2019.03.15ブログ

小田原市で排水桝の交換を実施しました

小田原市で以前、トイレ詰まりでお世話になったアパートで、アパートの排水桝が2箇所割れていたので排水桝を交換しました。
排水桝にヒビや欠損がある場合、その欠けている箇所にトイレットペーパーが詰まったり、便は有機物で木の栄養分の為、根っこが生えてきたりして詰まりの原因になります。
また、欠損している箇所から水が出るので周りの土が流されて行きます

コンクリート桝の場合、桝自体が重いので沈んだりすると排水管の勾配が無くなったり、最悪は逆勾配になったりします。逆勾配になると排水は流れなくなります。また、長期間放っておいて、土が大量に流されると家が傾く可能性もあります。

【コンクリート桝から塩ビ桝への交換】

昔の排水管は桝がコンクリート、管が塩ビ管というのが一般的ですが、コンクリート桝というのは20~30年経つとコンクリートが劣化してきてヒビが入っていきます。そこにモノが挟まって詰まりの原因になったり、木の根っこが生えてきたり、水がヒビから漏れたりします。そこで、現在は排水桝自体も管と同じ塩ビ桝に交換します。

交換方法としてはまず、既存の排水桝を取り除くために周りの土を手堀りします。もちろん桝周りがコンクリートの場合、ハツリ機でコンクリートを数~十センチほど割る必要があります。桝交換ではこの作業が一番大変です。排水桝周りだけでなく、排管も新しく繋ぐので、周囲を結構広く深く掘る必要があります。大きなスコップ、小さなスコップ、バール、鍬などを使ってガシガシ掘っていきます。電動スコップ等もあるのですが、排水管の周りには給水配管、給湯配管、ガス管、電気の管なども近接しているケースが多いです。水関係の配管の場合、電動工具で壊しても補修できますが、ガス管や電気管などは壊してしまったらどうしようもなく我々も業者を呼ぶはめになります。当然、電動工具だと一発で壊れます。ちょっと触れただけでもあっさり割れるほど強力です。よって、基本的には手掘りです。深さが50センチぐらいの排水管の場合、60センチほど掘ります。そうして、排水管が全て露わになったら、コンクリート桝を壊していきます。その時にハツリ機を使用します。10㎏前後のハツリ機を使っていますが、ドドドドドと音を鳴らしながら割っていきます。道路の工事現場で皆様も良く見られると思います。コンクリート桝を壊すのはもう少し小さいハツリ機で充分です。逆に大きいハツリ機は重量があるので上から斫るだけです。コンクリート桝を壊す時はハツリ機を持ちながら横からも壊していきます。

ガシガシ壊すのですが、桝には針金が入っていてこれが中々取れなくなっています。ハツリ機と共にハンマーで叩いて針金も取っていきます。最後に細かくコンクリを砕いて土のう袋に入れて廃材処分します。

次に新しい塩ビ桝を土の中に設置するわけですが、その前に既存の排水管をノコギリで切断し、新しい桝に合わせて新しい排水管を既存の排水管に繋いでいきます。その際に注意するのは、勾配がちゃんと取れているかです。水は上から下に流れるので逆勾配になると必ず詰まります。1mで1cm下がればOKです。それと、排水管を塩ビ管用接着剤でしっかり付けます。排水管は給水管と比べて水圧がかかるわけでは無いので外れにくいのですが、もし外れたら、そこから土が入って詰まったり、外れた箇所から水が流れて周りの土を流す事態になってしまいます。

排水管は、台所、お風呂、洗面所、洗濯が呼び径40mmか50㎜のパイプ、トイレが75㎜か100mmのパイプが一般的です。管径が太い方が排水のルートを決める上で角度をつけたりするのが難しくなります。当然細い方が切り回しはやり易いです。

勾配を付けて糊をしっかりつけると、いよいよ土をかけて元に戻します。またはコンクリートを流します。掘った時より土の量は少なくなるので買い足して、しっかり地面を踏み固めて完了です!
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