壁付の2ハンドル混合水栓のハンドル部分からと脚の部分から水漏れしていました。蛇口も20年以上使用しているとのことだったので、シングルレバー混合栓(TOTOのTKGG30E)への交換を提案。了解を得ました。
【壁付蛇口の交換方法】
取外し方は、まず、家の外の水道メーターを止めます。水道メーターを止めたら、本体に水と湯の脚(偏心管)がナットで付いていますが、時計回りにモンキーレンチで回して本体を外します。注意して本体を落とさないにします。ちなみに右側が水、左側がお湯です。次に壁についている水と湯の脚をそれぞれ反時計回りに回して外すのですが、築年数が経っている家だと、脚を取る時に力を加えると壁の中で配管がポキッと折れるときがあります。特に給湯配管が銅管だった場合や、壁の中で固定されていなくてグラグラ動くときは要注意です。水栓ソケットに捻じ込まれている脚が固くて取れそうにない場合は無理に取ろうとするのはNGです。水道屋を呼んでください。水道屋も基本的には回して取るのですが、仮に壁の中で折れても壁を割って配管補修が可能です。
取り付け方は取外しと逆にすればいいのですが、脚にシールテープを10回転程度巻いて、水栓ソケットの溝と蛇口の脚の溝に隙間が無いように4~5回転、時計回りに回して脚を入れます。水と湯の両方です。高さと奥行きを合わせながら入れ、本体をセットし、両脚と本体の接続するナットを反時計回りに回して本体を固定します。本体の水平がちゃんと取れたらモンキーレンチで本締めして蛇口の取付完了です。最後に水道メーターを開けて水漏れ箇所が無いかをチェックします。締めが甘くてじんわり出てくるケースもあるので5分ほど眺めて漏れていないようだとOKです。
【シールテープとヘルメシール】
シールテープを何回巻くかは決まった数字はないですが、ネジの溝の隙間が無いように巻ければOKです。私は8~10回は巻きます。シールテープは回していれていく方向に巻きます。回す方向と逆向きにまくとシールテープがブチブチ切れますね・・・。これは漏水の要因になります。それとヘルメシールという糊がホームセンター等で売っていますが、これを塗るとシールテープの隙間にも入って、時間が経つと固まるのでより防水性が高まりますのでお勧めです。
【水栓ソケット、ザルボ】
蛇口の脚(偏心管)を付ける所は水栓ソケットといってメスネジになっています。配管をやり直す時はそこから変えるのですが、蛇口を付ける場合はいじらないです。ただ、水と湯の左右で奥行きに凸凹がある場合はザルボ(持ち出しソケット)を付け足すことで凸凹の調節が可能です。

【壁付蛇口の配管が壁の中で、万が一折れてしまった時】
年数が経っている蛇口で、壁の中の配管がビスなどで固定されていない場合、蛇口の脚を強く回して取ろうとしたら割れてしまうことがあります。
これは危ないなと思ったら、お客様に危ないことを伝えるのですが、蛇口の水漏れが止まらない場合は、リスクを承知で交換することもあります。
そのまま上手く取れたらいいのですが、万が一、壁の中の配管で割れた場合は壁の補修が必要になります。
壁の材質に依りますが、コンクリートやタイルならハツリ機を用いて、割れた箇所付近の壁を砕いていきます。
そして、配管を補修します。
補修後は壁をモルタルか木材か、その壁の材質で直します。
しかし、配管が蛇口付近で折れずに離れた所で折れることもあります。
その場合、補修するには大規模になるので、配管を新たに引き直した方がよいケースも有ります。
そもそも蛇口を普通に取り外そうとして、壁の中の配管が割れる時点で、配管の経年劣化です。
現場を見て対応方法をご提案致します。
一戸建て、分譲マンション、賃貸アパート、店舗において、トイレ、キッチン、台所、厨房、浴室、洗面所、洗濯などの水道トラブルで
蛇口や配管、下水管の水漏れ、詰まりに対する修理、補修、交換、除去、解消を行います。
階下漏水や散水栓、水栓柱の交換、リフォームなども対応可能です。
熟練したスタッフが問題箇所、問題点を素早く的確に見つけ、解決方法をお客様にお伝えし、工事や修理作業をスピーディーに対応致します。
ご相談・お見積りは無料です。ご希望金額に添えるように致します。
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