で排水管を洗うと、結構油脂が出てきます。
また、水回りの製品も永遠に使用できるものではありません。リフォームなども、築20年経たない内にご検討されると良いかと思います。
その、メンテナンスの時期や間隔も、販売した住宅メーカーや不動産などが教えてくれるといいのですが、なかなか難しいのが現状のようです。
この記事を見て、自分の家はどうなんだろうと思った方、「戸建て住宅 メンテナンス」で検索すると、色々な不動産や住宅メーカーがアドバイスしているサイトがヒットしますので、是非、ご自分に合った方法を見つけて下さい。
分譲マンションの場合は、管理費で毎年洗っています。もし、そのような事がないと思った方は、管理組合に問い合わせてください。
(参考:スーモ)
豆知識「賃貸物件はまず大家さんへ報告」ってどう云うこと?
賃貸でアパートや家を借りている場合、何かが故障したら”誰の負担で”修理の工事をするのか、場所によって異なります。
また、店舗を借りて、これから営業を始められる方も、現在営業なさっている方もいらっしゃると思いますが、一つ、知っているようで知らない事があります。
それは、賃貸物件内のどこが壊れたら「大家さん持ちで直す」か
どこが壊れたら「借りている側が自前で直す」か、です。
それを知るには、まず最初に契約書に目を通すのは、もちろんの事として、「壊れた(故障した)らまず、大家さんに報告する」事が大事になってきます。
壊れてしまったら、すぐに直したい気持ちになりますが、修理業者に連絡するより前に、必ず大家さんに連絡してください。
大家さんの紹介の業者さんにしか修理をさせてもらえない場合があったり、逆に、大家さんを通せば、借主側が支払いをしなくていい場合があります。
ですから、「故障があったらまず大家さんへ連絡」なのです。
(参考:CHINTAI)
●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~
【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
配管の水漏れを修理をしたい、配管の引き直しをしたい、下水つまりの解消、下水管を修理したい等のご要望も、高い技術で信頼と実績がございます。
【その他の作業】
階下漏水や屋外の水栓柱・散水栓の水漏れ(土、コンクリート)、蛇口の修理・交換、トイレの修理・交換、洗面化粧台交換、製氷機の設置等にもスピーディーに対応します。
【お見積り】
ご相談・お見積りは無料で、お気軽にご相談下さい。
出来るだけご希望金額に沿えるように致します。
【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。
【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。
水道局指定工事店です。
◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021
・対応地域
神奈川県全域を対応致します。
【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市
【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町
【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村
【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町
【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町
日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。
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